2016/1/12

今年の抱負  Toots

毎年、今年の抱負的な目標的なものをこのブログに書いているが、今年は大きく出て私の人生のこの先の目標的なもので、、、

ツイッターにちょこちょこ書いています。

(1/5にツイッターに投稿)
20代後半から30代中頃まで、トゥーツシールマンスばっかり聴いてて、一方クロマチックハーモニカは上手くならんなぁと、視野を広げるのでウッドベースを始めたりして非ハーモニカへの取り組みが始まっが、いろいろ勉強したし50歳になったしまたトゥーツばっかりでいいのかなと思う今日この頃。

(1/7にツイッターに投稿)
【トゥーツシールマンス研究】何の楽器(クロマチックハーモニカ)使ってるとか、時代でフレーズが違うとかいろいろマニアックなことを聴いていたが、それよりどの時代どの楽器でも共通するトゥーツの唄い方ってあるよな。それを取り入れたいなぁと思う今日この頃。

てな感じで、トゥーツシールマンスで行きます!

一昨年ハーモニカレビューに寄稿した文章の一部を無断転載。
あれからたくさん読書をしているので稚拙な文章だと強く思うが。

では、今年もよろしくお願いいたします。

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■最初はなんとなく知っていた
 トゥーツ・シールマンスを初めて聞いたのは、高校生の頃でクインシー・ジョーンズかジャコ・パストリアスのバンドで聞いたのだと思う。いつどんな曲で知ったのか?などは覚えていない。バイオリンはステファン・グラッペリが有名だったようにジャズでハーモニカっていったらトゥーツしかいないよな、と思っていた。

■クロマチックハーモニカとの出会い
 89年11月、ジャコ好きのベーシストがハコバンの控え室でハーモニカを使ってソフィスティケイテッドレディを吹いていました。ブルースハープは半音階をベンドで出すという知識はありましたが、なぜハーモニカでこの半音階のメロディーが吹ける?と楽器を見せてもらい、これならジャズが吹けると練習を始めました。
 その頃はクロマチックプレーヤーは、今よりも少なくてテレビ等で聞こえてくるのは崎元さんか八木さん。徳永さんは教本で知った。マツモニカさんは、まだ本名だった。クロードガーデンはジャズもクラシックも出来てすごいなぁと。ウィリアムギャリソンがCDデビューした頃。昔の音源のCD化はあまりなく、ラリーアドラーは知らなかった。
 そんな中でトゥーツは、一番好きなプレーヤーではあったが、何人かのクロマチックプレーヤーのうちの一人のような認識でした。僕が93年にFIHのコンテストで賞をいただいた「In a Sentimental Mood」は、トゥーツじゃなくて八木のぶおさんの演奏を聴いて選びました。

■1994年のオーチャードホール
 それが、トゥーツ一辺倒に決定的に変わったのが、94年12月の渋谷オーチャードホールでの演奏を聴いてからです。
 当時のトゥーツは72歳と一般的には高齢な歳ですが、最近はやらなくなったギター&口笛はやってましたし、椅子に座ってハーモニカを吹いてはいましたが、その日は盛り上がってくると立ったり、セサミストリートでは歩き回ってダンスして吹いたりしたほどの元気さでした。
 オーチャードホールは、音響もよくて1階の真ん中くらいの場所でしたが、トゥーツがオフマイクで「プー」と吹いたのもきれいに聞こえました。94年の来日では、いくつかのホール等での演奏があったのですが、一番大きい2,000席以上あるオーチャードホールで体調も整えたのでしょう、素晴らしい演奏が繰り広げられていました。そしてコンサートも中盤過ぎ、ピアノのケニーワーナーとのデュオで、「ソーラソミー」ん?、「きよしこの夜」じゃないか?なんと単純な曲を〜、12月だしなぁ〜と思ったとたん涙腺崩壊、、、、おそらく1,500人位は泣いたと思う。男子なのである程度我慢しましたが、もし人目がなかったらポロポロと泣いたはず。
 トゥーツのあのトーンで、小さく美しく吹いたり朗々と吹いたりで強弱をつけながらアドリブは控えめで、お得意の短3度の転調で盛り上げつつ。あんな単純な曲でこんな感動的な演奏ができるのだと鳥肌がたちました。
 たった2、3万円のポケットに入るちっぽけな楽器でその場にいる1,500人(推定)を泣かせるわけですよ。僕はこの楽器に出会えたことを感謝し、一生吹いていこうと決意しました。

■その後トゥーツばっかり
 オーチャードホール以降はトゥーツ一辺倒でCDを集めました。たとえゲスト参加で1曲しか入っていなくて買いました。今は更新はしていませんが、Toots and Harmonicaというサイトも作りました。ブルーノート東京の来日は、毎日2ステージ行ったこともあります。ライブレポートはそのサイトにあります。今読み返すとマニアックすぎて自分でも少し引きます。2005年11月に新婚旅行もトゥーツのニューヨークブルーノートに日程をあわせて行きました。おととしの2012年の来日コンサートは行きませんでした。今は行かなかったことを少し後悔していますが、もしよぼよぼの演奏だったら悲しいなと行くのが怖かったのでした。
 もうトゥーツは来日はしてくれないかもしれません、CDの録音もめっきり少なくなりました、でもYoutubeでたまに最近のライブが聴けるのは嬉しいです。100歳までは現役で吹いて頂きたいと勝手に思ってます。

(注:トゥーツシールマンスの引退発表の前に書いた文章です。)
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