2015/7/21

2015年8月8日、調布で『ふたりのイーダ』上映!  映画

コメント欄で書いた通り、2015年8月8日、調布で『ふたりのイーダ』上映会があるのでお知らせします。

http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1390278678828/index.html


『ふたりのイーダ』(1976年)は、昨年の「被爆者の声をうけつぐ映画祭」でも上映した、被爆の問題をファンタジーで描きつつ、被爆者のリアルも描いているという、ファンタジーとリアルの両立に成功しているという大傑作です。
よろしく。
(下記は昨年の映画祭で上映した時のチラシ。)
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2015/7/18

(終了)「被爆者の声をうけつぐ映画祭2015」のお知らせ  映画

(「被爆者の声をうけつぐ映画祭2015」は2日間でのべ500名をこえる参加者で盛会でした。有難うございました。)

(当初、お知らせしたものより、プログラム3の上映作品、プログラム6のパネリストなど、変更になりました。)

私が実行委員をしている「被爆者の声をうけつぐ映画祭2015」(7月18日、19日、練馬区江古田の武蔵大学江古田キャンパス1号館地下1002シアター教室にて開催)のご案内です。
この「被爆者の声をうけつぐ映画祭」は、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)結成50周年の2006年に、原爆症認定集団訴訟の弁護士の方から被爆の実相を記録した日本映画を見てみたいと提案されたことをきっかけに始まりました。“被爆体験の映像での継承”を目的に、2007年6月、第1回の「被爆者の声をうけつぐ映画祭」が開催されました。最初の映画祭の時には、故 井上ひさしさんや、故 新藤兼人監督らに映画祭の呼びかけ人になって頂きました。その後、「ぜひ継続を!」との声に励まされ、賛同する団体や個人の方々に支えられながら毎年、開催し、今年で9年め(9回め)をむかえます。昨年まで明治大学リバティホールを会場にしてきました。今年度より、練馬区江古田の武蔵大学江古田キャンパス1号館地下シアター教室で開催します。7月18日(土)、19日(日)の2日間、開催します。
今年は戦後70年ということで、各回に次のようなテーマをもうけました。「原爆は被爆者に何をもたらしたか」「映像は原爆被爆をどのように記録したか」「原発・エネルギー政策の嘘と真実とは」「原発事故は人々に何をもたらしたか」「被爆者の声をどのように継承するのか」。このように、歴史的に、原爆と原発について追いかけることが出来るような作品とプログラムを集めてみました。
特に圧巻なのは、1日めの7月18日(土)午後2時から上映する『ヒロシマが消えた日』(77分)、『引き裂かれた長崎』(75分)の2本のドキュメンタリー作品です。1945年、原爆を投下した米軍は戦略爆撃調査団を広島と長崎に派遣し、原爆による建物や人体への影響、人々の生活を生々しく映像で記録しました。その映像記録を米国より独自に入手した株式会社ドキュメンタリー工房が、被爆者たちの証言を巧みに加えて、米軍が記録した映像の意味を解き明かし、原爆被害の凄まじさを伝えた優れたドキュメンタリーです。広島編、長崎編、ともに長尺の作品ですが、飽きさせない構成は見事です。この2本のドキュメンタリーは1994年に製作されたもので、DVD販売で普及してきましたが、スクリーンでの上映は今回が初めてです。ぜひこの機会に多くの方に鑑賞して頂きたいと思っています。なお、この2本の上映にはあわせて映画評論家の石子順さんの講演があります。
そのほかにも力作を集めました。また最後の7月19日(日)午後6時からのプログラムでは「被爆者の声をどのように継承するのか」というシンポジウムも開催し、被爆者の証言映像を上映し、永田浩三武蔵大学教授、斉藤とも子さん(女優) 、有原誠治さん(映画監督)らが語り合います。
よろしくお願いいたします。
金子サトシ

(下記がプログラムになります。)
*「被爆者の声をうけつぐ映画祭2015」のお知らせ
とき: 2015年7月18日(土)〜19日(日)
ところ:武蔵大学江古田キャンパス 一号館地下1002シアター教室
主催:被爆者の声をうけつぐ映画祭実行委員会
   武蔵大学社会学部メディア社会学科永田浩三ゼミ
後援:日本原水爆被害者団体協議会 / ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会

1日目 7月18日(土)
プログラム(1) 10:00〜12:15 原爆は被爆者に何をもたらしたか
劇映画「ヒロシマの証人」(110分)監督 斎村和彦
ビデオメッセージ 山口逸郎プロデューサー

プログラム(2) 14:00〜17:15 映像は原爆被爆をどのように記録したか
ドキュメンタリー「ヒロシマが消えた日〜人類最大のあやまち・原爆〜」(77分)
ドキュメンタリー「引き裂かれた長崎〜人類最大のあやまち・原爆〜」(75分)
トーク 石子順(映画評論家)

プログラム(3) 18:30〜21:00 誰が戦争をつくりだすのか
ドキュメンタリー「汝 多くの戦友たち」(90分)東ドイツ、1956年製作 日本語版監督 徳永瑞夫

2日目 7月19日(日)
プログラム(4) 10:00〜12:30 原発・エネルギー政策の嘘と真実とは
ドキュメンタリー「日本と原発」(135分)監督 河合弘之

プログラム(5) 14:00〜16:30 原発事故は人々に何をもたらしたか
ドキュメンタリー「飯舘村 わたしの記録」(68分)監督 長谷川健一
ドキュメンタリー「チェルノブイリ 28年目の子どもたち」(43分)ディレクター 白石草
トーク 白石草ディレクター

プログラム(6) 18:00〜20:45 被爆者の声をどのように継承するのか
シンポジウム 〜被爆者の声をどのように継承するのか〜
証言映像「原爆は、人間として死ぬことも生きることもゆるさなかった」(36分)
コーディネーター 永田浩三武蔵大学教授
斉藤とも子(女優) 有原誠治(映画監督)吉田みちお(被爆二世)

エンディング 歌唱 中島清香(声楽家)

鑑賞券
(鑑賞券は各プログラムごとの料金です。入替制、開場は各回30分前です。)
(なお、プログラム(3)のみは入場無料です。)
大人 1000円(当日1200円)
学生  500円(当日 700円)*中学生以下は無料です。
フリーパス券 4000円

問い合わせ先
電話:03−5466−2311(共同映画)
   090−1793−6627(金子)

会場:武蔵大学江古田キャンパス 一号館地下1002シアター教室   
(西武池袋線 江古田駅から徒歩6分、地下鉄大江戸線 新江古田駅から徒歩7分、有楽町線 新桜台駅から徒歩5分、有楽町線・西武池袋線 桜台駅から徒歩9分)

「被爆者の声をうけつぐ映画祭2015」上映作品紹介
プログラム1)原爆は被爆者に何をもたらしたか
「ヒロシマの証人」劇映画 1968年 110分 モノクロ 監督 斎村和彦 製作委員会
1960年代、原爆症で亡くなる者が後を絶たない。貧しい被爆者たちが暮らす相生地区は、団地の建設計画によって立ち退きの対象となる。死の恐怖と生活苦に苛まれる被爆者たちは、やがてABCC(米国原爆傷害調査委員会)の非人道性を批判する医師たちとともに立ち上がる。被爆者を核戦争のモルモットとしてしか見ないアメリカ政府と、放射線の影響を軽視し、被爆者を切り捨てる日本政府の姿を告発し、原爆被爆のもたらす非人道性を浮き彫りにしている。

プログラム2)映像は原爆被爆をどのように記録したか 
ドキュメンタリー「ヒロシマが消えた日〜人類最大のあやまち・原爆〜」(77分)
ドキュメンタリー「引き裂かれた長崎〜人類最大のあやまち・原爆〜」(75分) 
1994年  製作:ドキュメンタリー工房
1945年、原爆を投下した米軍は戦略爆撃調査団を広島と長崎に派遣し、原爆による建物や人体への影響(効果)をカラーフィルムで生々しく記録し、あわせて焼け跡で生きる人々の生活を記録した。その映像記録を米国より独自に入手したドキュメンタリー工房が、映像に記録された被爆者たちの証言を巧みに交えて、米軍が記録した映像の意味を解き明かし、原爆被害のすさまじさを訴える。
広島編、長崎編、ともに長尺にもかかわらず、あきさせない構成は見事である。米戦略爆撃調査団のカラー映像は、10フィート運動で製作された「にんげんをかえせ」などでその一部が紹介されていたが、本作品では、広島、長崎ともに、街並みから建物の破壊のすさまじさ、人体や環境への影響までと、広範囲に及ぶ被爆の実相を第一級資料である貴重な映像で伝えている。
広島編には、高橋昭博、深見 潔、沼田鈴子、吉川生美。長崎編には山田拓民、秋月辰一郎、片岡ツヨ、谷口稜曄、山口仙二たち被爆者が登場し、貴重な証言をしている。
本邦初公開
本作品は1994年に製作され、DVDで販売されている。スクリーンでの一般公開は本邦初となる。

プログラム4)原発・エネルギー政策の嘘と真実とは
「日本と原発」ドキュメンタリー 2014年 135分 製作/監督 河合弘之 構成/監修 海渡雄一 脚本/編集/監督補 拝身風太郎 制作 Kプロジェクト
全国の脱原発裁判の先頭に立つ弁護士が、映画を通して「原発の今」を問う。福島原発事故を起こしたのは地震か津波か? 規制基準が3・11以降もなぜ甘いのか? 電力は不足しているのか? 原発のコストはほんとうに安いのか? 国富の流出は発表されるほど巨額なのか? 人々の苦しみに寄り添いながら、再稼働へ動く国のエネルギー政策に鋭く迫る。

プログラム5)原発事故は人々に何をもたらしたか
「飯舘村 わたしの記録」 ドキュメンタリー 2013年 68 分 撮影・監督 長谷川健一  編集・構成 細谷修平  製作 OurPlanet-TV 協力 甲斐賢治
2011 年4月、福島第一原発事故直後、酪農家長谷川さんは、ビデオカメラを購入し独学で撮影をはじめた。全村避難となり 6 千人以上の住人が村を追われた福島県飯舘村で、飼育していた牛との別れ、荒れる田畑、そして、家族・仲間への思いを住民の視点で綴った日々の記録。
「家族そろって暮らす日は、二度とないだろう」
村を去るまでの静かな言葉の数々に、震災後 4年を経た今を考えたい。
「チェルノブイリ 28年目の子どもたち」 ドキュメンタリー 2014年 43分 ディレクター 白石 草 製作 OurPlanet-TV
東電福島第一原発事故から3年後の2014年、将来福島で何が起きる可能性があるのか。これを知ろうとディレクターは28年前のチェルノブイリ事故で福島市とほぼ同じレベルに汚染されたとされるウクライナ・コロステンを取材する。そこで見たのは、事故後増え始めた様々な健康問題が、世代を超えて今なお続いている実態と、政府から被曝者への手厚い支援策であった・・・。

プログラム6)被爆者の声をどのように継承するのか 
証言映像「原爆は、人間として死ぬことも生きることもゆるさなかった」
2014年 18分 製作 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会
被爆者の証言による原爆の半人間性シリーズ第1回作品。核兵器は人間と共存できない。あのキノコ雲の下で、いったいなにがあったのか。原爆被害者自身の言葉、手記、証言、描いた絵などをもとに構成された貴重な証言映像。

「被爆者の声をうけつぐ映画祭」ブログ
http://hikakueiga.exblog.jp
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2015/7/6

朝日新聞に「被爆者の声をうけつぐ映画祭」の記事が掲載  映画

私が実行委員をしている「被爆者の声をうけつぐ映画祭2015」の記事が、本日(7月6日)の朝日新聞朝刊、東京面で掲載されました。よろしくお願いします。

(以下、転載)
被爆者の声 銀幕で次代に
18・19日 練馬で映画祭
初上映・原発事故の記録も
 
 原爆や放射能の被害などをテーマにした「被爆者の声をうけつぐ映画祭」が18、19の両日、練馬区豊玉上1丁目の武蔵大学で開かれる。広島、長崎の原爆投下から東日本大震災に伴う福島原発事故、その後まで、戦後70年間を映像で振り返る企画だ。

 監督や映画関係者らが実行委員会を組織して2007年に始まった。毎年開催し、これまでに延べ81本を上映。6千人以上が鑑賞した。今年は2日間に8本を上映の予定だ。
 「ヒロシマの証人」は1968年制作のモノクロ劇映画。原爆を投下した米国政府や、投下後に被災地に入った米国の調査委員会を批判する場面など、戦争の記憶が生々しい作品だ。DVDにもなっておらず鑑賞できる貴重な機会になる。
 「ヒロシマが消えた日」「引き裂かれた長崎」のドキュメンタリー2本は、DVDで販売されているものの、映画館での上映は今回が初めて。いずれも94年の制作で、米国が原爆投下後に撮影した被爆地の映像がふんだんに使われている。
 「日本と原発」は、脱原発裁判に取り組んでいる2人の弁護士が、監督と監修を担って制作したドキュメンタリーだ。電力は不足しているのか、原発のコストは安いのかなど、国のエネルギー政策に迫る。
 「飯舘村わたしの記録」は福島県飯舘村に暮らしていた酪農家が、福島原発事故後に村を追われた一部始終を自ら撮影した作品だ。
 2014年に完成した「チェルノブイリ28年目の子どもたち」は旧ソ連・チェルノブイリでの原発事故の健康被害が世代を超えて続いている現実を伝えている。
 最終回は「被爆者の声をどのように継承するのか」をテーマに、証言映像を18分間で上映。その後、永田浩三・武蔵大学教授の司会でシンポジウムを開く。女優斉藤ともこさんや監督の有原誠治さん、被爆2世らが参加する予定だ。
 実行委員会の事務局を務める映画監督の金子サトシさん(50)は「戦後70年がたち、亡くなる被爆者が増えている。せめて映画で記録し、次の世代に継承したい。被爆者の声をどのように若い世代に伝えていくかが私たちに問われている」と話す。
 会場は1号館地下で、入れ替え制。大人千円(当日券1200円)、学生500円(同700円)。全作品フリーパス券(4千円)もある。中学生以下無料。 詳しくは共同映画(03・5466・2311)または金子監督(090・1793・6627)へ。                         (斎藤智子)
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