今日(14日)、給油したら、セルフでリッター166円だった。自分の記憶の中では、今年の最高値です。約55リットル入れて、9,000円超え!もう勘弁してよ…
自宅から山田ダムまで往復約140km。計算しやすい様に、リッター10kmの燃費だとして、14リットル×166円=2,324円。どっひゃー!こりゃあー、日帰りでは、もったいなくていっとられんわ!
てな訳で今週は連休がないので、釣りはお休みにする事にしましたって…ほんとは、行っても釣れる気がしないのであります。そこで今週は、ブログもパスと思ったんですが、よく考えると先週の9日10日の釣行の分を、まだ書いていませんでした。
今回もボウズなんで、もう書く事ないんよねぇー正直…
先週の9日・10日って言えば、そうです大型台風上陸の日でした。沖縄本島を通過して、そのまま北へ向かうと思いきや、ほぼ東へ90度進路を変えた台風。近畿地方に最接近するのは、10日午後との予報だったので、8日の夜勤を終わって深夜に出発しました。
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嵐の前の静けさと言うのか、台風が近づいている事を感じさせないダムサイトへ到着すると、連泊組の車は2台だけ。よりどりみどりのポイントの中から、ステージ前岩場に釣り座を構え18尺を出した。
ジャミで釣りがままならない事を予測して、シズの乗るウキでに、エサは素マッシュでスタート。釣り始めこそジャミに邪魔されたが、その後はすっかり大人しくなった。それならと軽い感度の良いウキを使って、エサも麩を入れて集魚力を高めてみる事にした。
1本半から2本までのタナを、ていねいに2時間程エサ打ちしてみるが、ヘラのさわりは出なかった。ジャミの仕業でウキがなじまないのも辛いが、ちゃんとなじんでくれても、さわりが出ないのでは、もっと辛い。
あと出来る事と言えば、攻めるタナを変える、竿の長さを替える、もしくは場所そのものを変えるかだ。事前情報であまり釣れてない事と、2日間の釣行予定であった事から、場所替えは最初から選択肢の一つとして持ってはいた。
朝からモジリの少ないこのポイント、いつもと大分違う。午後から強く降って来た雨は、移動の決断を揺るがす。とりあえず、コイが来るのを覚悟して深いタナを攻めてみる。2本半、3本、3本半、4本、コイにも見放されたか?そして、ついにやけくそのチョウチン。そのとたん、気持ちいいアタリで乗ったが、ハリス切れ。竿が折れるよりは、ましだが、しかし切れたのはハリスだけではなかった。根気も切れた。
雨の止み間を縫って、道具を片付ける。さてこれからどうするか?とりあえず、車のバックドアに自作の簡易タープを張って、食べ損ねた昼食を作る事にした。と言っても、いつもの冷やしソーメンだが(笑)
と其処へ、“法師様”の登場。朝からの状況を説明すると、相変わらずのエネルギッシュな後ろ姿を残して上流へと向かわれた。続いて、下流域の赤土で竿を出していた“11時の男さん”と“大御所”も寄っていただいた。
そして、“大御所”の一言が、私に再びスイッチを入れた。『“やっさん”赤土な、ガタ向きで朝ようもじってたで、騙されたと思って行ってみ…』。スイッチを入れたのは、その情報ではなく、尊敬する巨ベラ師さん達からアドバイスをいただけたという事そのもの自体であった。
雨もいったん小康状態となり、早速、赤土へと移動した。夕まずめまでには充分な時間がある。2〜3年前の自分なら、すぐさま準備にとりかかっただろうが、今年になって特に体力の衰えを感じる様になった私は、少し仮眠を取る事にした。
1時間程仮眠すると、気力も体力も充実し、だんどりを始める。さて、問題は竿を出す方向だ。今が早朝なら迷わずガタ方向(山田橋方向)にするのだが、これからのナイターの事を考えると、ヘラのねぐらとなる国木原ワンド方向が良い。
今考えれば、ナイターの後、翌朝5〜6mの場所替えをすればいいだけの事だったが、その時は、それがめんどくさかった。まめな努力こそが、成功の秘訣であるはずなのに…。これからの就寝までの短いナイターより、明日1日の長い時間の方が大事だと、自分に都合のいい言い訳をして、ガタ方向に竿を出した。
約2時間程の短いナイターだったが、その間、国木原ワンド方向では岸近くで、よいモジリがみられた。やらかしちゃったなー…。加えて、時折吹いて来る生暖かい風に嫌な予感が…
嫌な予感は的中。夜中から、雨が降って来た。雨の量は、釣りに支障のない程度だったが、風がだんだん強くなり、8時で竿を置いた。こんな事なら、国木原ワンド向きでナイターに集中しておくべきだったが、もう、後の祭り。先の読み方が甘かったなぁー…
また、来たらえーやん!
もうこればっかり…

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