2012/6/19

六ヶ所村、3年半ぶり、試運転再開!  原爆・原発問題

*原発、再稼動の動きにどうすればいいのかと思っている間もなく、先程、こんな驚くニュースが流れています。

再処理工場、試運転再開
六ヶ所村で3年半ぶり 日本原燃
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012061800976


(時事ドットコムから引用)

日本原燃は18日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、試運転を再開したと発表した。
試運転は、2008年12月以来約3年半ぶり。
政府は使用済み核燃料を再処理せず地中に埋める直接処分も含め核燃サイクルの見直しを進めており、国の政策が不透明な中での試運転となった。
再開したのは、使用済み核燃料を溶かした際に生じる高レベル放射性廃液を、ガラスと混ぜて固める試験。
工場の稼働に向けた最終準備段階と位置付けられている。
(2012/06/18-21:48)
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2012/6/13

訃報 日隅一雄さん  原爆・原発問題

元産経新聞記者のジャーナリストで弁護士の日隅一雄さんが亡くなられました。

弁護士・日隅一雄さん死去(東京新聞)
http://ceron.jp/url/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012061302000102.html

ガンと闘病しながら、福島第一原発事故後、連日、東電の記者会見に通われていたのですね。
ご冥福をお祈りいたします。
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2012/6/6

福島原発事故、本格的に集団訴訟の動き  原爆・原発問題

福島原発告訴団、6月11日に第一次告訴。

http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2012/06/611_04.html?spref=tw

原告が1200人を越えたそうです。凄いですね。

また、いわき市の人達を中心にした訴訟はもっと多くて、1600人の原告になりそうと聞きました。(福島県の中では比較的、線量が低いいわき市の人達が集団訴訟を起こすのは大きな意味があると思います。)


*そのほか、原発関連で気になった情報をふたつ。

首都圏を襲う、超高線量の「黒い物質」Part1(志葉玲さんの記事)
http://reishiva.jp/report/?id=5888

「黒い物質」の話はこれまでインターネット上で見た覚えがありますが、漠然とした言い方のもので、これは何か、デマの類いのものかと思っていました。
しかし、この志葉玲さんの記事では、具体的にどのようなものかが特定され、また線量が非常に高いことが確認されているようですね。そうであるならば、ただのデマだろうと軽く考えないで、きちんと調べてみる必要があることなのかもしれないと思いました。


「真実はどこに?」 〜 WHOとIAEA 放射能汚染をめぐって 〜

http://www.savechildrengunma.com/truth/whoiaea/

書き起こしがされています。(どなたが書き起こししたものかは知りませんが。)
この内容に、偏っているものではないかなど、批判のある方もいるかもしれませんが、参考になるものだと思います。
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2012/5/21

橋下さん、それはちょっと・・  原爆・原発問題

橋下さん、「ピーク時に限定して再稼働させる」だって。でも、それなら、ピーク時のために原発を温存させるのだから、何も変わらないのではないでしょうか。

http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E3EBE2E3858DE3EBE2E7E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

>橋下徹大阪市長は19日、大阪市内で開いた関西広域連合の会合で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)を夏の電力需要のピーク時に限定して再稼働させる案に言及した。橋下市長は再稼働を「容認したわけではない」と強調する一方で「ゼロか100かの議論ではなく、フル稼働に向けた動きを少しでも食い止めるためのぎりぎりの提案」とした。
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2012/5/16

福島県が18歳以下の医療費無料化  原爆・原発問題

*国で負担してくれないので、結局、県で負担して行なうことになったようだ。

(ニュース)
福島の18歳未満3万人が避難 流出抑制へ医療費無料化(河北新報社)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120515t61013.htm

「県外流出を食い止める施策の一環として県は14日、10月から18歳以下の医療費無料化を実施する方針を正式に発表した。
 県議会6月定例会に本年度分の事業費10数億円の補正予算案を提出する。
 対象は、県内に住所がある小学4年生から18歳以下の人で県外避難者も含む。実施主体は市町村で、県が東京電力の賠償金などを基に創設した県民健康管理基金から全額補助する。小学3年生までは県内の全59市町村で既に無料化が図られており、県の事業との組み合わせで18歳までが一律無料化となる。」

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2012/5/7

「偽装停電の夏」をくいとめよう(田中優)  原爆・原発問題

*偽装停電って・・。ネタみたいな話ではあるが、もはや、ネタとは言えないかもしれない・・。それぐらい、近ごろはリアルな現実とネタとの境い目が見分けがつかなくなっているような気がする・・。
 まあ、<緊急拡散希望!>とあったので、勝手に転載してしまいます。

(以下転載)

<緊急拡散希望!>
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 ◇■ 田中優より ■◇
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■「偽装停電の夏」をくいとめよう

 5月5日の今日、北海道電力の泊原発が停止し、42年ぶりに原発の稼働していない日を迎えた。

 うれしい日に申し訳ないのだが、この先の不安を伝えたい。

 ぼくとしては珍しく、拡散してほしい話だ。

 何かというと「偽装停電」の不安だ。市民が「原発なしでも電気は足りる」と言っている最中、停電させるのは「やっぱり原発が必要なんだ」というPRに使える。
 電力会社と政府は、去年も「計画停電」を偽装した。

 その前に「需給調整契約*」を使って大口契約者の電気を止めれば足りたのに、それをしなかった。しかもピークの出ない土日や平日の夜間、街路灯まで消した。

 これは偽装だろう。そこまでする人たちが、この「原発は不可欠」と訴えたいこのタイミングを逃すだろうか?

 もともと家庭の電気消費は少ない。2010年で年間わずか22%にすぎない。
 しかも足りなくなるのはピーク消費のある、ごく一時的だけだ。
 ピーク時の「夏場・平日・日中」は、家庭の三分の二は不在で、ピークの電気消費に対する家庭消費の割合は1割にすぎないのだ。
 だからそもそも家庭の問題ではない。節電すべきなのは事業者なのだ。

 しかし大阪市の橋下市長はすでに、「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。安全はそこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに一つだ」と話し、大飯原発3、4号機を再稼働の問題を、人々のライフスタイルの問題にすり替えている。それは橋下が2月に経産省や民主党幹部と隠密裏に意見交換した後のことだ。
 とっくに橋下は心変わりをしている。

 偽装停電させれば、人々の「原発必要神話」は復活する。なんとステキなプランだろうか。電気消費の半分を占める上位200社は守られて、中小零細では停電して、コンピュータの重要なデータを失う。しかし原発で豊かになるのは200社の側なのだから、これは魅力的な作戦ではないか。

 ぼく自身、その問題があるので、無制限に「原発なしでも電気は足りる」とは言って来なかった。「こうすれば足りる」と、具体的な節電策やら料金設定やらを提案してきたのはそれが理由だ。日本の電力業界は信用に値しない。日本でなら偽装は可能だと思う。他の先進国よりはるかに情報が公開されておらず、昨年の「計画停電偽装」の実績もあるのだ。日本で隠しおおせる可能性は高い。

 ピーク時に電気が足りてしまう危険性は大きく四つある。

1.揚水発電の緊急電力
2.他の電力会社からの融通
3.電力需給調整契約
4.自家発電などの余剰電力 だ。

ぼくが電力会社だったらこうする。

 まず、揚水発電所が使えないようにするために発電所の稼働数を減らす。揚水発電は単なるバッテリーだから、前日までの電気があれば貯めておけば足りてしまう。ここに水を貯めておく余裕はなかった、夜間の深夜電気に余裕がなかったと言っておけばいい。すでに関電は使うことのできる緊急用の老朽化した火力発電所は一基だけだと発表済みだから、この点はカバーできている。

 次に、他の電力の融通を受けない仕組みにすることが大事だ。関西電力は、実は中電・北陸電力・中国電力と送電線がつながっていて、余剰電力を受け取りやすい位置にある。実際には、この融通電力は非常に高くつくことが問題だ。「受け取るより原発を動かしたい」のが再稼働を求める本音だ。だから他の電力会社もひっ迫していることにする。それはすでに各社発表済だ。

 三つ目に大口の大手会社に協力してもらい、停電しない根拠とされてしまう「電力需給調整契約」を結んでおく。東京電力はこれで計画停電を避けられたはずのに、それをせずに計画停電を実行した。ばれないならそのままでもいいかもしれない。でも万が一のことを考えて契約数を増やして、「大口の大会社も努力してくれているんです」と主張できるようにしておく。

 四つ目に大企業が持っている自家発電を頼れないものにする。これは電力会社以外の電気を買い取る実績になるからもともとしたくない。東京電力もしなかった。とすれば「系統が不安定になる(電圧が不安定になる)」とでも言っておけばいいかもしれない。もしくは邪魔になる自家発電を停止させるのがいいかもしれない。「自家発電電気のひっ迫」や「緊急時の発電機は不安定」と言っておけばいいかもしれない。

 そして偽装停電させる。中小零細企業は特にバックアップ電源を持っていないから、当然騒ぐだろう。
「どうしてくれるんだ、市民がバカみたいに原発なしでも電気は足りると騒いだ結果、我々の業務には大きな被害が出た(実際に大きな被害が発生するだろう)。やっぱり原発なしでは雇用も守れない、原発再稼働は生命線だ」と怒りだす。
しめしめ、これで原発は当分不滅のものになる。

 これが偽装停電のシナリオだ。橋下市長は上に見たようにすでに主張を変え、現実には関係のない「市民のライフスタイル論」に責任をなすりつけている。すでに大阪市を手伝っている市民活動家は梯子を外されている。彼らの面子に配慮したりはしないだろう。

 このことを多くの人たちに知らせてほしいのだ。もちろんテレビも新聞もあてにはできない。後になってから「検証」なんて言うだけだ。
 しかし今の私たち市民には、インターネットとSNSがある。彼らが偽装停電ができなくなるくらいに多くの人に知らせよう。ここは市民の伝達力と、原子力マフィアの伝達力の勝負になる。もちろん彼らの方が物量ともに圧倒的だ。しかし市民の小さな伝達が何度も繰り返し行われることで、彼らの偽装停電を止められることになるかもしれない。

 可能ならチュニジアのジャスミン革命のような伝達力を持って、彼らのもくろみを失敗させよう!


* 「需給調整契約」とは、大口企業の電気代を割安にする代わりに、電力需給がひっ迫した際に、電気利用の削減義務を負う契約。具体的には数時間前に連絡を受けて、工場を止めたり、冷房を切ったりする義務を負う代わり、電気料金を安くしてもらう契約。
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2012/4/22

「ビキニ事件と福島原発事件を体験して〜第五福竜丸乗組員 大石又七さんのお話」のお知らせ(終了)  原爆・原発問題

(下記のイベントは終了しました。)

*東京、杉並区高円寺の庚申文化会館で、大石又七さん(第五福竜丸乗組員)のお話を聞く会を開催しますので、お知らせします。

☆★☆“ビキニ事件と福島原発事件を体験して    
     〜第五福竜丸乗組員 大石又七さんのお話”☆★☆
                                   
 杉並から全国に広がった原水爆禁止署名運動の出発点はビキニ水爆実験でした。
第五福竜丸の乗組員としてビキニ事件の一部始終を見つめてきた大石さんは、“原発の原点はビキニ事件であり、ビキニ事件は決して昔話ではない”と語ります。

 再び、放射能におびえる今、ビキニ事件・原発導入・福島原発事件を体験した、現代の語り部大石さんのお話をじっくりと聞きませんか。ぜひ、ご参加下さい。

日時:2012年4月22日(日)、2時〜5時(開場1:40〜)

お話:大石又七さん(第五福竜丸乗組員)
   著書:『死の灰を背負って』、『ビキニ事件の真実』
   『これだけは伝えておきたい―ビキニ事件の表と裏』
   『予言』・・・当日、会場で販売します。

場所:庚申文化会館(杉並区高円寺北口の純情商店街を通り、突き当たりを左に折れ、庚申通りのドーナツ屋隣、駅から5分)

資料代:500円(高校生以下無料)

主催:歴史をたずねる会@杉並

連絡先:丸浜 e-maruha@jcom.home.ne.jp
    茶房高円寺書林(HPあり)(03-6768-2412)
    sabo.kouenjishorin@gmail.com
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2012/4/11

元スイス大使、村田光平氏の参議院予算委員会での衝撃的な発言内容  原爆・原発問題

*参議院予算委員会公聴会で、元スイス大使、村田光平氏の発言(2012年3月22日)内容は、本当に戦慄すべき内容でした。
下記に動画と文字おこしがあるようなので、とにかく、いま、いろいろとあちこちで議論があるようですけど、まずこの圧倒的な現実というものを把握した上で我々は物事を考えなければいけないかと思いますので、参考までリンクさせて頂きます。

動画アドレス
http://www.youtube.com/watch?v=9bq81boQL_Y

文字おこし(カレイドスコープさん)アドレス
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1198.html

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2012/3/28

原爆症:認定申請却下取り消し求め一斉提訴  原爆・原発問題


*本日の毎日新聞朝刊の記事です。

原爆症:認定申請却下取り消し求め一斉提訴 被爆者ら

原爆症認定の申請却下処分の取り消しを求めた提訴後、記者会見する原告ら=東京都千代田区で2012年3月27日午後3時ごろ、野口由紀撮影

 08年4月に緩和された原爆症認定の新基準でも認定が却下された東京や千葉、静岡などに住む67〜91歳の被爆者の男女17人と、既に死亡した2人の遺族の計23人が27日、国に対し認定申請却下処分の取り消しを求めて東京地裁に一斉に提訴した。新基準の不当性を巡る訴訟で、一度に提訴した原告数としては過去最多。

 09年8月に政府と被爆者側が交わした確認書には集団訴訟の終結が盛り込まれたが、これまで大阪、名古屋、広島、長崎など全国7地裁で計63人の被爆者らが訴訟を起こしており、個別訴訟が各地で再燃している。

 訴状によると、19人は広島、長崎市で被爆し、がんや心筋梗塞(こうそく)、甲状腺機能低下症などを発症。国はがん以外の疾患に高いしきい値(これ以下なら安全という値)を設け、近距離被爆者以外は大量却下していると主張している。新基準では▽爆心地から3.5キロ以内で被爆▽原爆投下後100時間以内に爆心地約2キロ以内に入った−−などした者のうち、がんや心筋梗塞など7疾病にかかり、現在も医療を必要とする場合に原爆症と認定すると規定している。【野口由紀】

毎日新聞 2012年3月27日 21時09分(最終更新 3月28日 0時15分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120328k0000m040111000c.html


原告怒りあらわ「苦しみ認めて」

 「被爆者の苦しみを認めてほしい」。原爆症認定申請却下処分の取り消しを求めた東京地裁への一斉提訴後、原告11人が東京都千代田区内で記者会見し、怒りをあらわにした。
 静岡県伊東市の竹広積さん(67)は原爆投下2日後に、生後5ケ月で母に背負われて広島に入った。49歳で胃がんの手術をして以来、脱力感が抜けない後遺症が続く。新基準策定後に原爆症の認定申請をしたが、治療の必要性が認められず10年3月に却下された。「被爆者の苦しみは認められてしかるべきだ」と語った。
 長崎で爆心地から2.2キロで被爆した東京都杉並区の原田英俊さん(76)は狭心症を患う。新基準に期待したが、放射線の起因性が認められず却下された。「国は非常に冷たいが、命ある限り闘っていきたい」と決意を述べた。【野口由紀】
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2012/3/22

偶然に救われた福島第一原発4号機  原爆・原発問題

ドイツで制作された番組「フクシマのうそ」というのが話題になっているようですね。
僕もある方よりメールで紹介して頂きました。

http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news

あと、朝日新聞3月8日の記事はけっこう驚きでした。
現在のところ、4号機が決定的な惨事にまで至っていないのは、「震災直前の工事の不手際と、意図しない仕切り壁のずれという二つの偶然もあって救われていた」からだそうです。不手際の御陰で救われたって・・。なんという皮肉なんでしょうか。

朝日新聞2012年3月8日(木)朝刊第一面記事
http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html

2012年3月8日 朝日新聞デジタル
http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-571.html
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2012/3/22

瓦礫問題、安斎育郎氏の真意  原爆・原発問題

*下記の記事に、安斎育郎氏のような著名な方にして、真意とは違う形で報道されたりしているのかと思う。

市民社会フォーラム
島田市の震災がれき受け入れに関する、安斎育郎さんの見解について
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=13906
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2012/3/9

ジュリー、カムバッーク  原爆・原発問題

ザ・特集:沢田研二さんに会いに行く 「震災」「脱原発」への思い 自分の言葉で歌いたい(毎日新聞)
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20120308ddm013040212000c3.html


*上の記事を見て、「ジュリー、カムバッーク」って思わず叫んじゃいました。
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2012/1/29

NHK番組『低線量被ばく 揺らぐ国際基準』に抗議文が出てましたが・・  原爆・原発問題

今日、エネルギー戦略研究会、日本原子力学会シニア・ネットワーク連絡会、エネルギー問題に発言する会という3団体が連名でNHK番組『低線量被ばく 揺らぐ国際基準』に対する抗議文をNHKに送っていたことを知りました。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/aesj/snw/media_open/document/nhk_kougi120112.pdf

この声明について考えてみましたが、当番組の中で、この番組で指摘していることが、「線量・線量率効果係数(DDREF)」のことであることを番組内で説明していない点に誇張があるという論旨はなるほどとは思いました。

しかし、以前に下記に書いたのですが、この「線量・線量率効果係数(DDREF)」が、同じ被曝量でも、一度に浴びたときに比べて、100mSv以下の線量をより何度にもわたって浴びた時の方が、影響は小さく1/2になるのではないかという考えのもとに、1990年勧告で公式的に低線量・低線量率の放射線被ばくでは影響は1/2になるとして採用されたそうです。

NHK番組が言う「被ばくでガンになるリスクを実際の半分に減らしていた」というのは?
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1917.html

ですから、この番組の中で言っていることが「線量・線量率効果係数(DDREF)」であることと、1990年勧告で低線量・低線量率の放射線被ばくでは影響は1/2になるとして採用されたという話とでは別に矛盾しているわけではありません。
なので、NHK番組の中で、「線量・線量率効果係数(DDREF)」のことを言っているのにそのことを説明していないことを指摘したとしても、NHK番組が言う、「ICRPが被ばくでガンになるリスクを実際の半分に減らしていた」ということを否定することにはならないように思います。
なので、この抗議文は抗議として論理的に成立していないように僕は思いました。
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2012/1/20

黒い雨:「範囲拡大は困難」 厚労省WG、データ不足で(毎日新聞)  原爆・原発問題

(ニュース)
黒い雨:「範囲拡大は困難」 厚労省WG、データ不足で

 広島への原爆投下直後に降った放射性物質を含む「黒い雨」を巡り、広島市などが被爆者援護対象区域の拡大を国に要望していた問題で、見直しを検討してきた厚生労働省の有識者検討会のワーキンググループ(WG)が「データが不足し、広島市が主張する範囲を降雨域と認めるのは科学的に困難」とする報告書をまとめたことが分かった。20日開かれる検討会に報告される。【佐々木洋】

 広島市は08年に実施した調査で黒い雨を体験したとの1565人の証言を得た。これらを分析した結果、降雨域が現在の援護対象区域の約6倍に広がる可能性が浮かび、国に対象拡大を要望した。厚労省は10年12月に検討会を設置。市の調査にない視点での検証も必要として、検討会の下にWGを設け、分析を進めてきた。

 その結果、現在国が認めている降雨域の外側では黒い雨の体験者のデータが少なく、逆に「黒い雨を浴びなかった」と答えた人もいた。

 こうした回答のばらつきや、原爆投下から60年以上たった証言であることなども考慮し、降雨域の広がりを科学的に示すことは難しいと判断した。

 終戦直後に広島管区気象台(当時)の技師らが実施した調査では、爆心地から北西方向の長さ29キロ、幅15キロの範囲が降雨域とされた。

 国はこのうち強い雨が降った長さ19キロ、幅11キロを健康診断特例区域に指定、当時区域内にいた人は無料の健康診断が受けられる。

 黒い雨の降雨域については、原爆症認定集団訴訟で10年3月の名古屋高裁判決など計8判決が、国の認める範囲より広域だった可能性を指摘している。

 【ことば】黒い雨

 原爆投下直後に降った、放射性物質や火災によるすす、ほこりなどを含む雨。直接被ばくより放射線量は低いと見られるが、人体への影響は不明な点が多い。広島市の08年調査では、黒い雨の体験者は援護区域外の人ほど健康不安が強い傾向がみられた。

毎日新聞 2012年1月19日 2時30分
http://mainichi.jp/select/science/news/20120119k0000m040140000c.html


*データ不足で「範囲拡大は困難」って・・、だったら、今からでも再調査してデータを集める努力をすればいいのに・・とこの記事を読んで思ったのだが、素朴な疑問すぎるのかなあ・・?
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2011/12/29

NHK番組が言う「被ばくでガンになるリスクを実際の半分に減らしていた」というのは?  原爆・原発問題

前記事にもある、昨晩のNHK番組『低線量被ばく 揺らぐ国際基準』で、

「1980年代後半、ICRPが「政治的な判断」で、被ばくでガンになるリスクを実際の半分に減らしていた事実が浮かびあがってきた。」

と説明されていましたが、これはどうも下記のことについて言っているものではないかということを教えて頂きました。

NHK番組の中でははっきりそのようには言っていなかったようでしたが、「線量・線量率効果係数(DDREF)」のことではないかとのこと。

線量・線量率効果係数(DDREF)
[Dose and dose-rate effectiveness factor]
 (単位線量当たりの)生物学的効果が
低線量・低線量率の放射線被ばくでは
高線量・高線量率における被ばくと比較して通常低いことを一般化した、判断によって決められた係数。(ICRP 2007勧告 「用語解説」)

この「線量・線量率効果係数(DDREF)」が、同じ被曝量でも、一度に浴びたときに比べて、100mSv以下の線量をより何度にもわたって浴びた時の方が、影響は小さく1/2になるのではないかという考えのもとに、1990年勧告で公式的に低線量・低線量率の放射線被ばくでは影響は1/2になるとして採用されたそうです。
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