前回のブログで、今年の不釣と遠征で交通費がかさむ事をボヤいたところ、ある釣友から『近場で、この時期面白い釣りが出来る所があるよ、よかったら案内するよ!』と救いの手が差し伸べられた。
納竿宣言してしまった(笑)私だったが、ここは将来の為にポイントだけでも教えていただこうと、その好意に甘える事とした。
11月6日正午、待ち合わせ場所に到着すると、その釣友はニッコリと出迎えて下さった。その人は、釣友と呼ぶのは少しおこがましいのだが、“南風の御大”上井さんだ。上井さんは、ホームページ
“南風へら鮒釣り情報”の管理人さんで、私がホームページを立ち上げたばかりの頃、運営方法等アドバイスいただいて以来のお付き合いだ。
知り合ってから7年になるが、今回も含めて実際にお会いするのは、5〜6回程にしかならない。しかし、日頃SNSでのお付き合いもあり、こちらは勝手にとても親近感を抱いている。(笑)

今日は、3ヶ所のポイントを案内してもらった。竿の長短に応じた釣り方、竿出しの方向、水中の地形、駐車場所にいたるまで懇切丁寧に…とてもありがたかった。
そして最近、上井さんがチャレンジされている3ヶ所目のポイントで、実釣される事になり、私はそれを見学させていただいた。
日頃、自分の釣りをしながら、他の釣り人の釣りを観察する事はよくあるが、今回の様に見学に徹して、それも長時間観るのは初めての事だった。流のあるポイントでの、仕掛けのセッティングから、エサ作り、振り込み等、勉強になった。
途中、仕事の帰りに“デリカさん”が立ち寄られ、しばし釣り談義。
いつもは、短時間でも何らかの釣果、あるいは心震わすアタリが見られるそうなのだが、今日は、お魚さんのご機嫌が悪いらしい。普段の調子のいい時の光景を私に見せたかった上井さんであったが、それは叶わなかった。しかし、このフィールドが持つそのポテンシャルの高さは充分に伝わって来た。
日没の早くなって来た今日この頃、またの再会をお約束して、夕刻、現場を後にした。

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