「第3回郡山カップ 福島県フットサル大会郡山地区決勝ラウンドトーナメント」
1月10日(土)郡山西部第二体育館にて
★決勝ラウンド進出
●FCAllez
●桑野SSSさん
●ひらっちFCさん
●薫SSSさん
●開物成務Jr.Aさん
●富田東SSSさん
●岩瀬FCさん
●安積SSSさん
計8チーム
年始から仕事にならず、今日の試合運びを頭の中で時々想像しながら正月明け早々の大舞台である決勝ラウンドに向けて頭を切り替え今日を待っていました。
4日、8日の特練で選手たちを正月気分から脱皮させ、大会への勝利に対する強い気持ちを大きく抱いてもらおうと練習は厳しくアプローチしてきました。
今朝は選手たちもそれほど緊張した様子はなく、自信に満ち溢れているように見える。
選手を集め15分間ほどミーティングを行う。
選手一人ひとりに体調や睡眠状況、怪我などのコンディションを聞き、皆がベストコンディションであることを確認。
今日の試合で何をしたら良いかということをしっかり作戦会議した。
10人の6年生で挑んできた大会。
今日負ければ終わり。
全員を出したい。
みんなが素晴らしい舞台で経験して欲しい。
そんな気持ちでいっぱいであった。
しかし、10分ハーフの戦いでは試合の流れがあり、途中後退は怪我や体力などのアクシデントがない以外は試合の流れを大きく変えてしまう危険が伴うもの。
悩んだ末に練習状況のプレーから判断し、また選手同士の愛称などから固定メンバーで挑んだ。
11:00開始
VS桑野SSSさん
試合が始まる。
フィールド4人の選手の様子がおかしい!?
試合前は緊張をまったく見せなかった選手たちだが、何か焦っているいつもと違うプレーの連続。
落ち着け!焦るな!いつもどおりのびのびプレーしてくれ!
選手たちは自分のプレーをそれぞれ心がけている様子であったが、あまりプレッシャーをかけてこない相手に対してボールが持てるため、それぞれに選手が長く持ちすぎプレーになり、自爆が多々。
周りの選手たちは持ちすぎの仲間にもらうタイミングが合わず。
自分勝手なチームワークのない試合運びが続く・・・
しかし、そんな中、DFラインから一人の個人技の高さから相手自陣へ上がっていき、素晴らしいサイドネットに突き刺さるシュートが決まった!
うちの選手たちは点をとっても大きくゲーム運びが変わらないタイプ・・・
逆に相手の反撃にてんてこ舞い。
そんな中、DFからの安易なパスミスですぐに同点ゴールを決められる・・・
もったいない!
でも崩されての得点ではないためそれほど選手たちはダメージは少ない様子。
前半終了。
ベンチに戻った選手たちは何かいつもと違うといった様子。
練習から言ってきた「見方のプレーをサポートする声を出すこと!」
しかし、今日の試合もやはり声が出ない。
何回も練習中から言ってきたのに・・・
後半開始。
練習どおりのプレーをしてくれれば絶対に勝てる、そう確信していた。
試合運びはお互いにシュートなく時間が過ぎるばかり。
そうしているうちに危機が!
またもボールを出すところがなく安易にパスカットされた。
キーパーと一対一・・・、逆転ゴールを決められた。
もう点を取りにいくしかない。
目が覚めた選手たち。
一気にいつもの自分たちのプレーとなり猛攻撃!
しかし、シュートがバーにあたるシーンもあるなど運もなく・・・
無念の試合終了の笛が・・・・
あと数分あれば追いついたのに、目覚めるのが遅かった・・・
結果は逆転負けの1:2
戻ってきた選手たちは悔し涙も見せず放心状態。
選手たちはもう少し時間があればといった負けた気がしない様子。
しかし、それぞれが自分自身の技術を出し切るプレーをしていればと悔やんでももう大会は終わり。
サッカーには運もあり、少し今日の試合はそれがなかった気もした。
ベンチにいた選手たちも一生懸命にプレーしている仲間を応援してくれた。
6年生チームとしての仲間意識がこんな経験を積み重ねることで深まっていく。
個々の技術を中心に指導しているアーレでは、チームワークというものは少し欠けていると思われるが、サッカー選手として長期的な視野で捉えるとやはりチームとしての指導ではなく、小学生の年代ではとにかく個人スキルアップの指導が必要だと思う。
そんなことから、チームワークの良いシステマチックな上位チームには、アーレの選手たちは少してこずっていた。
しかし、目先の勝利ではなく、今日の選手たち一人ひとりが試合で何が足りなかったのかにしっかり気づいてくれることが大事で、素晴らしい機会であったと思う。
まだまだ伸び盛りの選手たちをこれからの将来を見据えて個々にしっかりと指導していきたいと心から感じた一日だった。
決 勝:富田東sss 3:1 開物成務Jr.A
準決勝:富田東sss 5:3 桑野sss
開物成務Jr.A 7:3 安積sss

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