フォルクスワーゲン トゥアレグがマフラー交換のため入庫しました。しかしよく町で見かけるトゥアレグとは少しばかし訳が違います。
ジャジャジャーン

なんとW12のエンブレムが示すように、エンジンはW型12気筒DOHCの6000ccから、最高出力460馬力を生み出すモンスターエンジンが搭載されているフラッグシップモデルです。そしてマフラー交換とは言っても、主流はV6エンジンが多く数あるマフラーメーカーからでも、唯一イタリアのメーカー
「Supersprint(スーパースプリント)」からしかリリースされていません。
輸入元に問い合わせて見ると当然在庫などは持ち合わせが無く、問い合わせ事態日本で始めてとの事でした。しかし本国発注後およそ2週間で届くとのことで、この頃の発送は航空便が多いだけにとにかく早い

ただし値段もスペシャルで定価
510,300円
トゥアレグとポルシェカイエンと同一シャーシーであることはよく知られていることで、サスペンションキットも共通であり、それが故にか分かりませんがとにかく全てがスペシャルプライス?が多いようです。マフラーも品番から追っていくと、ポルシェのカイエンターボと共通品番であり、マフラーのタイコにも"PORSCHE"の文字が入っています。しかも2種類の設定があるはずなのに、現在ではレーシングモデルと言われる一種類のみの設定となります。
それにしても純正マフラーは強力な"湯たんぽ"が装着されています。いかにもみただけでも重そうです

純正マフラーはパイプ途中で一旦カットされますが、下ろした純正の太鼓の重量が気になるところで、測って見たところ28kgと一人で下ろすにはちと重い
スーパースプリントではいかにも軽そうですが、実際16kgとマフラーだけでも12kgの軽量化が出来るだけでも、走りと燃費にも影響は良い結果となります。またマーカーサイドでの実測値としては、レーシングモデルとうたってあるだけに、交換後では10.2馬力の出力アップとされています。
レーシングでは3000回転ほどしか上がらないので、全てをお伝えできませんが音質は太く、音量も増しました。レーシングマフラーという言葉から、かなり恐ろしいようなものを想像もしましたが、意外とジェントルな車検にも十分対応出来そうな感じです

試乗ではSUVとは思えないほどの恐ろし加速をします。スピードメーターもあっという間に100kmに届きますが、怖いのはブレーキでこれだけの加速をしながら、車両重量も2.5トンを超える車を止めるには、少しキャパシティーが明らかに足らないブレーキ。これはポルシェのカイエンターボも同様で、とにかく怖い印象です

とにかく走るだけに今後の課題とも言えそうです
