
今回は、11月27日、12月3日、12月6日の都合3回分の釣行記です。
また、随分サボリましたねぇー! すんませーん! まず11月27日だが、この日は20日にチャンベラながら型が見れた同じポイントに入った。

図で言うと、1番のポイントになる。少し岬っぽくなった岩場のポイントで、ほぼ垂直になった釣り座の先は台地となり、さらにその先は1段落ちて川筋となる。

20日の日は当初、18尺で底から約20cm前後切った(A)のタナを狙っていたが結果が出ず、上下エサの付いている状態で下バリだけが底に着く(B)のタナに変更したところ、前回紹介した様に連続3回のアタリを見る事が出来た。
しかしチャンベラであったので、27日の日は、台地の先のもう1段落ちるヘチの部分(C)のタナを狙ってみようと、21尺で攻めたのだが、実際は21尺では狙いのポイントまでは届かなかった。
そこで沖目の(D)で時折大き目のモジリがあったので、21尺の浅ダナを選択したが、反応が無く、20日同様(B)のタナに狙いを変更したが、マブで終わった。
続いて12月3日だが、この日は図で言うと1番から約15メートル程下流に行った2番のポイントに入った。前回前々回とここでモジリがよく出ていたのを見ていたからだ。しかし結果はノーアタリに終わってしまった。

そして、今回12月6日の釣行。ここんとこの自分の狙いは間違いではなかったのか?との反省に立って、最近の実績ポイントに入る事にした。
広田橋周辺で釣果が上がっていたのだが、中でも特に実績の出ていた図でいうと3番のポイント(通称:佐野岬)が運よく空いていたので迷わず入る事にした。

ここは、本流から野田原方向と奥広田方向に分かれる分岐点。ヘラブナにとっては関所の様な所。釣り座の右手(下流側)は、ややワンドになっており、前方から左手にかけてはドン深となる。左手に張り出した岩場のヘチを、ヘラブナが回遊して行くのを、新広田橋の上から見る事が出来る事がある。
水通しが良く、複合的な要素が絡んだ1級ポイントだ。
夜が明けて明るくなると同時に、準備完了しエサ打ち開始。1時間経ち、2時間経つが、ウキには何の変化もない。橋の下や右手の沖目、そしてワンドの方ではモジリや泡づけがあるが、私の正面ではそれがない。
『また、間違ったかな…?』『いや、そんな事はない!実績を信じよう!』『そんなに簡単に釣れる訳ないやん…』
16尺2本のタナ、エサ打ち開始から3時間半、やっとのアタリ。しかし、その正体はマブナだった。タナが深いのか?疑問を抱えつつも、タナを1本半に変えてみる。
ウキに変化が出始めた。エサ溶けが速くなったり、止めが入ったり…。そして突然の消し込み!しかし、ハリ掛かりして来たのはブルーギルだった。
『なーんやお前か!ぬか喜びさせやがって…』『しかし、あのウキの動き、ブルーギルだけじゃない。ヘラのもあると思う!』
せっかくいい感じになって来た所で、流が付いて来た。エサ溶けするまでの間に、約1メートル半程左に流れる。そこであらかじめ、流れる分を計算に入れて、右側に打つ。ちょうどウキが正面に来る頃、半分位エサ溶けする感じにして、エサを切る。
それを5〜6投続けた後は、今度は真正面に打ち、なじみ切った直後にアタリがなければ、すぐにエサを切る。そしてまた5〜6投、右側に打つ。次、正面に…。
それを繰り返した3度目の、真正面のエサ打ち。仕掛けいっぱいに振り込み、体を前のめりにして腕を前に突き出す。ウキが立ちかけたら、手尻を万力の位置まで持って来て、強制的にウキを立たす。と同時にエサは、深さを変えずに前方に平行移動したはずだ。(見た分けじゃない、あくまでイメージだ。)そこから、ウキがなじみ切るまでの間、より自然な落下を演出する。
全8節の山口作は、2節半残してなじみ切った。そ・し・て…、その直後力強く1節残す節アタリ(1節は3cm程ある)勝手に腕が反応する。前に突き出し上に上げる!
合わせた!乗った!来たぁっー!
グーン、グーン
水面に出したヘラの顔は、でかっ!
玉、玉…、あー、網が木の枝に引っ掛かった。
オイ・オイ・オイ…
やっとはずれた。久し振りにまともなヤツを掬う。
さあー検寸!
ありぃー?短いやんけ!435。1cm5mm足らんぞっ!

12時半頃の事だった。
約1時間後、41を追加したが、それで終わった。
尺半で納竿したかったのにぃー!
もう1回来なあかんやん!
ボウズ納竿になるかもよ!
いや、1投・1投、魂を込めて打つ!
また来たらえーやん! 今日の1曲
道標ない旅/永井龍雲 曲名をクリックすると、ユーチューブにリンクし、曲が聴けます。

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