昨日岐阜のお客様がポルシェのお友達を引き連れご来店頂き、そのお友達はECUチューニングの
『Hyper−Chip(ハイパーチップ)』の施工をしていただける事になり、車両をお預かり頂き代車に乗って帰られる事となりました。
車両はポルシェの996 911ターボの3.6リッターで、ノーマルは420HPの馬力と560NMのトルクを誇ります。もちろんこれで十分すぎるほどのトルクと馬力があり、これに何の不満があるのかという疑問もあるかとは思いますが、同じエンジンでデーターの書き換えのみでそれ以上の性能を引き出せると聞けば、ポルシェ乗りのみならず、どなた様でも試してみたくなるのは人情だと思います。
そして車両からノーマルのデーターを専用のツールを使い読み出し、そしてそのデーターをドイツへとメールで送ります。すると数時間後今度はドイツからその車両にあったチューニングデーターが送られてきます。そのデーターをポルシェECUへ
根性入りデーター入魂をすればチューニング完了です。そして気になる馬力とトルクは・・・、
420HP/560NM
478HP/654NM!!
チューニング後はお馬さんが58頭も増えてしまうんです!はっきり言って怖くてアクセル踏めません

とくにターボ車は簡単に馬力のアップが図れますが、ノンチャ-ジャー車においてはターボ車に無い、低速からのトルクアップ感が得られ、街乗りでの扱いやすさが嬉しいです。先ほど911ターボを引き取りに来られたオーナー様と当社チーフメカニックが電話でお話をさせて頂きましたが、チューニング後は今までと全く代わり、すごく良くなったとお褒めの言葉を頂きました。当社としてもやらして頂いた甲斐があったというもので、大変嬉しく思っています。
先日修理の為に代車をお貸しさせていただいたのですが、車両を取りに来られ開口一番「代車のHID明るいね。僕もHIDを付けたい」と依頼を受けました。たいしたことのない当社代車ミニカトッポで、一応HIDを後付で取り付けてあるのですが、まさかこのトッポが僕に代わってセールスをしてくれるとは思いも寄りませんでした。
この頃ではいつも顔を出すようになった「AIR ZERO」の5800kコンバージョン。5800kとありますがこれは他の商品と区別を付ける為で、実際には6000kの色温度となります。
取り付ける前まではかなり眠そうなマナコだったオメメもパッチリと冴えて、目元もすっきりいた感じとなりましたが、なんと言っても一番の違いはその明るさにあります。ヘッド内側の薄いポジションは近日BREXから発売されるLEDを取り付ける予定となっていますので、今のところ相変わらず黄色くなっています。
ついでにブレーキのパッド交換とブレーキローターの、全てのローター表面の研磨を行います。パッドは「ARC FORCE(フォース)」となります。ただ残念なことに今回リアのパッドの形状が違い、リアのみ次回に交換となりました。交換の理由としては2年ほど前にローター、パッドを新品に交換したばかりという話ですが、パッド・ローター双方磨耗していました。距離も交換から4万キロほど走行されていれば、そろそろといったことになります。
ローターの研磨については通常新品時から、一回のみは研磨して再生可能といわれています。それ以後は新品交換をお勧めいたします。片側1mmほど減っていましたが、研磨後はご覧の通りまっ平らとなるので、パッドを新品にする場合は癖の付いたローター表面の研磨をお勧めいたします。
またタイヤを外してみればタイヤの内側も磨り減ってかなりヤバイ状態でした。しかも本来ならば235/45サイズが215/35になっており、乗り心地の面・外径でのデメリットも大きい為、これを215/50サイズに交換して正規の大きさに近くしてあげます。タイヤの山はほとんど外側しか目に触れないため、内側の確認は出来てない場合がほとんどだと思われます。車高を落とされている場合が多いので、片べりしている事が多くありますので、今一度愛車のアンヨの状態をしっかりと確認しておくことも必要です。
今朝から入庫していたVWトゥアレグもフロントタイヤの内べりが激しく、今回は4輪アライメントの調整を行いました。これに結構手こずったようで、調整に多くの時間を費やしてしまったようです。
ジャガーのフットレスト製作の依頼を受け早1ヶ月強。最終工程のメッキ加工がようやく仕上がりました。
もちろん専用のフットレストがほとんど出ていないのと、デザインにこだわったことからワンオフの製作となりました。
デザインは純正のペダルに合わせたもので、メッキもその雰囲気に馴染ませるためでありますが、メッキについては少し事件があり、その影響で時間が掛かったようです。せっかく綺麗に仕上がったのでこれを踏むには忍びないので、しばらく土足厳禁でいきますか!?