警告

今回は、ボウズです。最後まで読んでも、腹パンのヘラの画像等、まったくもって出て来ませんよっ
へっぽこヘラ師を乗せた『そうデッセイ号』は、今日も真夜中の阪和道をゆらゆらと走る。バックミラーに映る後続車のヘドライトと、前方のテールライトを気にしながら、ある時は走行車線、そしてある時は追い越し車線と、自分のペースを守る為、ポジションを変えながら、ゆらゆらと走る。
高速を下り、風吹峠を越え、紀ノ川を渡り、桃畑を横目に見ながら山田に向かう。闇夜に映し出される一つひとつの風景が、車と一緒に、平穏に休日を迎えられた嬉しさをゆらゆらと運ぶ。
釣行前日、職場での休憩時間中に、“ボラ師さん”と携帯メールのやりとり。中味は言うまでも無く、山田の釣況。すでに、山田で竿出ししていた彼から、「広田橋周辺で40上出てますよ!」との事だった。
当然、ルンペンヘラ師としては、広田に行きたいところだったが、敢えて避けた。何故なら天気予報が雨で、おまけに帰宅時間に近づくにつれ降水確率が高くなっていたからだ。雨の中、タイトな場所での釣りや、その後の片付けは気が進まない。
結局、らくちんポイントのトウフに、隣の不燃物処理場からパクッ…ごほっ、お借りして来た角材を枕にして、久しぶり大きな釣り台を据えて、胡坐をかいて構えた。上に長く出た後ろ足に傘をセット、これで快適。
4時半、第1投。水の透明度は前々週に比較すれば、ずいぶんと低くなった。数は少ないものの、大型のモジリも少しはある。雰囲気はよい。8時までの間に、合わせをくれるアタリが6回あった。うち3回は、消し込み。なのに、乗らないのはどうして。エサのタッチが悪いのか、針の大きさ?ハリスの太さ・長さ?訳分からん!
8時、睡魔に襲われ、気力も湧かない。食事をして、10時半まで車で寝る。寝てる間に、雨が降ってくれた。雨あがり後、急に風が強くなる。それでも、なんとかエサ打ちしたが、1時を回るととんでもなくひどくなる。台風か?パーフェクトストームか?欧米か?すっかりやる気がなくなり、1時半に竿を置く。
朝のうち、『豆腐伝説』の主である“大御所”が出勤前、様子を見に来られた。ちょうど藤春のナイターウキから山口作の昼ウキに交換しようとすると、“大御所”が「ちょっと、ウキケース拝見。」ケースの中に以前“大御所”からいただいた自作のウキを見つけられると、「今の時期、これは使えんやろう。この時期使えるやつ1本作ったるわ、トップは1mmでいいんやろ?」と。ヤッター!これだけでも、今日は山田に来た甲斐があったというもの。
竿を置いてから、スロープ下でやっておられた“勢水さん”と1時間ほどダベリング。その後、上流に向かい“ボラ師さん”と合流。彼と“○ちゃん”“H本さん”のテント村を訪問。その後、広田橋下で竿出ししていた、横浜からやって来たマイミクのマイミクさん“シモリンさん”の様子を見に行った。
昨日からか、今日からか、ダムではポンプによる放水が始まった。ダムゲートにはくっきり、減った分のラインが入っている。
釣果はさっぱりだったが、皆さんと会え、話が出来て大変良かった。
あっーおもろかった!

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