ゲレンデバーゲン昨日に引き続き本日のメニューはフロントブレーキ、フロントインテークグリル、サウンドシャキットetcの取り付け作業となります。しかしココでもっとも心配事は昨日ブラケットの不良から、フロントブレーキの取り付けが出来なかったことで、工場がちゃんと昨日ブラケットを新たに製作し当社へ送ってくれているか否かです。朝一番で担当者に連絡を入れると間違いなく代品は発送されているとの事。
しかし午前一杯待っても商品は配達されてこない。工場へ運送会社と送り状番号を聞き、ネットで配達状況を見てみると事もあろうか、前店舗の近くの運送会社営業所から商品返送とされていた。どうやら商品を以前の店舗住所へ送ってしまい、当然当社は無いためあて先不明で商品が返却されている模様。あわててその事業所に連絡すると、商品は豊川営業所に転送されたとかでアタフタして電話をかけまくっていたが、結局転送したと言い張った営業所に商品はあった。商品を動かさぬように言い聞かせ商品を取りに行き、手元に届いたのがもう夕方。急いでいる時に限って、こんな事件が良くあります。
そのブラケットは赤いキャリパーの下に付いているアルミ地の物です。これが無ければキャリパーは取り付けることは出来ません。キャリーパーは汎用品となり、このブラケットを車種に合わせて製作することで、ほとんどの車両に取り付けることが可能となります。

一時はタマタマがチジミ上がる思いでしたが、何とかフロントブレーキも無事取り付き胸を撫で下ろしました。
次は分かりにくいとは思いますが床の黒いマット上に置いてあるインテークグリルの取り付けです。これはバンパーの中央純正エアダクト部分を切り取ってその上からステンレス製のグリルを取り付けるタイプとなります。
さすがにココからは切った貼ったの加工の嵐となります。とにかく何事も一筋縄では行きません。バンパーは特に厚くこれを切り取るにも一苦労だし、とても繊細な仕事と言えるものではありません。
細かい途中経過は詳しくは書きませんが、マジに一時はどうなるかと思うほど難航。しかし出来上がってしまえば割といい感じに仕上がりました。
最初は予定は無かったオーディオ関係。オーナー様にもう少しいい音に出来ないかとの問いに、お金を使わずしかも絶大なる効果を得られるということで「
サウンドシャキット」を取り付ける事になりました。当社でもかなり昔から取り扱っていましたが、最近は少しご無沙汰で久しぶりの取り付けとなりました。取り付けた後のサウンドは、ほんとにすごいの一言。同じオーディオ、スピーカーを使っているとは思えない程、高音から低音域まで満遍なく音の厚みが出ます。純正を崩さずチューンナップをしたいと言う方には打ってつけの商品です。
他にコマモノもありましたがこの2日間で急場も凌ぎ、細かな調整を残してはいますが、ゲレンデバーゲンの全ての仕事がほぼ完了しました。一時は色々とどうなるかと危惧もしましたが、終わりよければ全て良しです。
昨日Hyper-Chipのお問い合わせの電話が鳴りました。車はAMGのCLS63で、あれやこれやお話をしていると・・・、
「昔小さいころ、オヤジに連れられて二川の店に良く行っていましたよ」
えぇーっ、もうそんな世代なんですね。昔も今も相変わらず仕事をしていますが気持ちは相変わらずなのですが、確実に歳をとっているという事なのでしょうね。
夕方ご来店頂き色々お話を伺い、車検書のコピーをとるところで会社名を見て確かに思い出しました。当時7歳ぐらいであればあれから22年、確かに歳も30才に近いはず。うーん。もうそんな時代なんだと今更ながら考えさせられました。
でもきっとこの方のお子さんがまた当社のお客様に!なんて言う事は無いでしょうね。