2015/3/27

『下北沢で生きる』  映画

ビデオアクト上映会で『下北沢で生きる』。下北沢の再開発問題をとらえたドキュメンタリーだが、再開発問題やそれと闘う集会の模様や運動について解説している映画としての側面ももちろんあるのだが、一方でこの街に住む人たちと街の持つ雰囲気の魅力をひたすら紹介しているだけのように思える部分もあり、なんか、とらえどころがない、ちょっと不定形な感じの映画なのだが、それではつまらなかったのかと言うとそういうわけではなく、そういうこの映画の佇まいが下北沢という街そのものじゃないか…と思えるところがあって、妙に面白いのだ。最後の、よしもとばななの朗読も妙というか、不思議な感触だと思った。
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2015/3/21

『無言館』  映画

映画『無言館』(2011年、宮木辰夫監督)を見る。戦没画学生の絵を集めている美術館、無言館の記録。いい作品だと思う。特に面白かったのは、絵を見に来た人たちに感想を聞いたり、美術館を何度も訪れている中学生のグループのひとりひとりに話を聞いたり、そういう声を集め、作品にうまく生かしている。ナレーションで絵の背景を説明するだけではなく、美術館を訪れ、展示を見た人の話を入れるのは効果的だったと思う。当時の画学生たちが絵を描いた青春像と今の若者たちの姿が重なるという効果もある。参考になる作り方だと思う。
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2015/3/12

『アニー』  映画

これはやはり映画館で見ないと。いやー、見事に現代的に作り直していて、そのセンスに脱帽。大富豪を携帯屋の社長にするとか、成程と思う。しかし、そんな風に現代的に置き換えているのに、数々の名曲はぴったりハマルんだなあ。時代をこえて普遍的なものを歌っているということか。キャメロン・ディアスの演技も、現代的に成立させるのにひと役、かっているのではないか。悪役なんだけど、ディアスが演じると憎めない、そういう微妙なところを見事に演じている。ラストの赤い風船が落ちるタイトルバックも、ちょっと『悲しみは空の彼方に』を思い出させるもので、最高。
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