今回私は空港公園杯フットサル大会にU−11チームとして参加しました。
生憎前日の土曜日は雨に見舞われ日曜日1日ですべてを消化すると言う強行スケジュールとなってしまいました。
しかし、こんな雨の日でも石川の野木沢さんの御好意で体育館を貸して頂き練習試合までセッティングしてもらいました。
この会場にはドリマさん、アーレU−12、野木沢さん、お昼頃には熊倉さんが入り体育館はさながらプレ大会のような雰囲気となり白熱した試合展開となりこんなにも有意義な時間を持つ事が出来ました。本当に笑顔1つで貸して組んで頂き福島の絆を勉強出来ました。本当にありがとうございました。御自分のチームの練習が済んだのにもかかわらず最後の最後まで御面倒を見て頂いた事心から感謝致します。
その後私達はドリマさんと鏡石で宿泊しました。宿泊では子供達なりに相手と距離を縮めて楽しい時間となりました。もちろん私達もドリマさんの村上さんと楽しい時間を過ごさせて頂きました。こう言った交流の時間を持てるのも大会宿泊があるからです。様々な情報交換が出来て本当に良かったです。
翌朝は8時前に会場入りしいよいよ強行スケジュールの幕開けです。
ここからは私はアーレU−11として大会参加です。アーレU−11は5年生に4年生3人を追加招集した混成チームです。
大会は学年関係なく戦う事になります。
アーレ猪苗代合宿を一緒に練習したりと私との信頼関係もすごく出来ているチーム構成です。私もやるからには上級生をひとつでも多く食ってやる気持でと自分自身にもちからが漲りました。
しかしこの世代の1歳の壁は大きく初戦敗退となってしまいました。
選手は持てるちからをすべて出し切ってくれてましたがやはりそこは上級生相手。
欲を言えばけして私達もチャンスがなかった訳でもないので負けても得点は決めたかったです。
しかしその後下ブロックに移りこのチームは敢闘賞を目指す事になります。
一戦一戦チームはまとまり見せ全員参加全員ヒーローとなる試合も経験しました。選手の個性が試合で様々なかたちで出てこのチームのポテンシャルはまだまだ上がる感じがしました。一戦一戦成長を感じる試合なんてめったに体感出来ませんがこのチームにはそれが感じられました。人として戦う事に謙虚に向き合った結果でした。
やはり下ブロックでは育成と言う落ち着きがあるチームが多くそんな意味では戦いやすかった事も事実です。
そしてここでもアーレ指導理念によりキーパーを一戦一戦代えて戦いました。
特にフットサルとなると色々な制約がキーパーにつき難しいポジションとなるのですがキーパーをやる選手やる選手いずれも高い能力でキーパーをやってくれました。ぶっつけ本番でこの能力には脱帽です。ある選手にはおとこちからとして褒め称えましたがある意味の人間力です。素晴らしいの一言につきます。
最後の最後にはある選手はキーパーの信頼を自ら勝ち取り選手全員に頼まれている姿がありました。もちろんその選手はみんなそこまで言ってくれるならと言う気持ちになり快く引き受けてくれてました。私自身もそんなやり取りを観る事が出来て本当に幸せです。
と、ここまでくればあと1勝で敢闘賞と言うところです。
選手には、想いある人〜例えばお父さんお母さん、コーチなどそんな人に今日の最後の敢闘賞をかけた戦いについて自分の気持ちを伝えてと御願いしました。
このようなタイトルや厳しい試合に選手達なりに気持ちを伝えたのでしょう。そうやって気持ちを上げましたが試合は残念ながらタイトル奪取は出来ませんでした。
本当に厳しく難しい試合でした。また上級生との戦いだったのです。この戦いでは私はある決断を最後にしました。
全員を試合に出しましたが本当に試合に参加したと言う満足感が味わえる選手は少なかったのではないでしょうか。
何故なら私達チームはサッカーになってない戦いがあったのです。
日頃の特別練習会とかに参加してものすごく競技としてサッカーに取り組んでいる選手じゃないと戦いにならない時間帯がありました。
満足感がなくともあの試合のスピード感や判断のはやさ、上級生の馬力などたくさん学べた事でしょう。それらをこれからの宿題として頑張ってほしいと思います。
また最後までピッチに立っていた選手はそこに甘んじる事なくより以上に人間を磨いてほしいと思います。
今回の大会は特にアーレ関係者の方々が頑張ってくれました。大会景品に力添え頂いた安齋さん、事務局スタッフのアオイ君、ショウト君、コウタロウ君、練習後参加の渡邉コーチ。
都市公園・緑化協会の関係者。ジャージからボール、タオルなど様々な景品が付きサッカーお祭りとしても素晴らしかったです。こんな景品をもらった選手はあの時は〜と一生の時を頂きました。
本当に楽しかったです。
また来年もここで深まった福島の絆が再確認出来ればそれは幸せな事です。
ありがとうございました。

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