いろいろあって、約1ヶ月振りの釣行。温帯低気圧に変わった台風

2号が近畿地方を通り過ぎた5月30日、山田ダムに向かって、午後からゆっくりと出発しました。到着すると、このところの雨で満水になった山田ダムは、ゲートを開け放水していました。
ひとまず、ダムサイトの釣人の様子を見て回る事に。すると、概ね16〜18尺竿で1本半前後の宙狙いをしている人が多く、前情報の通りでした。31日の日没までの1日半、釣りをしましたが、この間の釣況は大方の人が1日頑張って、40上を1〜2枚やっと手に出来るという具合で、魚の活性は低かったと言っていいでしょう。そんな中“源氏平家さん”だけは、尺半上を含む8枚の釣果。今年の氏は、一味違います。私と言えば、2日通してのボウズ。数少なかった収穫の一つは、初日“山さん”の横で楽しく釣りが出来、おまけに盛夏用のウキまでいただいた事でしょうか

そしてもう一つは、2日目に私とほぼ入れ替わりで現れた“かっちゃん”との再会でした
“かっちゃん”の話では、都合で実家のある東北に引っ越すかもしれないので、そうそう山田には来れなくなりそうだという事でした。今度は、いつ会えるだろうかと思い握手をして、先に帰りました

すると、翌日“かっちゃん”から昨日のナイターから今日のお昼にかけて、47上を含む数枚の尺半を上げたとの連絡。しばらく、大人しくしていよう思っていた矢先の情報に心は揺れ、“嫁さん”に「行ってもいい

」とお伺いを立てたところ
こうして、6月3日に再度山田ダムに向け出発。果たしてリベンジはなるのか…前日に、トウフ右で釣りをしていたビックホーンさんの後に入らせてもらいました。
前回の釣りを少し振り返ってみると…。 事前情報に従って1本半のタナで勝負をかけてみるものの、なかなか結果が出せません。辛抱出来ない私は、ウキ(全長約70cm)1本ずつタナを深くして行きますが、それでもヘラあたりは出ません。そんな私を尻目に、ステージ(通称ポイント名)上のお2人さんは、浅いタナで40上を上げておられました。それを見て、やっぱり1本半のタナが正解かと、再びタナを浅くしますが、1時間も我慢出来ません。また深くして行きます。
女装した坂上二郎さんの声が、聞こえて来そうです。「上に参ります、下に参ります。」終いにはコイでもいいからアタリがみたいとチョウチンにしてみますが、案の定一発でコイが来ました。春先のコイはまだ弱々しく、80cmある奴でも上げる事が出来ましたが、この時期になると50cm位の奴でもやたら力強く、竿が折れそうになるほどでした。
その反省に立って、今日こそは、浅いタナで最後まで通すぞと、心に決めるのですが…
今日は久し振り釣友と再会しました。1年振りに章月さんと、2年振りに茨木のSさんと。
Sさんがダムに到着された15時前には、また、浅いタナに我慢出来なくなり、チョウチンに変更。コイがいれば、奴らと行動を共にしている巨ベラがきっといるはずです。しかし、竿を折られるのは、ご勘弁願いたい。ハリスを1号に落としてチャレンジ。思惑通りコイに締め込まれても、竿が折れる前にハリスが切れてくれます。しかし、ハリス付きのハリが、口に刺さったままのコイがいるかと思うと、これは動物虐待と考え、ハリスをまた1、5号に戻しました。
最初はコイのアタリだけでしたが、時間が経つとジャミアタリに変化しました。いいアタリで合わせると、ハイジャコが乗って来ました。今日は、1日こいつが邪魔をして来ます。ここまで深くすれば、もう追って来ないだろうと思いましたが甘い考えでした。
夕方のゴールデンタイムが近づき、今日もボウズになるのかと思いながら、地合いの時は浅いタナに戻そうと思っていました。とりあえず2本半で様子をみます。相変わらずハイジャコがいいアタリを出し、ぬかよろこびをさせてくれます。それが何度も続き、またかと今度は、比較的弱いアタリに軽く手を出してみます。弱々しい引きに、やっぱりねと思っていると、途中から重量感のある引きに変わりました。あっ

ヘラだ、しかもデカイ

いや長い

やり取りしている間に、上バリが背びれに引っ掛かり、コントロールしにくくなり、取り込みに時間がかかりましたが、ようやく玉網に収まりました。

章月さんが望遠で撮ってくれました
様子を見ていた、Sさんと章月さんが駆け付けてくれます。検寸すると、477。少し長手で体高に不満が残りますが、典型的な山田の地ベラです。時刻は、17時を回っていました。しばらくして、章月さんに美ベラが、尺半に僅かに足らなかっのですが、その日のナイターで46上をGETされました。
心満たされ、エサがなくなったのを機に竿を置きました。
片付け終えて、Sさんのもとへ。相変わらずの男前の釣りを展開しておられました。そこへ章月さんもやって来て、しばしのヘラ談議。楽しいひと時を過ごさせてもらった後、またの再会を願いながら、帰路に着きました。
あっーおもろかた!

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