2009/4/11

葉桜忌  文学

今日は鷺沢萠さんが急逝されてから、ちょうど五年目になります。
月日のたつのは早いです。
もう五年です。

最近では本棚の彼女の著書を手にすることもあまりしなくなりました。
活字に触れるのすらダメな時があるので。
まぁ、それ以外にもいろいろあるんですけど。

今年に入ってから、愛犬のコマちゃんも亡くなったそうです。
14年+αなら犬としてはだいぶ長生きでしょう。

今年の東京は少し桜の開花が遅く、まだすっかり葉桜ではありません。
それでも季節はいやおうなく過ぎていくんですね。
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タグ: 鷺沢萠

2008/4/30

4・11 喪失の記憶  文学

どうしても命日には書けなかったので、四月のうちに書いておく。


四年前、突然逝ってしまった命。
私はそれを事実として粛々と受け止めた。
生前、ご本人と直接話をしたことはない。
それなのに、とてつもない衝撃に揺さぶられた。
悲しいのは、彼女を知ってしまったからだ。
著作を読み、その言動の奥深さに驚嘆させられた。
作中の人物に共感し、涙したり笑ったり一緒になって怒ってみたこともある。
だが、彼女を知らないままで大人になっていたならきっと今の私はいなかった。


あの日から四年が過ぎ、私はもうすぐ31になる。
あの時まだ生まれていなかった姪2はこの夏、四歳になる。
彼女を思い出すことも以前よりは少なくなった。
そして数年後には確実に私は彼女の享年を越える。
『この人と出逢わなければよかった』
人生も30年近く生きれば、相手に男女の区別なくそう感じてしまうこともままある。
だが、この人だけは『出逢うべき人』だった。
葉桜の季節に逝った彼女。
鷺沢萠(さぎさわ・めぐむ)・享年35。


喪失の記憶を抱えて、新しい季節を歩こう。
前へと。
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タグ: 鷺沢萠 急逝

2006/6/19

ささやかだけれど  文学

友だちからメールが来ました。
私が敬愛する作家の鷺沢萠(さぎさわめぐむ)さんの本を読んでいる、とのことでした。私がよく言っている作家さんだと思って、手にしたと彼女は書いてくれました。

鷺沢さん自身の手による新作が出ることは、もう永遠にありません。(今後、彼女の周りにいた方々が生前に書かれたものをまとめたものは出る可能性はありますが)
しかし、いろんなきっかけで新しい読者が増え、読み継がれていくのは嬉しいことです。


――十六歳だった私が高校の図書室の片隅で、鷺沢さんの著作たちに出合ったことは、今でも必然だったと信じています。
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2006/3/25

黄色…。  文学

久しぶりに本屋に行きました。
お目当ての本は残念ながらありませんでしたが、うろからしながらいろんな本を見て歩きました。
買うわけじゃなくても、こういうのは楽しい。

で、見てたらば。
『黄色い本』が多いな、と思いました。




パッと目に入っただけでも、これだけある。
『白夜行』の単行本は数年前の刊行なんだけれども、それ以外は比較的最近出た本ばかりというのも興味深い。
こういうテーマで書店で展開してたら面白いかも。
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タグ: ドラマ化

2005/9/16

ドラマ  文学

 『蓮丈那智フィールドファイルT 凶笑面』を観ました(以下ネタバレあり)。
異端の民俗学者で、美貌と神秘性を兼ね備えた主人公として木村多江さんは原作のイメージに合っていたと思います。
でも、助手役と「狐目の経理課長」のイメージが…。百歩譲って助手役はまだいいとして、何で経理課長が西村雅彦なのか…。あの人のどこが『狐目』なんだよ…。狐目設定は捨てられたらしい。


民俗学の調査で富山行きを決めた那智(主人公)に助手が「今年の研究費がない」と告げると、那智は問う。
「民俗学者に必要なものは何か?」と。
助手が答えずにいると、答えを告げる。
「情熱だよ」
そのやりとりの後に、「情熱を持って総務課と戦ってきなさい」と助手に告げるシーンで、大笑いさせていただきました。
(セリフはうろおぼえ)
でも、最後の義理親子ネタは蛇足。
正妻と妾が一緒に住むことを出すなら、『妻妾同居』を言わせてもよかったような気はする。

上記の点以外は納得した。
シリーズはまだ三冊目なんで次回があるとすれば、まだまだ先だろう。
また読み返してみるか。



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