2014/1/31  23:17 | 投稿者: min

「お前と出会ったのは、高校受験を控えた14歳の時だったよな。」
「そうですね。あなたの伯父さんとあなたが私のところに訪ねて来て、私を選んでくれたんですよね。」
「そうだったよな。俺は、本当はもうちょっと違う奴を選ぼうと思ってみたがいろいろと考えがあってお前を選ぶことにしたのさ。」
「それから私はあなたに一生懸命尽くす日々が始まったんですよ。」
「それには感謝しているよ。来る日も来る日も常に寄り添ってくれ、支えてくれたよな。それなのに、出会って10年位経ったときだと思うが、一時浮気をして別の奴と付き合ったこともあったな。それでも、俺はおまえと一緒にいると一番しっくりすることに気がついて、結局お前と一緒に行動することにしたよな。」
「あの時はかなりさびしかった。でも、私の元に戻って来てくれた時はうれしかった。」
「さびしい思いをさせてすまなかったな。でも、おまえも何回か俺の元を離れて行方不明になったことがあったよな。ほんの数日のことが多かったと思うが、その都度俺は一生懸命お前を探したよ。不思議なことにすぐに見つけることが出来たがね。」
「それは、私がわざと見つかるように隠れていたからなのです。時々、あなたが私のことをどれだけ大切にしてくれているか確かめたくなって。すみません。」
「そうだったのか。どうりで割と早く見つかると思った。でも、高校の時に学校の忘れ物の棚で行方不明のお前を見つけた時はすごくうれしかったなあ。あれもお前の仕業だったのか。」
「まあ、そんなところですね。それにしても、初めて会ってからあっという間に36年過ぎようとしているんですね。」
「そうだなあ。俺の腕でよく付き合ってくれたよな。激しい運動にも付き合ってくれたしな。これまで何の取り柄もない俺に付き合ってくれてありがとう。」
「こちらこそ感謝していますよ。だいたい私は5、6年に1度は力が抜けてきて、体の動きがぎこちなくなっちゃいますよね。あなたはそのたびにその現象に素早く気付いてくれる。おかげで、私もここまで尽くすことができているんです。」
「これからも、よろしくお願いするよ。」
「分かっていますよ。私ができる限りついていきますよ。でも、いつか別れが来るのでしょうか。」
こんな風に心の中で会話をしたような気がした。


運針とは、裁縫のことではない。
時計の用語で運針とは秒針などが時を刻むために進んでいくことだ。
運針には1秒ごとに進むステップ運針となめらかに進むスイープ運針がある。
一部を除いて、クオーツの腕時計はステップ運針である。
ステップ運針は電池寿命を延ばすために開発された技術のようだ。
ただ、壁掛け時計は音が静かという理由で、スイープ運針の時計の方が良いようだ。

数日前、買い物中に虫の知らせがあり、ふと腕時計を見た。
そろそろかなと思っていた数年に一度の現象がついに現れた。
時計の秒針が2秒ごとに進む2秒運針になっていた。
これは電池切れの予告という腕時計からの叫びである。

この時計は、買った当初の説明書によれば、電池寿命は5年となっていたはずだ。
しかし、いつも5年以上はもっていたと思う。
一年中働いていて、こんなに持つとはいつも大したものだと感心する。

2秒運針になっているのを見て、すぐにそこの貴金属、時計のテナントに入って電池交換をしてもらった。
交換には5分位かかる。
私の時計の電池交換はいつもこの店でやってもらっている。
店の方に聞けば、今回の電池交換も前の交換から6年以上たっているのだそうだ。
通常時計屋さんで電池交換をすると、その交換時期が記録されていて前の交換時期が分かるのだそうだ。
時計の電池交換はホームセンターなどでもできるが、この場合、交換時期が記録されていない場合が多いという。
やっぱり、電池交換は時計屋さんでやるのがよいのだと思う。

私が持っている時計は、かれこれ36年付き合っているが、時計の寿命を縮める多くの原因は電池交換にあるという。
いい加減な電池交換はほこりや汚れの侵入により壊れやすくなるのだ。

この時計は故障もせず長期間持っているが、そういえば、一度もきちんと整備してもらったことがない。
本当は、一度は整備してもらった方がいいのだろうなと思い、店の人にオーバーホールはいくらくらいするのか訪ねてみた。代金は1万円位だそうだ。
本当は定期的にやった方がよいのだろうが、また次の機会にすることにした。

この時計は、高校受験に備えて伯父から買ってもらったものであるが、当時はクオーツ時計が一般に普及した頃である。
伯父から買ってもらったのだが、本当は祖母がお金を出してくれたようだ。
いざ買う時になると、好きな時計を選べと言われても、やっぱり遠慮する。
カットガラスの時計もあったが、シンプルな時計にしておいた。
値段は確か2万2千円だったと思う。

当時は、甲斐バンドの「HERO」の曲が時計のCMに使われていた。
これも懐かしく思い出す。
財津和夫の「Wake Up」もあの頃だったろうか。

この時計も30年以上たって、心なしか早く進むようになった気がする。
この時計とは別の時計を使ったことがないわけではないが、この時計は一時的にどこかに行っても必ず戻ってくる。
それゆえに見捨てることができなくなってしまっているのだ。
いつか壊れるときが来るのかもしれないが、これだけ長く付き合っていると壊れたからといって、そう簡単には捨てられないだろうな。

当時、デジタル表示の腕時計も出始めていて、デジタルの時計にはストップウォッチがついていてうらやましく思えたが、今考えるとちゃんと針のある時計にしてよかったと思う。
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2014/1/14  0:13 | 投稿者: min

1月12日、ある信越線の駅でJR東日本の「おトクなきっぷ」の「えちごツーデーパス」を購入した。
購入金額は2,500円である。

この駅では、上り線ホームは無人、下り線ホームは日中のみ有人である。
このちっぽけな駅でも、指定席券売機がある。
指定席券売機では、特急券などのほかに「お得な切符」も購入できるのである。
この指定席券売機で、「えちごツーデーパス」を購入したのだ。

ほとんどの人がマイカーを持つこの地域では、県内の移動は基本的に車であろう。
高速道路も整備された現代、通勤に列車を使う人はあるが長距離となると普通列車を移動手段とすることは少ないと思う。

考えてみれば、車社会になってから50年余り、それまでは列車での移動が庶民の主な手段だったはずである。
その重要な交通手段だった鉄路も利用者の減少とともに多くの路線が廃線となった。
県内で廃線になった路線は、赤谷線、蒲原鉄道線、越後交通栃尾線、頸城鉄道線、新潟交通電車線などである。
今現在、県内で運行している路線は、信越線、上越線、北陸線、白新線、越後線、弥彦線、磐越西線、大糸線、只見線、羽越線、米坂線、飯山線、ほくほく線である。(ほかにはなかったかなあ)

これらの路線の普通列車に乗ったことのないものがいくつもあるし、鈍行列車でふらふらと行く旅というのもいいかなあと思い、「えちごツーデーパス」を買ってみたのだ。

さて、行先は山形方向に行くか、福島方向にいくか、群馬方向にいくか、長野、富山方向にいくか。
結局、高田まで行くことに決め信越線、上越線、飯山線、ほくほく線に乗ることにした。
(当初越後線も乗ろうと思ったが、時間が合わないかったことと、天候が悪かったことからやめた。)

昨日はあいにくの冬型の天気であった。
雪がちらちら舞う天気の中、切符を買った駅からそのまま、新潟駅まで行き、新潟駅を8時48分にスタート。

以下はその日の行程のメモである。
新潟発08:48
長岡着10:02
長岡発10:20
直江津着11:47
直江津発11:53
高田着12:02
(143キロ、通常運賃2,520円)
・本町のラーメンなかざわで昼食
・旧第四銀行高田支店外観見学(よく調べないで行ったものだから休日は中に入れないというのをすっかり忘れていて、その場で市役所まで電話してしまった。反省)
・高田城三重櫓見学

高田発14:59
直江津着15:08
直江津発15:13
十日町着16:09
十日町発16:25
越後川口着16:51
越後川口発17:12
長岡着17:34
長岡発17:38
新潟着18:53
(164.9キロ、通常運賃2,990円)

初日の行程、307.9キロ

2日目の行程
なし

2日目は、山形方面に行こうと考えていたのだが、天気もすぐれないし、どうしても行きたい目的地もなかったので、やめておいた。
ま、運賃だけでいえば元も取ったし。

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長岡駅前

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かさしま

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直江津駅前

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高田駅

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高田駅前

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郵便ポスト

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旧第四銀行高田支店

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高田城三重櫓

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十日町駅前

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十日町駅

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越後川口駅
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2014/1/4  14:37 | 投稿者: min

正午は午後12時か午前12時か……

だいぶ前から気になっていた本当につまらない話しであるが、正午は午前12時かはたまた午後12時なのか。
日本人の感覚からすれば、当然正午は午前12時である。

明治5年11月の太政官達明治五年太政官布告第三百三十七号によれば、太陰暦を廃止し太陽暦を採用、時刻についても1日を24時間制とすることとした。また、真夜中の0時は午前0時又は午後12時であり、正午は午前12時ということが表により示されている。(ちなみにこの表によると午後0時は存在しない)
しかし、アメリカなどでは正午は12:00PM(午後12時?)であり、午前零時は12:00AM(午前12時?)である。

普段はそんなことは関係ないように思えるが、パソコンなどを使っていると戸惑うことがある。
たとえば、表計算ソフトエクセルで「0:00 AM」と打ってみる。
すると、表示されるのは「12:00 AM」である。
これじゃ日本人の感覚からすれば、正午だよ。
ちなみに、「0:00 PM」と打つと「12:00 PM」になる。
正午のつもりで打ったのに午後12時かよ。
という気分になる。
アメリカ方式で正午が「12:00 PM」はまだいいい。
「0:30 PM」すなわち午後0時30分と打ったつもりでも表示される結果が「12:30 PM」はもっと混乱する。
日本人感覚からすれば、午後12時30分っていつだかよく分からなくなってくる。

実際にネット上でもアメリカ方式の時刻形式が日本語に変換されて表示されている場合があり混乱するのだ。

たとえば、
あるブログにコメントの書き込みがあったとしよう。

以下は架空のものである。
(コメント1)
もうすぐ新年ですね。
良いお年をお迎えください。
※投稿日時: 2013年12 月31日 (火曜日) 午後 11時59分
(↑このコメントの時間は納得できる)

(コメント2)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
※投稿日時: 2014年1 月 1日 (水曜日) 午前 12時01分
(↑このコメントは実際には1月1日の0時01分に投稿されたコメント)

(コメント3)
こちらこそよろしくお願いします。
※投稿日時:2014年1 月 1日 (水曜日) 午前 12時50分
(↑のコメントは実際は1月1日の0時50分に投稿されたコメント)

(コメント4)
ちょっと出遅れました。
あけましておめでとうございます。
※投稿日時:2014年1 月 1日 (水曜日) 午前 01時01分
(↑のコメントは、別の人が1月1日の午前1時01分に投稿したコメント。)

コメント3が午前12時50分なのにコメント4が午前1時01分だと遡ったような感覚になってしまう。

こんなことを考えるのは自分だけだろうか。
つくづく変なやつだと思う。
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