
6月9日 12時半頃 山田ダム 452

6月9日 19時頃 山田ダム 462
ヌハハハ!どやさ 3週連続尺半GET! しかも、1日に2枚(他に42〜3クラス4枚)
こうなればいいなとは思っていましたが、現実にそうなるとは…本人もビックリ
夜勤を終えて、3時頃山田ダムサイトに到着。早速、釣り台を車から下すと、ポイントを確保すべく水辺へと向かった。前回、前々回と上流バクウォーターで尺半をGETしてはいたが、今回はまったく、上流のポイントは選択肢になかった。何故なら、例年、6月10日頃になると、流域の農業用水供給の為に、減水が始まるのだが、それはまた下流域での宙釣りのシーズンインのサインでもあるからだ。中でも、ダムサイト周辺の人気は非常に高く、平日でも、『釣れた』の情報が入ると、すぐに満員御礼となってしまう。そんな訳だから、少しでも早く現場に到着して、ポイントを押さえたいというのが人情なのだ。
ところが、この日はがら空き状態。ならば、遠慮なく1級ポイントへ入らせてもらう事にした。釣り台だけセットし終わると、90分程、仮眠した。仮眠を終えて釣り座へ向かうと、『まあ何という事でしょう!』がら空き状態だったポイントは、対岸を除いては、ほぼ満席。
自分自身で情報発信しておきながら、ポイントが空いてなかったら困るという、全く理屈に合わない話ではある。自分のホームページやブログを立ち上げた時は、それほど深い考えもなく始めたのだが、結果として地元の方や常連さん達に迷惑かけてないか?
以前その事を、信頼する釣友に相談した事がある。「もう、ブログもホームページも止めてしまいたいんですけど、そうすると、何だか目標未達成のまま逃げ出すみたいで、もし、50上釣れたら、さっさと止めれるんですけどねー…」。すると、その釣友はこう答えてくれた。「今時、携帯とか誰でも持っているんだから、“やっさん”がネットに載せる載せないに関係無く、あっという間に広がるよ、釣れた情報なんか…それより、たまに書いている、マナーの啓発なんかに意味がある。」と。
結局、結論は出せないまま、今日に至っている。何度、自問自答しても、Aから始まってAで終わる。
なんかうっとしい話してしまってすみません。
そろそろ本題に入ります。バックウォーターでの釣りが終わり、宙釣りの季節が始まった。私の場合、季節が進み、アオコがべっとり水面に張り出す位になると、宙でも比較的深いタナを攻める様になる。しかし、ヘラが浮いているシーズンはじめの頃は、セオリー通り、長竿・浅ダナ・極軟エサがいいと思っている。しかし、それを実践出来る振り込み技術は持ち合わせていない。仮にチャレンジしたとして、エサが振り込む前に落ちたり、振り込めたとしても、右に行ったり左に行ったり、伸びきらず手前に落ちたりするだろう。それでは、全く意味がない。常に同じ地点に投餌する事が重要なのは、言うまでもない。
そこで、エサの柔らかさは、自分の技術で振り込める範囲のもの。そして、少しでも振り込み易い様に、ウキはシズの乗る物を選択した。
打ち始めは、元エサを30回練った物。ジャミが少なかった所為か、ウキはトップ3節残し、よくなじんでくれます。エサ溶けはゆっくりですが、溶け始めたら、打ち返して行きます。
ジャミかヘラかは分かりませんが、ウキに変化が出始めたら、20回練り・4回手水にして、打ち返しのテンポを少し落とし、2〜3節戻してからエサ切りする様にしました。
相変わらず、魚のいる気配はありますが、進展はなく、落としません。30回練り・6回手水にして、エサの形を俵型にしました。なじむスピードがゆっくりになりましたが、まだ落としません。
『“やっさん”昼めしょうよ』「あーはい…」と生返事すると、再度のお誘い。「ちょっと、今いい感じなんで…」と遠慮した。付き合いの悪いヤツだと思われたかな?
昨晩から降り続いた雨は、11時を回ってやっと止んだ。水を吸い上げるポンプの音がしている。水中では、水の流れが起きているはず。曇り空。ヘラの活性を上げたり、警戒心を弱める状況にはある。でも、食わない、落とさない。何が悪い…。
あとはタナ位か…。それまで、ウキ下1m位だったのを、プラス63cm(ウキ1本分)深くした。すると来た!1枚目は、42cmちょっと。約10分後、同サイズを追加。「これはいける。」約1時間ほどの時合いだった。そして、それは12時半頃。トップ3節残してなじみきる。1・2・3・4・5…10 1節戻す 来るぞ、1・2・3 「来たぁっー!」「乗ったぁっー!」
ガッチリはりがかり、1.5号ハリス。絶対バレない。障害物なし。落ち着いてやりとりした後、取り込む。結構デカイが微妙。ちょうどそこへ、休憩から戻って来た、“日根野のマスター”が、検寸とカメラを引き受けてくれた。『452あります。』
『あれー、やってもうた…』がぜん、やる気とパワーがみなぎって来た。『これは、昼食摂ってる場合じゃない。エサ打ちを続ける。しかし、次第にウキの反応は、少なく弱くなって来た。
そんな時、16時頃だったか、“日根野のマスター”こと仲谷さんが、476をGET!
21尺3本の床前のタナだった。
うーんこれは、ウキが見えなくなるまで、やりきらなければ…その思いが通じたのか、18時回ってから、42〜3のを1枚追加。『よし、まだいける、まだ充分ウキは見える…』そして、タイムアップ寸前の19時頃、また、同じウキの動きで来た。掬った瞬間、これは確実に尺半あると思い、すでに宴会中の“幹事長”に来てもらった。
『釣れる時にとことん釣れ!』泡付けあり、モジリ有りの湖面を見つめる頭の中を、釣友のその言葉がよぎる。でも、もう疲れた。今日を最後に釣りが出来なくなる分けじゃない…。
区切りを付けて、宴会中の釣友達のもとへ向かった。皆さんからの祝福が、照れくさかった。朝から何も食べてなかった、私のお腹を満たしてくれたのは、“ラピートさん”とこのワラビご飯とオカズだった。てっきり奥さんが作られた物と思ったら、なんとご自身のお手製というから、驚き!そのお味はとても素朴でおいしかった。

19時頃に来た462
翌日は、エサとタナと仕掛けをマッチングさせる事が出来ず、午前中の4251枚に終わった。ところが、“幹事長”こと岸本さんは、尺半を2枚(457・454)もGET!
こんないい釣り場がいつまでも存続出来る様に、地元の方に迷惑がかからない様に、駐車方法はよく考え、ゴミは持ち帰り、ダムの構造物を傷つけない様に、お互い心がけましょう。
あーおもろかった!

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