2日目、6:30に起きる。ちょっと寒そう。貼るカイロをダウンの背中に2枚、胸に2枚、腰に2枚、上着のポケットに2枚、ズボンのポケットに2枚。今日は、これ位にしといたろ。
一袋10枚入り、全部使わな気ィ済まんのか!少し、残して次使うって事知らんの!
ホットケ!
それに、携帯ストーブを用意して、これで寒さ対策は万全。身支度している間に沸かしたお湯を、子供が小さい頃使っていたミッキーマウスの魔法瓶に、インスタントコーヒーの粉をスプーンで8杯入れた後に注ぐ。私は、ブラック。他に惣菜パンを2個持って下りて行く。傾斜のきつい坂を何度も上り下りするのは嫌ダ!次、上る時は帰る時。下りる時最初にガードレールをまたぐのだが、霜でガリガリ。ポイントに着くと、放射冷却で湖面からは白いモヤが立ち込めている。幻想的な風景の中に私ひとり。
準備していると、左側のワンドで大きめのもじりがある。『どうしようかなぁ・・』後は、餌を打つだけだが・・・そこへ“ささやん”から

状況を説明すると『動いた方がいいのでは・・・』なんでも、昨日、夢で私がデカイのを釣ったのを見たそうだ。
喜んだ私は、“ささやん”に何度も何度も電話したそうだ。それが理由ではないが、何かしなければ未来は開かない、ダメモトで決断・左のワンド寄りに10m移動。何故か頭の中で、“渡辺美里”の「マイレボリューション」が鳴っている。時々、何か、やりはじめると勝手に音楽が鳴り始める。歌謡曲あり、クラシックあり、CMソングあり・・・。昨日は“水谷豊”の「カリフォルニア・コネクション」だった。
移動して、床計かりすると18尺の2本半強で床。今日もセットで始める。両ズラシのタナで最初にきたのは、ブルーギル。『なんでやねん、お前中層の魚とちゃうんかい。』。その後、根ガカリが2度あったので、上バリトントンにした。
このタナでいいアタリが2度あり、2度とも乗ったが同時に根ガカリした。こりゃあかんと、ナジミの2本の宙に変更。時間を見ると、もう昼。宙に変えての第一投、完全に馴染んだところで“ささやん”から

。話始めた瞬間、アタッタ!『すみません、かけ直します。』「オッ!でかいちゃうん。あっ、でも2段引き。やっぱコイか・・・」『お前は、底の魚やろ!どないしろっちゅうねん』
お前、コイまで写真撮るんかい!
証拠や証拠!
お次は、マブ。
お前、マブまで写真撮るんかい!
だから、証拠や言うとるやろ!
ヘラの証拠、出さんかい!
あったら、出すわい!
昼を回って、太陽が真正面になり、暖かくなったのはよいけれど、少しだけ風が吹きさざ波が立って、湖面が光る。湖面に何匹もプレデターがいる様だ。ウキが見にくい。30分も我慢したろうか、プレデターは消えて行った。でも流れが出て、ウキが右に流される。タナが浅いから、ポイントからだいぶずれる。これやったら、まだ床の方がましか。でも、根ガカリはいややな。じゃあ、段差床(上ハリは餌の付いている時だけ、ギリギリ底に着く)にして、餌もカニ味噌グルテンに変更。すると、釣れるわ、釣れるわ、マブとコイが。2ケタいってもうた。
ほんまかーい。
証拠、出そか?
いらんわい。
その内、ヘラに替わる思うたんやけどな、甘かったわ。
でも、竿、曲がっただけましや。
あっーおもろかった。
でっ、今頭ん中は?
マライヤキャリーの恋人達のクリスマス

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