最近、釣れてないとの情報ばかりの山田ダム。1週間でどれ位減水しているだろう

きっと、トウフがすっかり顔を出しいる位かな

もう2〜3日待てば、トウフの右横からダムゲート向きに竿を出せるに違いない

次の平日の休みならちょうどいいかなと思ったが、久しぶりの日曜日の休み、日頃会えない人達と再会するチャンス、来週はあきらめて今日行っとこう

ちょうど、カレンダー上は、前回の14日から、1週間空いている。
今日は、ダムサイト対岸2番に入った。このポイントは個室モード

完全に一人になって、集中できるし、他のポイントの様子も視界に入る。ただ今日は、中途半端な水位で、釣り台がセットしにくい。そこで、久しぶりの親子2段重ね。
親になる方をセットした後、子になる方を広げる前に、ダムに落としてしまった
『あっちゃあー、やってもうた
』『深い所まで行ってもうたんかなぁー』長い柄の付いたスコップで探ってみると、感触がある。真っ暗な中、上半身裸になって親の釣り台に腹ばいになって、腕を肩まで水の中に突っ込む。
『これで、俺自身ドボンしたら、山田中の笑者になるゾッ!』
もう充分なってるって
『あっ!届いた!』やっと釣り台を回収し、親子2段重ねにセット。タオルで体を拭いて、シャツを着る。辺りはまだ暗い、対岸のヘラ師には、
『バレてない、バレてない!』
やがて明るくなり、何食わぬ顔で21尺を継ぐ。小鳥のさえずりや、ツクツクボウシの鳴き声を聞きながら、5時40分第1投。しばらくして、1番に釣り座を構えていたY木さんが「いやぁー久しぶり」と来て下さった。情報交換でもしましょうかという時、私が送り出した21尺の仕掛けが、木に引っかかった。またもや
『あっちゃあーやってもうた
』
懲りないヤツやな
Y木さんが、藻刈り用の磯用玉ノ柄の先端にカマを取り付けて下さり、私が木の枝を落とそうとすると、カマがポロリ、ダムにドボン

今度は、自分のカマを取り付け、再挑戦。4〜5回やって、やっと成功、仕掛けは回収出来た。Y木さんにお詫びに、自分のカマを渡そうとするが、受け取って下さらない。
『このご恩返しはいつかさせていただきます。』心の中で呟く。
気を取り直し、同じ事を繰り返さない様に、今度は18尺を出す。
最初っから短いの出しとけ
すんまへん
このドタバタ、今度はきっちり対岸のヘラ師にも見られてしまった。そうこうする内、今度は“大御所”登場。
『あっーやっとお会い出来た』「ウキ、作っていただいてありがとうございました。」『やっと、お礼が言えた』「いやいや、よう使えてるかい?」「ハイッ、もう使わしてもらってます」と言いながら、今日の使用ウキは“山口作”だった。
『先週は、“大御所作”使ってたのになぁー…』
最初のエサを打ち終わると、急に睡魔が訪れ、9時半まで車中で仮眠。1時間の仮眠で随分すっきりし、釣り再開。沖に、自然に植物を生やしたまるで盆栽の様な流木が浮いている。
「風流なもん流れて来ましたなぁー」とY木氏。
「今日は、お昼までやって帰る。」そうだ。
『また、お会いしましょう。』
昼食をとるのに、みかん畑の先端に陣取っていた“ボラ師さん”と合流。すると合流先に、“東住吉の釣りさん人”もいらした。
「いやぁーお久しぶりです」食事をしながら、釣り談義に花が咲く。“東住吉の釣人さん”自作の万力と玉枠を見せてもらう。その完成度といったらすばらしい、まさにプロ並み。
“有働”“天童”も真っ青
「どこでやってはるんですか?」「ステージ下や!」「あんたは?」「2番です」「朝から難儀してたん、あんたやったんかいな!」『しっかり、見られてるわ!』
昼食後、トウフの“かしはらわいさん”にご挨拶。
「マブちんとアイちゃんばっかりや」「どこもアカンみたいですね」
釣り再開。2時45分頃、お腹もいっぱいになり、ついうとうとと

すると、竿を引っ張られ、我に帰る。慌てて合わせるがバレる。
『あの感じ、ブルーギルとは思うが、なにやってるこっちゃやら…』
結局、夕方6時過ぎまでやったが、ブルーギルのみで、
撃沈
次は、また2週間後のお楽しみという事で。
あっーおもろかった
カナ

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