2015/9/20  11:36 | 投稿者: min

【小太郎神社】
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見附市にある近藤小太郎を祀った神社


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(碑文)
庄川郷は寛永年間に開かれた。田の耕作が広がり灌漑用水が不足になって村一同で水に苦労した。時に三代近藤小太郎という人が家産をかたむけて測量をして水源をさぐり水路を開くことに努めた。あまりの辛苦で目が見えなくなり、盲目になりながら志をとげずに病没してしまった。それから十年四代七左衛門が夏の日に藁叩石(わらたたきいし)を枕に昼寝をしていると先代小太郎が大蛇に姿を変えて現れ明日の朝山に向かっていくからついてくるようにいわれ数人で路を追うと野を越え山を巡り谷に沿い堀溝をすぎ鉢伏まで登って長い路であった。郷民と相談し経費を募り跡をたどって工事をすると立派に水が通る江川が出来た。いかなる旱天にも水の不足はなかったという。この水路は見附町と十二ケ村の生活用水ともなった。


いまでも、水路は残り、数キロにわたり山からの水を運んでいる。
この地では、縁のある人による小太郎さんという民謡も作成された。

山古志にて
【天皇皇后両陛下山古志展望の御地】
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天皇陛下の御歌
地震(なゐ)により 谷間の棚田荒れにしを痛みつつ見る 山古志の里

なゐにより避難せし牛もどり来て角突きの技見るはうれしき

皇后陛下御歌(みうた)
かの禍(まが)ゆ四年(よとせ)を経たる山古志に牛らは直(なほ)く角(つの)を合わせる

【地震で沈んだ木籠地区にある石碑】
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【沈んだまま残されている民家】
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山古志の人は地震の後この地を去った方もいる。
当時、全村避難でヘリで長岡まで避難した。
それでも多くの村人は地元に戻った。
今は山古志を訪れる方も多い。
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2015/9/5  9:24 | 投稿者: min

先日、ふと目に入った本をその場で座り読みした。

タイトルは週刊朝日編集部の書いた「司馬遼太郎の幕末維新U: 『世に棲む日日』『峠』『花神』の世界」である。

その中の「峠」の部分を読んでみた。
司馬遼太郎の小説「峠」は、幕末長岡藩家老河井継之助を書いたものである。

本の冒頭小千谷の信濃川に架かる「越の大橋」のたもとにある司馬遼太郎の文学碑のことが書いてあった。

急きょこの場所に文学碑を建てることを市から任されたのが山本という方で、山本氏は、この場所は長岡藩と新政府軍が信濃川を挟んで戦った場所であり、司馬遼太郎の峠しかないと考えた。

しかし、完成までの時間もない、金もない、除幕式もやらないという状況の中、そのことを司馬遼太郎の奥さま(みどりさん)に電話で伝え碑文を書いてほしいと頼んだ。
奥さまはそれを聞いて苦笑されながらも司馬遼太郎本人にその場で伝え、司馬遼太郎も笑いながら快く応じ、わずか5日ばかりで、直筆の碑に掲げる文章を送ってきたらしい。

その際に碑の設計案を見た司馬遼太郎は「碑は小さい方が良い」、「文字も小さくてよい」とのことを伝えてきたという。
司馬遼太郎の人間性を感じる。



その本を読む2週間ほど前のお盆の頃の話し

「越の大橋」のたもとに司馬遼太郎の文学碑があることは、以前から知っていたが、さほど有名でもなくお盆にたまたま十日町方面に行く途中で、この橋を通った際にふと思い出し、確かこの辺にあるはずとその碑を見つけ、車を止めて見てきた。

印象は、司馬遼太郎の碑にしては高さ1メートルちょっとと小さく、目立たないなあと感じていたところであった。
実際に、そこの交通量はそれなりにあるはずだが、その碑を示す看板もなく、すべての車が通り過ぎており、普段もほとんど気にされないのだろうな、もっと目立つものにすれば良いのに、とその場を立ち去った。

今回、週刊朝日編集部のこの本を読み、司馬遼太郎と建立に携わった山本氏のやり取りの結果このような碑になったのか、そういうことか、と納得したところである。




越の大橋のたもとにある司馬遼太郎の文学碑 「表」
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「裏」
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(碑の全体を写すのを忘れてしまった)

越の大橋から山なみを望む
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加茂本陣のあった市川邸跡(明治天皇行在所跡)
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加茂川のこいのぼり
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見附市小栗山不動院にある山縣有朋の歌碑
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歌は比較的知られている「あだ守る砦のかがり影ふけて夏も身にしむ越の山風(あたまもるとりてのかかり影ふけてなつも身にしむ越の山風)」だがこの碑の知名度はそれほどでもない。



「大地の芸術祭の里」飯山線下条駅にある「下条茅葺の塔」と列車
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