2017/1/28

『SHARING』  映画

『SHARING』(篠崎誠監督)を、ようやく、ギリギリで。
演劇の練習の繰り返しと夢からさめることの繰り返しということを重ねる構造がうまい作りだなあと思う。
あと、演劇が効果的だと思ったのは、クライマックスの芝居のシーンで真正面からの女優のアップをとらえることが出来る。(芝居を見ている人達に役者が訴えるという形で。)
篠崎誠監督は立教大学S.P.P.出身だけど、立教大学S.P.P.の人達の映画は、特に万田邦敏監督がそうだけど、女優の横顔を撮ることはよくて、女優の横顔や後ろ姿はハッとする撮り方をするんだけど、女優の顔を正面から撮るのは撮り方を見いだせないで来たところがあるように思う。
でも、今回の篠崎誠監督の『SHARING』は、女優の顔を正面から独特の撮り方で撮るということに成功しているように思う。特にラストカットが素晴らしい。
0

2017/1/26

『アイ・イン・ザ・スカイ』  映画

ドローンの遠隔操作による現代の戦争。この「見えない」戦争を、いかに「見える」ものとして示すか。この映画は、極めて明快に、「見える」映像を示すことに成功している。
ネット評を見ると『シン・ゴジラ』と並べて語られているようだが、たしかに『シン・ゴジラ』と重なる要素はあるが、『シン・ゴジラ』にはこの『アイ・イン・ザ・スカイ』のように具体的な「映像」そのものはなかった。もちろん、『シン・ゴジラ』には高度な映像編集の技術はあったと思うし、それも何らかの達成であることは認めるけど、『アイ・イン・ザ・スカイ』は巧みな映像編集、語り口だけでなく、観客が凝視することになる「映像」そのものを示している。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ