前回のリベンジを果たすべく、壊れてしまったゴミ除けを修理し、わざわざゴミ除けが必要なポイントを選んで入釣。選んだ場所は、山田ダムのみかん畑上手ワンド入り口。
このポイント、私が初めて山田ダムに来た日に“523”が上がった知る人ぞ知る“高田P”。他に、“京都の釣人さん”がこのポイントで500ジャストを上げられたのも現認している。ねぇっ!これってすごい確率とちゃうん?
それで、お前もって訳?
そうそう
そんなんうまい事いく訳ないやろ!
そりゃっ分かってるけどね、可能性はあるやろ可能性は…
今年は、ここで狙うよ!
ほぉっー、今年は尺半無理かもねぇっ!
これらの50上、いずれも満水時の釣果。大雨後、一気に水位が上がった時だったりとか、いくつか要素が重ならないと、いけないのだろうけれど…
いずれにしても、大変ゴミの多い所なので、ゴミ除けがないと話にならない。以前、まだ尺半を上げた経験がなかった頃、見知らぬ釣人に言われた事がある。「そんな立派なゴミ除けしても、尺半あがらんか?」と。『ほっとけやオッサン!』と心の中で思いながらも、笑顔で「そうなんですよ、腕悪いですわぁー」と答えておいたのを思い出した。
16尺3本弱で底が取れるポイント、床前から2本までのタナを、約25cmきざみで探って行く。10時半頃だったでしょうか、ジャミアタリばっかりの中で、それまでにない強いアタリ、すかさず合わせると乗りました。しかし、ちゃんベラ。するとちょうどその時、みかん畑の先端で竿を出されていた“山崎さん”が「46ありますよ」と、こちらに来られる。なんというこの格差、あわてて、ちゃんべらをハリからはずす。
最近、釣れてないのに、やりますなぁー!
夕方、仕事帰りにダムの様子を見に“大御所”が姿を見せられた。やっと、いただいたウキのお礼を言う事が出来た。しばし、横で釣りを見られる。『恥ずかしいやないかぁーい!』
途中、思わず合わすアタリがあり手を出すが乗らず、「あんなのに、手を出しちゃダメですよね!」と私が言うと、「食いが悪い時は、どんなアタリもとりあえず手を出していかんとね、結構小さいアタリでデカイのが来る事もあるもんだ。」と大御所。『ホッ』さらに続けていると、「今のやったかも知れないネッ!」と私が見送ったアタリに大御所の一言。『そうかぁー、結構見逃しているんかなぁー』。
結局、ちゃんべら2枚でこの日は終了。2日目は、もっと分かりやすいアタリを出せないかと、仕掛けとエサを変更。ハリスの太さを昨日より、ワンランク落とし、長さも長く。さらにシズの喰いが半分のウキを使用。エサも、下バリだけグルテンをつける。
アタリも落ち込みに集中、どんなアタリにも手を出していこうと。早速、ちゃんべらが1枚来て、幸先がいいと思われたが、この後はブルーギルばかり。
今日は朝から雨、釣台の回りの土も表面がヌルヌルに。釣台の上で胡坐をかきたくて、すぐにぬげる様ひもなしのスニーカーをはいていたのだが、釣座を離れた時にズルッとおしりからすってんコロリン。ひざ下まではまる。仕方なくクツとクツ下をぬぎ裸足になり、釣りを続行。ちょうどそこへ、“11時の男”が現われる。「裸足で元気やなぁー。」と言われるが笑ってごまかす。「昨日、先端で46出ましたよ!」と言うと、「知ってる、知ってる。」と、さすが情報流れるの速いね。
釣れて来るのは、ブルーギルとハスばかり。15時を回り、片付け始める。Gパンも結構乾いた。車の中には、替えのくつ下もあるし、良かった良かった。片付けもほとんど終わり、後はゴミ除けだけ。そこで、またスッテンコロリン。『あーあ、せっかく乾いたのに…』。ゴミ除けの上の鳥がこちらを見ている。
帰り道、車の窓を開け、ヒーターを足元だけガンガンにかけ走る。1時間程で、ヒーターを切る。家に着く頃には、すっかり乾きました。
あっーおもろかった!

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