2015/2/28

『アメリカン・スナイパー』  映画

この映画に対して、反戦映画だとか厭戦映画だとか、逆にやっぱりアメリカ万歳映画になっているのではないかとか、いろいろな受け取り方はありだとは思った。というか、僕が思ったのは、そういう大局的なことは結局、この映画では描かれていず、描かれていないことなので、いろいろな受け取り方は見る人によって自由なのではないかと。ではこの映画は何を描いていたのかと言うと、むしろ、主人公の身の回りに起きたこと、ごく身の回りのことばかりを描いた映画なのではないかと思った。極端な父親のもとで育った主人公が、スナイパーとして戦争に行き、それは祖国を守りたいという純粋な気持ちであったことは疑わないけど、本当にそうなのか、そもそも自分は自分の妻や家族さえも守れていないのではないかと葛藤し…。身の回りのことしか描かれていない。戦場から、銃を片手に、携帯電話で妻に電話するのが象徴的なのではないだろうか。主人公にとって、祖国アメリカがどうこうということより、妻との関係性のほうが身近な、本当の重要事だったのかもしれない。
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