久しぶりにM−BENZのW124ワゴンにHIDを取り付ける事になりました。この124の年式は1992年式の300TE。オーナーのH氏は新車で購入してから今までずっと所有している1オーナー物で車庫(納屋)保管。しかも走行距離は今現在6万キロの実走行ととてもレアで極上な一品です。計算をしてみれば今は2008年なのでもうすでに16年を経過しているのですね。僕が124に乗っていた頃からで、当社に来られたときはピカピカの新車でその時のことは、ついこないだの事のように今でもはっきりと覚えています。
取り付けるメーカーはお馴染みのBELLOF社のもので、この車のヘッドライトのバルブはH4球となります。H4球は一つのバルブの中にフィラメントを2つ備え、ヘッドライト、ハイ・ローの切り替えはこの2つのフィラメントの切り替えでもあります。しかしHIDのバルブは発光箇所は1箇所しか存在しないため、このバルブの発光部を機械的にソレノイドを使い前後させることによって、ハイ・ローの切り替えを行います。
しかしバルブ裏に切り替えのためのソレノイドを備えるために、バルブ本体の裏の突起が大きくなるために124のライト裏のようにスペースが無い車への取り付けは結構辛い。他社でもH4の切り替えタイプはありますが、スペースの関係上取り付けられるものは限られてしまいます。この点でBELLOF製のものはクリアすることと、W124専用のリレーキットが出ており、取り付け後の動作も問題なく作動いたします。しかし一昔前は今ほど小さくは無いため、取り付けには大変苦労をしたものでした。
ついでにハリソンのeサーバーをセット。アイーシング機能も加わってこういった古い車には、思った以上の効果が期待できそうです。
ついでのついでにホイールアライメントを取り直し、タイヤを内外を逆に裏返したところでタイヤを交換しなくてはいけない状態、つまりタイヤの内側が減りすぎて中のベルトが出てしまっていた。H氏は新品ぐらいの事を思っているのですが、さすがに取り付けてから4万キロ走ればこのような状態になるのも当たり前で、ある意味ここまで良く綺麗に減ったものだとほめて遣わすぐらいのものでした。
このSONYのカメラは今までのブログに散々活躍してくれたCyber−Shot
で、この頃お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、写真の色合いがセピア色に近くなって来たり、画面にスジが入ったりとかそろそろ限界かなと言う感じでした。
でとうとう昨日買っちゃいましたOLYMPUSのμで1000万画素と、とにかく簡単に綺麗に取れることが優先で選んだのがこれです。でこれからの写真は一部を除いてオリンパスで撮った写真にと変わって行きます。
一昨日仕事をしたAUDI A4のスペーサー及びボルトとロックボルトが入荷したので取り付けを行います。フロントは20mmのAUDI専用のスペーサーを取り付けますが、AUDI用としてはこの20mmが一番厚くこれ以上の厚みはありません。しかしリアについては25mmがどうしても欲しいため、ベンツ用の25mmスペーサーを流用。ベンツとアウディではハブ径が異なるためベンツからアウディー用に変換するハブを取り付けます。
ロックボルトについては通常フロントとリアのスペーサーが異なるためロックボルトの長さも異なってきます。となると前後で長さを合わせた2種類のロックボルトを購入しなくてならないのですが、今回は元々ある長いロックボルトに前後の長さを指定し切ってもらったため、4本とも全て同じロックキーで合わせる事が出来ました。これぞお財布にも優しいECOボルトとなりました。
スペーサー装着前と後の比較となりますが、前はソニーのカメラで撮ったセピア色で、後は新しいカメラと全くその色合いと、肝心のホイールの出方が異なります。
この状態でディーラーにての入庫は無理なので、点検等はスペーサーを取り去れば問題はありません。ディーラーには入れなければいけないし、オーナー様のご希望も取り入れないと話しにならないと苦肉の策ですね。