昨日はお見苦しいところをお見せしてしまい、ブログをサボってしまい大変恐縮です。今日は心を入れ替えて誠心誠意ご紹介させていただきます。
車を6台もお預かりしているとお伝えしており「グランプリは儲かっているな」なんて思われてしまうようですが、全てが時間の掛かるものでばかりで、上のジャガーXJRは大阪から持ち込まれたものでECUチューニング施工で入庫。しかしこの手の車両は出来るかどうかは分からないのが現状で、ただ今車両と通信が出来ずに悪戦苦闘。本国からのアドバイスが途中で途絶えてしまいました。おーい早く返事くださいよーっ
M−BENZ W164 ML350のヘッドライトのブラックアウトのご依頼です。
先日のW204 Cクラスのヘッドライトと違い、ここまで分解するには相当の時間と手間が掛かりました。予想ではCクラスぐらい(それでも気持ち的にはかなりのプレッシャー)のつもりでいたのですが、あにはからんやとんでもなく手ごわい相手でした。本日2個目がバラせられたのでいよいよ明日塗装に入ります。
そして同車両でもっとも厄介な作業はAMGのオーバーフェンダーの取り付けです。元々ノーマルボディーにぴったり取り付けられるようになっていますが、取り付ける車両には社外のスポイラーが取り付けられているため、形状が全く合いません。上の写真はフロント左のオーバーフェンダーで、形状を合わせるにはかなり困難そうと言うか無理

そこでフロントスポイラーの所で切ってしまおうかと思ったら、取り巻きの外野から
「グランプリなら出来る!」
なんて勝手なことを皆が言うものだから、切るに切れなくなってしまったのが昨夜のこと。言うのは簡単だけど実際3次元の面に形を合わせ、ぴったりくっつけるなんぞ至難のワザ。しかも失敗は許されない。じゃああなたやってみてくださいって言いたいぐらいです。


合わせては切り合わせては削り、何度も何度も繰り返しひたすら削り込みを入れますが、何とか一枚出来上がったところでもうヘトヘト。これをあと3枚繰り返さないといけないかと思うと、気持ちは暗く凹みます。幸いお客さんのO君が夜遅くまで手伝ってくれたので昨夜4枚仕上がったようなもので、そうでなければ途中で投げ出し帰っていたところです。
スマートは相変わらずリフトに乗りっぱなしで、その日の優先順位の高い順から仕事をし出すと、担当者もなかなかスマートに専念出来ません。そんな中でも時間を見つけながら、本日やっと言うかもうと言うかエンジンを載せることが出来ました。仕事も思うように進まない、こんな感じの仕事が最近どういうわけか固まってしまい、気分的に少し落ち込んでいました。しかし昨夜帰ってから気持ちが落ち込んでいてはいけないと思い直し、気持ちを入れ替え良い方向にイメージを働かせるとあら不思議

なんだか心が晴れ次への仕事の活力が沸いて来ました。暗示ってとても大切ですね
GOLF4 GTIの足回り及びブレーキパッド・ローターの交換作業を致します。
この車既にBTSキットが取り付けられているのですが、本来オーバーホールに出すつもりが時間の関係で新品交換となりました。新車時にBTSを取り付けており、走行距離も既に13万キロを優に超えています。
よってついでにマウントも前後交換することにします。フロント側にはステアリング操作が必要なことから、マウントにベアリングが備わっており、こちらも含まれます。
フロントアッパーマウントなんぞはご覧の通り、新品より10mmほど潰れてしまっています。これではショックアブソーバーを交換しただけでは、本来の性能を100%引き出すことは出来ません。マウントも交換することにより新車時に近い、安全で快適なドライビングフィールを蘇らせることが出来ます。
ブレーキパッドはディクセルのMタイプで、ストリート用ダスト超低減パッドとなります。ローターも同じくディクセルスリットでプレーンディスクにスリットを入れることで、プラス20%の制動力が得られます。これでダストを出すと言うこともなく、さらに制動力も増すという理想的なブレーキとなります。

フロントはサスペンション交換後は7mmほど車高がアップいたしました。

リアにおいては14mmほど上がりました。そして肝心の乗り心地ですがこれが実にしなやかで、正に猫足といっても過言ではないぐらい良いものでした。思い出しました

GOLF4が出た当時このBTSキットについてはあまりいいイメージがなく、事実取り付け後は突き上げ感が激しく車高も下がりすぎでしたが、久しぶりに取り付け試乗の感想では今までのイメージを一変、かなり改善されており大変好感が持てました。もちろんマウントの交換もより良い好感につながっているもので、まさに相乗効果がもたらす結果です。
そんな駐車場では気の荒らそうな2台の車が・・、あまり見られない光景なので記念撮影をカシャっと
「ガルルルルッ〜」