前回の釣行は、9月11日だった。
『次回は、27日28日の連休に行こうと!』と計画していたのだが、シルバーウィーク期間中の情報に、いてもたってもいられなくなり、急遽、出掛けた。
午前4時過ぎ、山田ダムに到着すると
、『14日頃に、停止するだろう?』と言われていたポンプが、まだ動いている。トウフでいただきと、いきたいところだったが、すでに2つ釣台が置かれている。他は、平日という事もあり、この時間だと、まだ空いている。水通しの良いスロープ下岬に、対岸2番の深場を向いて竿を出し、5時半を回ってから、第1投。
今日は、21尺2本のタナでスタート。ジャミは大人しく、ウキはしっかりなじんでくれる。1時間程経過した頃、なじみ途中で、ズルッと弱々しく入るアタリ、見送ったというか手が出なかったと言うべきか・・・。さらに、同じタナで1時間。なじみ切ってから、1節弱々しく入るアタリで、ブルーギル。
『やっぱり、おまはんか?』。
スタートから2時間半経過しても、事態はいっこうに好転しない。『今日は、あきまへんなあー。』という声があちらこちらから聞こえて来る。平日と言えども、さすがに8時を回るとほとんどのポイント埋まっている。ひょうたん島にも、2人がバカ長を履いて渡って行った
(夕方には、長靴で充分な位までの減水になった)。
『今日は、2本のタナで勝負するぞっ!』と決めていたが、こうもアタリがないと、
『ひょっとして、タナ深いんとちゃうか?』と不安がよぎる。そう思うと、2本のタナにも集中できない。
『午前中の残りの時間は、深いタナを攻めてみよう。それで、あかんかったら、午後から2本に戻しても遅くない。』結局、2本半〜4本まで調べたが、3本半で、2節ズルッと入るアタリが1回、3本でチクッと入るアタリが2〜3回あったが、いずれも空振り。本来、あんなアタリ手を出さないのだが、アタリが遠いと、ついつい・・・。
2時間の昼寝を挟んで、午後の部を2本半のタナでスタート。2時少し前に、私の10m程左で、19尺2本のタナを攻めていた“N川さん”に48上が来た。
『やっぱり、2本のタナが正解か!』がぜんやる気が出て来た。

482の腹ボテ地ベラを釣った“N川さん”写真手前。
“N川さん”自作のウキ、山田のダム師の間でも評価が高い。
終了間近、48上をGETした“ささやん”
今日は、朝から時折あちらこちらで型物のモジリが見られる。なのに、なかなか釣れない。ヘラはいてるが、活性が高くないというか、こぼれエサばっかりを捕食されている気がする。
そこで、ちょっとエサ打ちのサイクルをかなりゆっくりにして、完全にエサ溶けして空バリになるまで待つ様にした。そして、エサをねばりのあるやわらかい物にし、小さく付けた。
4時過ぎ、エサ落ち目盛まで、2節程残したところで、1節ツンと入るアタリで乗って来た。竿に伝わる重量感。やりとりがたまらない。慎重に寄せて、玉網に納めようとするが、2度失敗。釣友の“ささやん”から
『1回で掬って!』とゲキが飛ぶ。しかし、ヘラが湖面に顔を出した時、がっちりハリがかりしているのが分かったし、ハリスも1.5号と太かったので、慌てる事はなかった。3度目の正直で掬った。
『デカイ!でも、長さが・・・』
検寸すると、45.4cm
『ホッとした』『過去4枚の尺半の中で一番いい型だ』その後、6時まで粘って、何度かチャンスがあったが、ものに出来なかった。
『まだまだ、修行が足らんわ』でも、
あーおもろかった!

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