皆さん、ご無沙汰致しております。前回、釣行記報告後も、釣行記録にあります様に、週一回のペースで、釣りには出掛けております。
ダムにはまったり、コイに捕られた竿を回収する為に、パンツ一丁になって泳いだりと、ネタには事欠かないのですが、なかなか納得行く釣りが出来ず、ブログ更新にはいたっておりません。
そんな中、一度だけ、秋の高山で尺半を釣らせてもらい、久し振りにキーボードに向かう事がありました。自分では、かなりの大作になるところだったのですが(笑)、うまく保存出来ず、消失してしまいました。そんな訳で、すっかり、ブログを書く事に関しては、意欲を削がれてしまいました。
下手をすれば、今年はこのまま年末のご挨拶になってしまうのか?それはいくらなんでもマズイなと、この秋の釣りを振り返ってみようと、重たい右人差し指を動かしてみる事にしました。
ずっと、和歌山の山田ダムをホームにして来ましたが、去年の秋に高山ダムで、かなりの大物をバラシて以来、今年は釣行の大半を高山での“お勉強”に費やしました(笑)。そして、待ちに待った“高山の秋”の到来。しかし、今年はちょっと様子が違います。というより、去年が違ったのです。
去年は琵琶湖水系の水不足支援の為、高山ダムは、貯水のタイミングを随分の期間ずらしていたと聞いております。今年は例年通りの貯水開始、しかし、一番狙いたかった、119から121の水位の時は、スケジュールが合わずチャンスを逃しました。その後、125の水位に達したところで、ダムサイトのゴミ回収工事の為、一週間程、増水が止まりました。
工事が終わり、増水が再開すると、125〜128の水位の時に、多くの釣り人がいい思いをした様です。私もそのおこぼれに与り、451をキャッチできました。
その後、一気に133の満水位になり、当初の濁りも薄くなり透明度が増して来ました。こうなると、ポイントの選択も釣り方も難しくなる様で、釣り人の姿も激減しました。
私は、もうちょっとだけ、あがいてみようかと思っています。
去年の“高山の秋”リベンジを、当面の目標にしていたところ、このブログにいつも温かい応援のコメントを頂戴する“yurie”さんから、ウキ作成のお申し出があり、そのご好意に甘えた事は以前ご紹介しました。
前述の451も、そのウキで釣らせていただいたし、その後も私の竿サバキが悪くキャッチにこそ至っていないものの、巨ベラを掛けさせてもらっています。
@が、自分で設計して作っていただいたウキ。このウキが活躍するだろう水位119〜121の時、使うつもりだった。レストラン階段下というポイントで、18尺を使って本湖向きに竿を出し、風や流のある間は、床で落ち着かせ、それがなくなれば、床を30センチ程切って宙で狙う作戦だった。それは、去年の経験に基づくものだったが、今年はこの水位の時に竿を出すチャンスを逸した。だが、125の水位の時、同じレストラン下のスロープ側でワンド内向きに竿を出し、ある意味無理やり(笑)このウキを使って、チャンベラながら、数釣りが出来た。ただ当初、去年成功したエサパターンをそのまま、使ったところ、宙では、トップ1節しか残さなかった為、後からは、エサの方(水の量の調整)を合わせて行き、手水で柔らかさを出す方向から、最初っから柔らかいエサにする作り方にすると、がぜん使いやすくなった。

120ccカップ使用
Aは、“yurie”さんが@をベースにワンサイズ小さいものをという事で作って下さったもの。
B、Cはオマケ(笑)で作って下さったものだが、実はこの内のBがものすごい実力を秘めていた。
狙い方は、大きく2通り、自分の中であって、
一つは、藻面を待ち釣りで狙うもの、この際はイラストより、エサ落ちより1節緑のとこまで落とし、なじみ切った状態で、トップ2節まで出す様にした。上バリに元エサを小さく付け、下バリに20回練って手水を打って、ネバリのあるさらに柔らかくしたハリ持ちの良いものを大きく付けた。段差は20センチ。
エサ落ちが出るまで、待って待っての釣り。アタリは目の覚める様なドッスーン!
もう一つは、階段下のポイントでの床釣り。タナは下バリがエサの重みで底に着くところから上バリトントンまでの間。段差は10センチ。
アタリのパターンは2種類
自分でも、驚いているのだが、この時期にしては、最近、多くのアタリが見られている。もがいて、あがいて、ここまで辿り着けた感じが嬉しい。が反面、今秋も何度かバラシしており、リベンジどころか、悔しい思いを重ねている。
いつか、きっとこの思いを晴らしてやると、心に誓う。

10月23日レストラン下スロープ側ワンド向き水位125

10月28日レストラン下スロープ側本湖寄りワンド向き水位127

11月4日レストラン下階段側水位128

11月13日ボート降ろし場水位133

11月20日レストラン下階段側水位133 自作改造テント

11月21日レストラン下スロープ側本湖向き水位133

新作簡易ゴミ除け

紅葉の中で贅沢な時間を楽しむ
また来たらえーやん!

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