蔵のまち喜多方フットサルフェスティバル・五年生大会
11月27・28日
会場:押切川公園体育館
対象:5年生
参加人数:12名
蔵のまち喜多方フットサルフェスティバル・五年生大会に参加してきました。
五年生だけで出場する大会は今回が初めてです。
大会経験の少ない選手が多いという不安を感じながらもこの大会に向けて1ヶ月間六年生にしごいてもらい多少の手応えを感じることが出来たので同年代を相手にどこまで出来るだろうという期待を抱きながら大会に臨みました。
初日の予選リーグは設楽コーチが指揮をとりました。
大会で久しぶりの指揮をとるので選手達より緊張しているようでしたが・・・(笑)
設楽コーチからは積極的にシュートを打つことや1対1で全力でぶつかっていくことやポジションのバランスを保つこと、そして『仲間を信頼すること』という課題を与えられました。
そして迎えた予選リーグ初戦・興譲戦。
興譲さんは昨年の四年生大会で準優勝している強豪チーム。
しかし選手達は昨年の実績に臆することなく試合開始から全開で前線から激しいプレスをかけてボールを奪い、ボールを奪ったら積極的に仕掛けてシュートを打ち6対1で勝利しました。
勢いにのり2試合目のビバーチェ会津戦も7対1で勝利しました。
3試合目のサントス戦。
疲れなのか、2勝した油断なのか全然走っておらず前半を0対1で折り返す苦しい展開でした。
ハーフタイムに設楽コーチから喝を入れられ目覚めたのか後半は前の2試合と同じように素晴らしい動きを見せてくれて4対1と逆転勝利し、予選リーグを1位突破で決めてくれました。
2日目は設楽コーチが参加出来ない為、私が指揮をとりました。
負けたら終わりというプレッシャーから試合前に足が震えてきた、ドキドキしてきたという選手達。その言葉を聞いたこっちの方が全力を出し切って戦えるか不安でドキドキするわ〜と思いながら臨んだ決勝トーナメント・五泉DEVA戦。
試合が始まると案の定、緊張から足がガチガチでボールが足につかない、ミスを怖がって思いきりの良いプレーが出来ない最悪の立ち上がりでした。
ピンチを何度も迎えましたが何とか耐えて先取点を奪ってくれました。
得点して落ち着いたのか前日のような素晴らしいプレーを見せてくれました。が終了間際に失点して3対2となり最後はまたヒヤヒヤさせられましたが何とか勝利しました。
準決勝・アクティーバ戦。
ボディーコンタクトが強く中々自分達の思い通りにサッカーをやらせてくれません。
前半のほんの一瞬、気の抜けた時に先制されて0対1で折り返しました。
ハーフタイム、選手達が落ち込んでいないか心配でしたが給水から戻ってきた選手達の目にはとても強い力がありました。
選手達の口から勝ちたい、絶対負けたくないという言葉が飛び出してきてこれなら大丈夫だと確信しました。
後半が始まると前半より更に厳しく前線からプレッシャーをかけて、強い当たりに負けず粘り強く戦ってくれました。
後半の半ばに同点に追い付き逆転を目指して頑張ったのですがそのままタイムアップ。
勝負はPK戦になりました。
先に外してしまう嫌な流れでしたがみんなの祈りと頑張りが報われたのか5対4で勝利しました。
決勝・北部戦。昨年の四年生大会の優勝チーム、そして今年も圧倒的な強さで決勝まで勝ち上がってきました。
正直、全てにおいて相手が上で勝つのは難しい…勝つ為には集中を切らさない、ボールに対してプレッシャーを与え続ける、相手より運動量で上回るしかありません。
その3つをやり抜くことを選手達と約束して臨みました。
試合開始から北部さんのスピードある攻撃と両サイドを上手く使った攻撃に振り回されますが体を張り、カバーしあい、声を掛け合い粘り強い守備で対応しました。
前半の半ば、振り回され続けていくうちに少しずつマークがずれて相手をフリーにする場面が目立ってくると我慢しきれずに先制点を奪われてしまいました。
勢いにのった相手に立て続けに得点されて2対0。
集中が切れてこのままズルズルいってしまうかと不安になりましたが選手達は諦めずに走り続けます。コーナーから1点を奪い返してくれました。
これでまだいけると思ったんですがすぐに失点してしまい1対3で前半を折り返しました。
2点差はついたものの相手はプレッシャーを嫌がっているように見えました。
このまま戦い続ければチャンスは必ずくる、そう信じて後半に挑みました。が、後半になると前半のハードワークが響いて思うように走れません。
ボールを奪っても上がれず、上がったとしても戻ることが出来ないぐらい疲労がピークに達していました。
後半も1点を奪われ万事休す。しかし勝てないと分かっていても選手達は試合終了の笛がなるまで気力を振り絞り1点を取りに、また1点もやらないと必死に走り続けました。
試合は1対4で残念ながら負けてしまいましたが今大会で最高の試合を見せてくれました。
試合後に選手達が号泣する姿を見て私も渡辺コーチも感動させられました。
五年生のみんな、準優勝おめでとう!
みんなはコーチ達が思っていた以上の最高のプレーを見せてくれて凄くカッコ良かったよ!
決勝で負けた悔しさを忘れずにこれからも頑張ろう!
このような素晴らしい大会に参加させて頂きました大会関係者の皆様ありがとうございました。
四年生大会、六年生大会もお世話になります。
2日間喜多方まで応援に来てくれたご父兄の皆様ありがとうございました。
ご父兄の皆様の声援と支えがあって素晴らしい試合が出来ました。
選手達の頑張りは伝わったと思います。
沢山褒めてあげて下さい。
最後になりますが日曜日に応援に来てくれた六年生のみんな本当にありがとう!
みんなの姿を見ただけで五年生はパワーをもらい、試合中の熱い声援と的確な指示で最後まで諦めずに頑張れたよ。
1月には六年生大会があります。
最高の試合が出来るようにこれからの練習を更に頑張ろう!
12月には四年生大会があります。
四年生のみんなも五年生に負けないぐらい全力で頑張って下さい。
アーレのみんなが応援しているよ。
熊坂コーチ

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