BMWのE90 330の左ヘッドライトが点灯しなくなった。原因は交換したイグナイター不良で、1週間ほど前に新品交換をしました。ところが先日の大雨でヘッドライト内側はクモクモに曇りまくリました。取りあえずはヘッドライレンズの曇りを取らなくてはならないのですが、乾燥後最終的にはレンズの内側に水滴の汚れが一部残ってしまいました。
水滴の付いた原因はフタのツメが甘くなり、キッチリと閉まりきらなくなってしまったようです。よってこれは新品に交換することによって、内部の曇りは防ぐことが出来ますが、水滴の汚れは取れない。何とか隙間から清掃しようにも、全く用具が入らないし届かない。結局ヘッドライトを外して更にコーキングでバッチリ留めてあるのをはがし掃除が完了するまでに二人掛かりで丸2日間。頂いた部品代含め3000円頂いた内工賃は600円ほど

ホントに大変でした。
ヘッドライト修理時に丁度バックオーダーを掛けていた、マフラーが一ヶ月ほど掛かって入荷してきました。メーカーは
『ARQRAY(アーキュレー)』で、チタニウム・チタニウムハイブリッド・チタニウムテール・ステンレスと種類のある中のうち、ステンレスシリーズの76φ4本出しを発注。
純正はご覧の通り片側2本出しなのでほとんどスペースの無い、右側へ無理やり?テールエンドを設けなければなりません。
交換に当たっては社外品のマフラーに取り替える場合、純正を切り取りった後につないで付けることが多いのですが、このマフラーはフロントパイプ純正フランジからの交換となります。
純正は一本モノとなるため取り外すにも重量もあり大変ですが、これを家に持って帰り保管するとなるとどうやって持ち帰るかが問題となります。結局このオーナー様は考えた挙句、お持ち帰りを断念し当社にて処分となりました。
右側にはマフラーカッターの逃がしを作らなくてはなりません。商品にはそのための型紙は一切付いていないので、自分で作らなくてはなりません。このマフラー用にカーボン製の4本出しディフューザーが
『3D Design(3Dデザイン)』から出ているのですが、価格もかなり高価で税抜き120.000円!今回はディフューザーを諦め、僕が純正パネルの切開手術を致しました。
写真では結構余裕で弁当箱が納まっているように見えますが、実は非常にタイトなのであります。でも感心するぐらい上手に考えられて出来ています。
出来上がり後の左右のバランスも問題なくとてもいい感じで、まさか右側のマフラーは弁当箱だなんて知る良しもありません。このアーキュレーの4本出しマフラーの排気音動画を撮ってみました。この4本出しの排気音の動画は他には無いと思います。おそらくお初だと思われます。
実際の音とは再生環境によって違うとは思いますが、ご参考にしてください。