本日9/10の最初の見学地は、サウスポイントとグリーンサンドビーチ。
マウナロアの側火山の一つが、おそらくマグマ水蒸気爆発でつくった火口の一つが海岸で浸食を受けていて、火砕物の浸食で洗い出され、密度が大きくて引き波で残されてたまったかんらん石がたまった砂浜。
途中はハワイにしては珍しく関東ロームに似た黄色い”赤土”がある。マグマ水蒸気爆発の産物でガラス質の火山灰が積もり、それが風化したものだろう。

駐車場から出発。風が強く砂埃が飛ぶのでサングラス/眼鏡着用を勧められる。

グリーンサンドビーチの全景。火砕丘のまわりを後の時代の熔岩流が地形的な高まりをよけて流れ、取り囲んでいる。それが現在の波の浸食を防いでいる。
崖に火砕物の地層が見える。このような構造はオアフ島のハナウマ湾に少し似ている。

火砕物の地層の斜面を下りる。

グリーンサンド:かんらん石の濃集した砂

砂浜からの風景。
片道5kmの悪路を往復したあと、サウスポイント付近の見学。一応、合衆国最南端の場所だということになっている。

サウスポイントの海食崖。マウナロアの熔岩流が何枚も積み重なって大地をつくっている様子がわかる。この西側は何カ所か古い火山体表面が陥没して、南北の崖になっている。