M−BENZ W221のSクラスに後期型のミラー及びリアマフラーの交換を致します
後期型のミラーはアッセンブリー交換となりますが、ご覧の通りミラーはバラバラの状態で入荷いたします。理由はといえばミラーのカバーは未塗装であるため、3点のカバーリングは車両の色番号に合わせ、塗装をほどこした後に組み立てなければなりません。
組み立てについては慣れたものですが、重要な部分は特殊なリング状のカシメを打ち込むため、打ち込んだら最後元に戻す事は出来ません。よって組み立ては慎重に合わせ等を確認しながらも、ハンマーを使い打ち込む前に再三に渡り確認をします。
以前にミスをしたことがあり、大変な目にあってからはかなりビビリーになっています

このミラーは純正品ですが、前期型のままでカバーリングのみを換えるカニ足ミラータイプもありますが、形がおにぎり型のままなのでどうしても前期タイプと分かってしまいます。
ミラーさえ組み上げてしまえば、左右交換するには小一時間もあれば、作業は終了いたします。ご覧の通り、前期タイプはおにぎり型の砲弾状に対し、後期型のミラーでは台形タイプの鏡も大きなものへと変化してしているのが見て取れます。もちろんミラーが大きくなった分だけ、視認性も向上いたしました
次には車両をリフトに上げてマフラー交換作業となります。リアのバンパーはすでに後期型のバンパーに変わっているため、マフラー出口部分の両サイドは大きくえぐられています。すでにバンパー交換から一月ほどこの状態で使用されており、後方から見られるとちょっと恥ずかしかったようで、マフラーの入荷を今か今かと待っていました。
マフラーはAMGのS65タイプのもので、当社でも初めて取り付けとなるためちゃんと取り付けが出来るのか、音はどんなサウンドになるのか正直不安な部分があります。マフラーの出口デザインはS65に似ていますが、もちろんAMGのロゴは入っていません。
取り付けにおいてはいつものようにデフの辺りで、左右のマフラーを切断したところへ次に取り付けるマフラーを差し込み、専用のバンドで締め付けます。そして気になるマフラーのクオリティーとしては、極めて寸法がキッチリと取れており、マフラー出口の傾きや角度においても、ほぼ左右均等にセットが出来、わずかな調整をするぐらいでOKとなりました。無事取り付けにおいては合格点でしたが、気になる肝心なサウンドについては
おーおーっ

けっこういいじゃん

もっと国産っぽい下品な感じになるか、爆音になるのかとヒヤヒヤしながらもエンジンに火を入れれば、これがなかなか上品な味付けではありませんか

いやーっ、取り付けて見なければ最後まで分かりませんね。取りあえず今回は大成功でした