ランボルギーニのガヤルドが積車にて運び込まれてきました。理由はオーナー様がドライサンプとは知らず、オイルレベルスティックを見てオイルが全く入っていないと思い、オイルを足されたのですが、いくら足してもオイルは規定量に達せず4Lも入れられたそうです。
その後走行してみるとオイルのオーバーフローから白煙とオイル漏れが激しく、当社にてチェックとオイル交換のご依頼を頂きました。ところが今度はギヤが入らず走行不可に積車に載せられ入庫。

さらにランボルギーニ名古屋からパーツを届けて頂き、セオリー通りにオイル交換をさせて頂きます。
オイル交換後エンジンを掛けるとマフラーから半端ない白煙が

しかししばらくエンジンを掛けながら、オイルを燃やすしか方法はありません。30分ほどで白煙は収まりましたが、ピットから店舗までも白煙でモンモンです
最後にテスターをつなぎフォルトを消しに掛かりますが、なぜかテスターが車両側とつながりません。よってギヤもつながることもありません。ラッチ交換となると100万円以上も掛かるようです。オーバーフローとクラッチに因果関係があるのか分かりませんが、何か手立ては無いか次の手を探ります
