2005/6/27

民主党と共産党  時事問題

ところで、民主党の岡田党首が拉致被害者家族会、救う会、支援者たちの座り込みに激励に駆けつけていたようだけれども、岡田氏は北朝鮮に経済制裁をすることに賛成なのだろうか? 激励したということは当然、賛同されているのかと思うが、しかし、ならばなぜ民主党が党を挙げてそのように主張してもっと精力的に北朝鮮に経済制裁を行う運動に取り組まないのか? 岡田氏は個人的には賛成なんだけど、党内にはいろいろな意見があるので党として統一した運動としてはそうしたことを掲げて運動をしないということなのだろうか? しかし、そうすると民主党という政党はそもそも何を目的(目標)にして集まっている人達なのだろうかという疑問が湧いてくる。
共産党のように、北朝鮮問題で異論をもつ萩原遼氏を除籍にするといった、少しでも組織の方針に異論をもつ人間は排するというのも行き過ぎている気がするけれども、民主党のように、いろいろなバラバラの考えの人達が集まっている組織というのも一体、何を目標にして集まっている組織なのかが傍目から見て分かりにくいように思う。
つまり、組織論的に言うと、組織の基本方針に少しでも外れて異論をもつ人間は排するということだと、組織の方針が間違った方向に行ってしまった場合に組織内で議論がされず、軌道修正することが出来なくなってしまう。いったん決めた方向に頑なに進むことに陥りやすい。
すべての異論のある人は組織から排するというのはそういう点で危険性があると思うのだけど、かといって、それは基本的には自分たちの組織はこうしたことを統一した目標に掲げていると表明した上で、それに対する組織内の少数派の異論者も残し、方針に対して批判や議論の余地も残しておくということである。
これが、ひとりひとりが言っていることがバラバラで、その組織の統一した方針自体がどういうことなのかがよく分からないということでは、そもそも何のための組織なのかが分からなくなってしまう。ただの何らかの親睦団体ならいろいろな考えの人が集まっているのでもいいけれども、政治結社であり、つまりは何らかの統一した政治的目標があって集まっている組織なのではないのだろうか?
共産党の場合は、とにかく日朝国交正常化を進めることを支持しているのだなと方針が明快でその意味では(その共産党の方針に賛成か反対かはともかく)傍目から見て分かりやすいが、民主党が北朝鮮外交にどのような方針なのかは分かりにくい。

(まあ、考えてみれば僕もいろいろと傍目から見て分かりにくいことを言っているほうかと思うのであまり人のことを言っていることが分かりにくいと言える立場でもないのかもしれないけど、だから僕の場合はあまり組織に属してどうこうみたいなことは不得手なので、勝手にいろいろ思うことを個人的に言ったりするという立場をとっているわけではあるのだけれども。)
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