2015/4/18  16:00 | 投稿者: min

はっきり覚えていないが昔の路線バスには車掌さんが乗車していた。
発車オーライなんて言いながらバスの運行を手助けし、
料金の精算をまかなっていた。
そういえば、昔のバスはオレンジの方向指示器がついていたねえ。
あれがぴょこんと飛び出る。これも懐かしい。

今日、めったに乗らない路線バスに乗ってきた。
今は運転手のみでの運行である。
昔は運転手のみで運行するバスには「ワンマン」なんて看板が掲げられていたが、今やそれも常識となり、看板はなくなっている。

今日のバスの運転手さん、妙に親切な方であった。

駅前通りから乗車してみたが、車内放送を駆使して
通りを通過するたびに「こちらが○堀」、「○町モールを通過します」などと案内をし
○中通りを左折する際には、「旧○ホテル、今は○ホテルとなっています。けんしんはこちら」などと2回も繰り返して詳しく説明を入れる。
(けんしんなんて土曜日に行く人はあまりいないよね)

○○神社付近を通った時には、「コンサート、催し物で○○会館、○○トピア・○○堂をご利用の方はこちらでお降りください。・・・」などなどと妙に親切である。

普通のバスは、録音された車内放送で杓子定規なアナウンスがされるのが一般的だが、
この丁寧過ぎるアナウンスに反応し、別に用事はないけどここで降りてみようかなあと一瞬考えた。

こんなバスの運転手もいるのだなあと感心し、これは「ワンマンバスガイド」というのかなあと変な言葉を思いついた。

でも、毎日のようにバスを利用する方には耳触りかもなあ。
たまにしかこういう運転手さんがいないからいいのか。

そんなことを考えていたら、目的地に着き、あわてて料金箱に運賃を入れて降りたら、
運転手さんがバスの車外スピーカーで
「お客さん、ちょっと待ってください。」と声をかける。
何だと思ってバスに戻ってみたら、「どこから乗ったんですか、、、」
いやはや料金が足りないとのこと。
不足分40円を払って、丁寧に詫びをいれてきた。



「ワンマン」なんて会社などではあまりいい使い方がされないが、ワンマンショーなんて言い方もするよね。
この言葉は、和製英語なのかねえ。

コロムビア・ローズ 東京のバスガール
https://www.youtube.com/watch?v=kHFoO4L-KVw

二代目コロムビア・ローズ 智恵子抄
https://www.youtube.com/watch?v=4KMLS2-HAVs


ついでに東京ローズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA
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2015/4/18  1:23 | 投稿者: min

思い出というか思い出したというか。

あるラーメン屋でラーメンを食べていて、
厨房を眺めていたら、何やら黄色いボトルの洗剤を使用している。
よく見ればママレモンではないか。

なんだか久しぶりにママレモンを見た。
いまだにママレモンは売っているんだなあ。

ママレモンなんて今や普通の家庭では見かけなくなった。
それにはいろいろな理由がある。
それにしても、ママレモンは野菜を洗う用途にも使えることになっている。
しかし、実際にママレモンを野菜洗いに使っている方は少ないのではないか。
中国で生産された野菜なら、潜在している残留農薬を洗い流すのに洗剤を使った方がいいのかもしれないが。それでも、ママレモンを使うかどうか。

ラーメン屋でママレモンの黄色いボトルを見ていたら、
高村光太郎の「レモン哀歌」を思い出した。

それと同時にデューク・エイセスの「おさなじみ」を思い出した。
この歌が発表されたのは、多分私が生まれて間もない頃であるが、小学生位のときにその歌詞をどこかで見て、青いレモンの味の意味がよくわからないながら印象に残っている歌詞だ。

子供の頃のことはわりと思いだすが、最近のことは覚えられない。


【おさななじみ】
幼なじみの思い出は
青いレモンの味がする
閉じるまぶたのその裏に
幼い姿の君と僕

お手々つないで幼稚園
積み木・ブランコ・紙芝居
胸にさがったハンカチの
君の名前が読めたっけ

小学校の運動会
君は一等 僕はビリ
泣きたい気持ちでゴールイン
そのまま家まで駆けたっけ

ニキビの中に顔がある
毎朝鏡とにらめっこ
セーラー服がよく似合う
君が他人に見えたっけ

出す宛てなしのラブレター
書いて何度も読み返し
あなたのイニシャル何となく
書いて破いて捨てたっけ

学校出てから久し振り
バッタリ会ったら二人とも
アベック同士のすれ違い
眠れなかった夜だっけ

明くる日あなたに電話して
食事をしたいと言った時
急に感じた胸騒ぎ
心の霧が晴れたっけ

その日のうちのプロポーズ
その夜のうちの口づけは
幼なじみの幸せに
香るレモンの味だっけ

あれから二年目僕たちは
若い陽気なパパとママ
それから四年目おさなごは
お手々つないで幼稚園

幼なじみの思い出は
青いレモンの味がする
愛のしるしのおさなごは
遠い昔の君と僕


【レモン哀歌】
そんなにもあなたはレモンを待ってゐた
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとった一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関はそれなり止まった
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置かう
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