『警告
』
最後まで読んでいただいても、ボウズです。ショックに耐えられる方のみ、ご覧下さい。どんな精神状態になっても、当方では責任を負いません。
第1ラウンド
27日23時半〜25時
深夜に山田に到着。25日に山田に詣でた“ささやん”から『いっぺん騙されたと思って、トウフの角に入ってみたら』とアドバイスを受け、そうする事にした。
本格的にやるのは、28日の朝からだが、エサボウル一杯だけやってみた。が、世の中、そんなに甘くないよね。まあ、翌日の為のエサ撒きという事で…
第2ラウンド
28日5時〜21時
だんだん空が明るくなって来た頃、ナイター浮子のまま第1投。もじりは少なく、気配がない。30分ほどして、東の空からデカイ真っ赤な太陽が顔を出す。
昼浮子に変更し、シズ調整していると、沖からこちらに向かって、軽く尺半は超えていそうな腹パンのヘラが、ゆたゆたと

泳いで来た。普通こんなベッピンさんの後ろには、いくらかの野郎どもが、くっついて来そうなもんだがお一人だ。ハタキの時期を逸したのか、嫁にいけなかったみたいだ。かわいそうに、このまま死んでしまうのだろうか
今日は多少風があり、ゴミが流れて来る。ちょうど浮子が立つ所に、漂っている。少し我慢すれば、無くなるのだが、流れが逆になると、またぞろやって来て、中断を余儀なくされる。たまらず、ゴミ除けをセット。
日中は、かなり暖かく、シャツ1枚で大丈夫だが、朝夕はフリースの上にダウンがいる。脱いだり、着たりの繰り返し。釣果の方はさっぱりで、ブルーギルとコイに遊んでいただいた。24時頃にもじり出すという事だったが、昨日の同じ時刻がさっぱりだったので、エサボウルが空になったのをきっかけに、21時前に竿を置いた。
道具を片付け車に戻って行くと、ちょうどそこに“ささやん”到着。二人で「王将」にGO!お腹いっぱいになった後は、翌日の健闘を誓ってそれぞれ車に戻り、私はダウンを着たまま寝袋にくるまり、朝まで爆睡
第3ラウンド
29日6時〜22時
ちょっと寝坊して、外はすっかり明るくなっていた。早速釣りはじめると、昨日とは少し状況が違いモジリもややあり、ウキも動く。“ささやん”のウキ周辺では大型のもじりがあり、泡付けも出た。一気に期待が高まる。私は、昨日より約1m右に釣座を移動し、やや本湖側に竿の向きを変えた。それによって、タナも1本弱深くなり、4本弱で底が取れる所を、2本から3本半の間の宙を探って行く。
今日は休日とあって、顔見知りのヘラ師が多い。紀ノ国には、昨日42上をGETされた“○ちゃん”。ダムサイトには、紀ノ国からナマズがイヤになって引越しして来た“○西”さん、逆にお昼から紀ノ国に引越しした“彰月”さん。そして、ちょうど私と向かい合わせに、地元の“小○”さん。トウフの左右の角に、私と“ささやん”。
ときどき、おしゃべりしながらの釣りで、昨日とはまた一味違う楽しさがある。愛嬌のある和歌山弁で、“小○さん”が『井上さん…』と時合(普通に変換すると【地合】だが)は何時かとか、最近の釣況を聞いてこられるが、大御所から「さん」付けで尋ねられても、へっぽこ釣師としては、こっ恥ずかしい限りだ。
そんな時、ジャミあたりが多く、本命の前ブレなのか、本命の食い渋りなのか、いつか本アタリに突然変わるのか、判断しかねている時、するどく1節入った。すかさず合わせた。向かいの大御所から『オッ!掛けた!』と声がかかる。大きくしなる竿、が、2段引き。自分でも『コイやなぁ…』と心の中で呟いたが、“ささやん”から直ぐに『コイ!コイ!』っと。そう言われると、一縷の望みをつないで否定したくなる。湖面に浮いて来る魚体。『銀色やん!』と私。『宙でやってるのに、なんでやねん!』往生際が悪い。
往生際の悪さはまだ続く、午後になってまたコイ。“○西さん”が後ろに居る時。どうした事か今度は“ささやん”が『これいいよ!ひょっとするよ!』と。天邪鬼な私は、『いや、コイです、コイです』と。でやっぱりコイ。
さらに続く、夕方になって到着し、ステージで竿出ししていた“かっちゃん”が“ささやん”が帰った後に、こちらに来ようと道具を片付けている時に、今までで一番のアタリ。思わず、『来ましたぁー!』と私。真っ暗な中、ライトを照らして掬おうとすると、やっぱ体高がある。が、針をはずそうとすると、お口がビロンチョ。『あちゃっー、マブやんか!』。24時位までやってみるという“かっちゃん”を一人残して、遅い晩飯(レトルトカレーとカップ麺)を食らい、就寝
第4ラウンド
30日5時〜12時
この日の朝は、またもじりが少なくなってしまった。だが、ウキの動きは昨日と同じ位よい。いや、さらによい。信じてもらえるかどうか、8時〜9時の間にいいアタリが3回あり、その内2回は3節落とすアタリで、1回は目の覚める様な、消し込みであった。いずれも、すかさず合わせたが乗らなかった。『なんで、あのアタリが乗らへんの!』。デカイブルかコイか、はたまた、ジャミを追って来たバスか?結局、この日もブルーギルとコイ。
お昼前に竿を置き、帰り支度をしていると、藤の花が目に入る。そういや、この花が咲いている間は、野釣りはアカンっていうなぁー。
やっぱり、一服状態なんでしょうかねぇー?天気に恵まれ、新緑で心地よい風が吹く中、自然を満喫し、ヘラ釣り、じゃなかったコイ釣りを堪能しました。
次はGW後かなぁー。皆さんGWのへら釣り、楽しんで下さいね。

5