2006/6/12

『不敵な男』  映画

ラピュタ阿佐ヶ谷で『不敵な男』。
新藤兼人脚本、増村保造監督のコンビの作品で、田舎出の女性をかどわかしては売りとばしてしまうチンピラの男、サブ(川口浩)が秀子(野添ひとみ)をかどわかそうとするところをつかまり刑務所に入れられる。出所後、2人は再会して・・という、増村らしいボーイ・ミーツ・ガールもの、それも加害者の男と被害者の女の関係性が変わっていくというボーイ・ミーツ・ガールもので興味は持てるのだけれども、秀子の生い立ちと心の変化がもうひとつ、つかみどころがなく、2人の関係性の変化に説得力がなかったような気がする。もしかしたら新藤脚本ではヒロインの生い立ちがもっと書き込まれていたのを、増村は神秘性をもつ女性像のヒロインにするためにカットしたところがあるのかもしれない。何を考えているのかが分からない女というのは神秘性を感じるのでそれが魅力になる要素もあるかとは思うのだけれども、この話の設定では説得力のなさになってしまっているように思えた。
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