2015/9/29

(終了)「食卓の肖像」2015年11月14日、東京・杉並で上映会  映画

(下記の「食卓の肖像」、杉並上映会は終了しました。雨天にもかかわらず来場された皆様、有難うございました。)

「食卓の肖像」上映会

「カネミ油症事件」は戦後最大級の食品公害事件です。この事件を知らない人、もう過去のことだと思っている人にぜひ観てほしい映画です。
健康に良い油というふれこみで売られた米ぬか油で、直接ダイオキシン類を体内に摂取し、どういう結果がもたらされたのでしょうか。10年間の被害者の聞き取りで作られたドキュメンタリーです。
1回目と2回目の上映の間に金子サトシ監督のお話があります。
どうぞご来場ください。

2015年11月14日(土)     (上映時間103分)
1回目 13:30〜 2回目 16:30〜
15:20〜 金子サトシ監督のお話

会場 あんさんぶる荻窪 4階第2教室
荻窪駅西口下車(南側)、西荻窪方向に徒歩3分
杉並区荻窪5丁目15番13号
地図
http://www.mapion.co.jp/m2/35.70392589,139.61656106,16/poi=0333983191-002

入場料 500円
申込み 消費者センター ☎03-3398-3141 (10月21日から受付け)

 定員 各回39名 (お申し込み順)
                     

主催 杉並区消費者グループ連絡会
共催 杉並区

「食卓の肖像」HP
http://shokutaku.ne.jp/archives/491
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2015/9/2

『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』  映画

スコットランドの人気バンド、ベル・アンド・セバスチャンのスチュアート・マードックが初めて監督・脚本で撮った映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』が、なんとも自由で、羨ましい出来栄えの映画。ゴダール『はなればなれに』とハル・ハートリー『シンプルメン』へのオマージュとして、この上ない味わいのものだろう。拒食症の少女が音楽で変わって行くひと夏の物語としては、脚本的にはいろいろと穴があり、病気の描写とか、あまりに細部の描写が足りないところがあるのはたしかだが、ミュージカルなので許されるということを効果的に使っていると言える。何よりミュージカルなのだから病気とかを深刻に描いてしまってはミュージカルの軽さが成立しなくなるし、深刻なことを軽く描けることがミュージカルの醍醐味なのだから。ミュージカルシーン自体はたとえば最近の『アニー』に比べると迫力は足りないけど、しかしアメリカ的な楽天性のミュージカルでは別の味わいのものになってしまう。こうしたヌーヴェルヴァーグ風の等身大青春映画の味わいはなくなってしまう。マードックが発想してから10年ぐらいかかって完成した映画らしいのだが(映画本編よりもサントラのアルバムのほうが先に出来たらしい)、10年かかっていながら、最初の撮りたい衝動をそのまま持続させたような、なんとも初々しい映画になっていることがむしろ、この映画のいい要素だろう。もしかすると、これはミュージシャンの人がつくった映画だからかもしれない。歌は、瞬間的な衝動を歌うものが多いけど、実際には一瞬のひらめきだけで歌がつくられるわけではなく、いろいろな手間隙をかけて歌が完成するのだと思うが(映画をつくるほど、手間隙はかからないとしても)、いかに衝動とか一瞬のひらめきとかを持続させて完成体のものに持ち込めばいいのかということは歌をつくる上で重要な要素なのではないかと思う。マードックはそうした歌づくりの手法を映画づくりに持ち込んでいる気がする。しかし、ヌーヴェルヴァーグの映画とは、本来、そういうもの(即興的なー実際には即興で撮られたわけではなかったとしてもー感触で撮られたもの)だったのではなかったのだろうか。
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