2014/10/17

『小川町セレナーデ』  映画

これは面白い。前半、物語、歳月がどんどん進むので、やけに歳月の進行が早いなと思って見ていたら、中盤部で、いよいよ主の物語の「おかまバー」の話になり、それまでが全て「前触れ」だったことに気付き、「おかまバー」というキワものの物語を成り立たせるためにこれだけの涙ぐましい映画的アイデア、物語を繰り出していたのかと思わずジーンとなる。
以前に、日向寺太郎監督の『爆心 長崎の空』が、原爆を題材にアルトマンの群像ドラマのようなことをやろうとしていて、その意欲は凄いと思うが、うまくは行っていないようでやはりアルトマンのようなことをやろうとするのは難しいのかと思ったのだけど、原桂之介監督のデビュー作『小川町セレナーデ』は、独自のやり方で、アルトマンの人間喜劇のようなことをやり遂げている。
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