『あっー、ドッコイショっと…』11時間の爆睡から目が覚めた

あれは今から32時間前か…
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24時17分にタイムカードを通して、帰宅したのは25時過ぎ。カミさんが用意してくれた、きな粉のたっぷりかかったワラビ餅とブラックのアイスコーヒーをいただきながら、出発前しばしパソコンと戯れる。
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玄関を開けると、すぐに洗面所へ直行(数秒もかからないが

)隣の洗濯機の上に置いてあるネットの中に脱いだ靴下を入れる。
『ただいまぁー』『お帰りぃー』
うん、うんいい感じ。ここ数日間、特にカミさんを怒らせる様な事はしてないはずだ。昼ご飯(家では、昼ご飯=晩ご飯、夜は休憩中に菓子パンを食べる程度。)の食器は洗ったし、靴下はネットに入れたし、浴室の電気は付けっぱなしじゃないし…
着替えをしながら、『あっー“それ”食べたかったんや!』。
するとカミさん、『それ・これ・あれ、言わんと名前で言いなさい!夏は、釣り行く前は、いつも用意しとるっしょ!』。
「あっれっー、なんでここでパンチ食らう訳?」。
『あっーそうやね、ワラビ餅・ワラビ餅…ありがとう!』。
最近、病院に行く事が多かった。内科・耳鼻科・歯科…もうない科。
保険があるから3割負担で済むが、それでも窓口で払う金額はそこそこかかる。追加、追加で、お小遣いをもらったがそれでも足りない。
『あと何回いかなあかんの?正直、今いくらもってんの?』
『ハイッ、これ…』
「




』
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不足分をもらって、午前2時半頃出発

4時前、ダムサイトに到着。“黒シャツさん”が、前日のナイターから釣り座を構えているトウフに入釣。
そこから、東の空にちょうど二分の一の大きさの下弦の月が見えた。“今宵の月のように”いや、夜明け前のこの月の様に、今回の釣行も心満たされずに終わってしまった。
18時、納竿。19時40分帰宅。入浴・食事、そして22時爆睡開始
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『あっー、ドッコイショっと…』『さてと、ブログでも書くかな…』
第1投は、5時過ぎ。18尺1本半の宙を打つ。けっこうジャミがいるにもかかわらず、そんなにシズを食わない“山口作”を、そこそこ練り込んだエサがきっちりなじませる。だが、なじんだ後のエサ溶けは、ジャミの仕業で比較的早い。必然的に、テンポよいエサ打ちとなる。
ジャミが突き倒して、細かな粒子となったこぼれエサに興味を示して、ヘラもそのうち集まってくるはずだ。エサボウル3分の1程、エサ打ちした頃から、ジャミが少し大人しくなって来た。
ヘラが寄って来て、ジャミが散る。私は勝手に、いつもその様に解釈している。ジャミが散ったのと、エサの経時変化も手伝って、ウキが沈没してしまう。手水を打って、練りを抑え、トップの出具合を元に戻す。完全にエサ溶けを待っての、打ち返しにシフトし、そのテンポは、かなりゆっくりしたものになる。
さわりが出始め、やがてアタリに変化。何度かカラツンを食らった後に、いいアタリで、乗ったー!だがしかし、引きがあまりお上品でない。不安は的中、上がって来たのは、デカマブだった。
私が苦戦している中、ステージの“N川さん”が尺半GET。続いて“ラピートさん”が446GETを皮切りに、462を頭に4枚のヘラを上げられた。この時が、今日の一番の時合い(地合い)だった様だ。
“ラピートさん”(本迫 氏)と462
“ラピートさん”は、竹竿派。21尺の竹竿をぶん回し、80センチの鯉も上げてしまう剛腕。友人に竿師さんも数名いらして、竹竿に関する造詣が深い様だ。
なんでも、1枚目の446は、食わせにグルテンで、462は両マッシュだったそうだ。エサは関係ないのか?キモは何だ?前後の共通点は何だ?
ひょっとして、段差か?
私は、ハリスの長さを60cmと47.5cmから、60cmと25cmに変更し、段差を広げた。それが功を奏したのか…
変更して間もなく、
来たぁー!
水中に銀色に輝く、シルエットが映る。
で、デカイ!
あっー、やりとりが楽しい!
えっ、ウソッ!
バレタ…
無理やり、気を取り直し、再開。
午後からは、ジャミがきつくなって来たので、午前中に使っていたのと比べると、シズを倍近く食う、“山口作”の新作にウキをチェンジ。『夏の盛期に使って』と“山さん”からいただいたものを今回、初めて使う。ウキを替えてから、がぜん釣りが楽になった。
そして、ほどなくいいアタリで、乗った!
でもデカマブ、今度こそ…、これはいけるやろ…
結局、マブ5つ。『なんで、お前がこんな浅いタナにおんねん!』。
お隣の“黒シャツさん”も今日は大苦戦。コイ・マブ・ギルにやられっぱなしで、ぼやきまくる。
“黒シャツさん”は自作ウキで釣られる。ウキケースにずらりと並んだ、同じデザインで統一されたサイズと用途の違うウキを見て、私がうらやましがると、
『私のウキは、エサぶらさげているだけですから…』と謙遜されるので、『山田や旭川でヨンパチや尺半上げたのは、誰が作ったウキですか?』と私が言うと、ニコっとされた。
しかし、自作ウキでヘラが釣れれば、楽しみは倍増するやろな…一瞬、自分もウキを作ってみたい衝動にかられる。
誰の弟子になろうかな…
“山さん”“大御所”“11時の男さん”“章月さん”“黒シャツさん”“N川さん”“叡峰さん”…
沢山いてはるなー
やっぱり、不器用でイラチやから止めとこう。“ラピートさん”が言うてた。『ウキは作るもんやない、もらうもんや…』って、賛成!
楽しい時間は、あっという間に終わる。
明日も釣りをされる“ラピートさん”が買い出しに行くとの事で、“黒シャツさん”に『何か買うてきましょうか?』と尋ねられた。
『いや、えーですよ』と返事されるので、私がかぶせて言った。
『50上の釣れるエサー!』
『よっしゃ、分かった!えーの買うてきましょ!』
次の釣りまで、またデザインして、あーそぼ…
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