先月RENNtech(レンテック)チューニングのご依頼を承り、商品が届かず年内の作業は無理だと諦めかけた矢先、いきなり出荷案内が入ったと思いきや翌日には日本に商品が入荷したとの連絡が入りました。出荷案内が来たと同時にオーナー様には連絡を取り、入庫頂いたその日に商品が丁度届くといった、全く無駄のない理想的な流れとなりました
レンテックチューニングの内容としてはパッケージ3とも言われるもので、カーボンファイバー製のエアインテークボックスとエンジンカバー。エアインテークボックスはじゅんせいに比べ容量がアップされるのと、エアーの取入れかたを変えスムーズな流れで無理なく取り入れることが可能となります。
またエアインテークには
”RENNtech”の文字があしらわれ、ボンネットを開ければ魅力的なエンジンルームを演出します。こういった演出はメルセデスオーナーにとってはとても大切な演出でもあります
レンテックの最新の第 2世代のインタークーラーとポンプのキットで、ポンプを大容量タイプに交換することで、純正の2倍の流量を得ることが出来るとあります。
インタークーラーは純正と交換するのではなく、新たに付け足して加えるためこれだけで冷やす容量も2倍となるため、言わずと効果はてきめんに現れます。ターボ車であれば冬場はともかく、夏の暑い時期には目に見えてパワーが落ちてしまいます。フルブースとでの走行時にはインタークーラーで冷やされる前の温度は130℃を超えますが、インタークーラーで冷やされた後は一気に70℃ほど落ち、どんなに暑くても60℃は超えることはありません。
空気温度を下げると、酸素の密度が濃くなります。同じ体積でも気温が高い場合と低い場合では酸素の密度が異なります。つまり、酸素密度を上げると爆発力が大きくなり、結果として燃焼効率が上がりよって馬力が上がるわけです。
SS(ステンレス)マフラーは排気効率を高めるのはもとより、積極的な深い音には豪華なパフォーマンスと、不要な共鳴を取り除いたもので、軽量化されたマフラーは独特のサウンドを提供いたします。

マフラー交換は純正マフラーを切り取った後、SSレンテックマフラーと交換いたします。しかしマフラーは途中で切断され、テールエンドらしきものはありません。これは純正のマフラーを切り取った後、更にマフラーのテールエンドをも切り取り、スポーツマフラー出口の切り口と溶接にてつなぎ合わせます。
よってパッと見は全く純正となり、AMGに敬意を払ってのチューニングとでも言うことでしょうか

ただしリアタイコを交換することにより、排気サウンドはAMGと異なりますが、AMGには無いとてもジェントルな音・角が取れたとでも言うのでしょうか、当社スタッフ誰もが「いい音」

と口を揃えて答えます
そしてこれにECUチューニングを加えて、パッケージ3となる訳ですが、すでに当社にて
"Hyper−Chip"入魂

済みであるため、これにて全てのチューニングは完了です

レンテックのチューニングデーターは実に
704馬力となっています。お預かりしてから一週間

程頂きましたが、年内の施工は諦めていただけに喜びもひとしおです

ありがとうございました。