GOLF4の足回りが弱ってきたため、今回リフレッシュをさせて頂きます。車は走行距離だけでなく経年変化による劣化や不具合が必ず起こります。ショックアブソーバーも例外ではありません。ショックアブソーバーが劣化すると、乗り心地や直進安定性の悪化、ハンドリング・ブレーキング時の挙動が不安定になりがちとなり、安全走行面から見ても大変危険です。
ビルシュタインのリプレイスメントショックは高い安全性と快適性を求める全ての欧州車オーナーにお勧めできる商品です。減衰力・ストローク量・シェルケース・デザインに至るまで、純正同様のクオリティーと性能を発揮出来るショックアブソーバーです。
そして同時交換をお勧めするのがショックアブソーバーに関連、本来の性能を100%発揮するためには周辺で使用されるゴムブッシュ類を交換するため用意を致します。
実際フロントショックアブソーバーをバラし、アッパーマウントを新品と比べて見るだけでも、ご覧のとおり10mm以上もシャコタン化ヘタリ具合はハンパではありません。もちろんこれでは衝撃を吸収することも出来ないばかりか、本来のハンドリングにも悪影響を及ぼします。
フロントのショックアブソーバーも同様ですが、リアにおいては純正ショックを縮めれば、縮んだロッドは元の長さまで全長が伸びきりますが、今ではそんな気力は無さそうです

ご臨終といったところでしょうか

ショックはなされるがままの状態で、全く本来あるべき機能を果たしません。
一応取り付け前のタイヤ設置面からフェンダー上部までの距離を測っておきましたが、取り付け後を写真に押さえることを忘れてしまいました。この施工前の車高よりも前後10mm強車高が上がりましたが、これは新車の状態に近くなったという事で、新車時の乗り心地に近い、安全で快適なドライビングフィールが蘇ります
