先々週、副都心線が開通した。混むのがミエミエだったので無論初日には乗らなかった。ただ14日の夜に大泉から見た渋谷行きはガラガラだった。埼玉の奥地からどっと人が来るということはなかったようなのだ。それでもダイヤは大乱れだったというのが不思議??。
ともあれ和光市から渋谷まで30分は有難い。問題は地下のダンジョンからどう脱出するかだろう。地図を見てもさっぱり分からん(笑)。半蔵門線や銀座線を使っていてもこうなのだから、初めての人はたまらないだろう。
来年、師匠の還暦パーティは是非、ここ渋谷のBYGでやろうということになったのだが、どーだろう。そういえば初めてここに連れて来てくれたのは妹尾師匠だった。当時は道玄坂にあるYAMAHAでHarp教室を開いていた。終わってから飲みに行くかという時によくお世話になった店だ。
恐らく一人では入らなかったと思う。百軒店(ひゃっけんだな)という風俗店やホテルが乱立している辺りで、普通の店はムルギーカレー(ちょっと有名)とコンビニ位か。おまけに入り口がやたらレトロで、ここはどーゆー店か?と思いながら入った事を覚えている。
中ではぼーずが子供の頃に聴いていたロックがガンガンにかかっており、古き良き時代のロック喫茶そのものだった。最近は、その手専門の有線放送もあるのだが、ここはLPレコードをかけてくれ、リクエストも出来る。一発で好きになった。中の作りは将に70年代を彷彿とさせるポスターが壁一杯にかけられており、その頃の自分の部屋に帰ったような気分だった。
ここで音のでかさに負けない声で話をするのがまたいい。その時は1階から3階までが普通の店になっており、地下はライブ会場になっていた。2回目だったろうか、ビギンの連中に階段で出会い『あれ?今夜ライブ?』と聞いてしまったことがある。比嘉君がニコニコしながら『こんちわ。そうなんですよ』と言ってくれたが、ぼーずを知ってるわけがない(笑)。営業達者なバンドやなぁ。
イカスバンド天国で彼らの大ファンだったので、なんか知ってる気になって話し掛けてしまった。インディーズから有名になったバンドらしく、大きな顔をしないところがますます気に入ってしまった。
それからは同窓会や会社の飲み会でも使っている。値段は非常にリーズナブル。前々会、Fridgeが京都から出てきたときにも飲みに行ってしまった。この店だけはずーっとここで営業していて欲しい。まずは来年の6月までは達者でなぁ。絶対それまでに行っていると思うけど。
※文中に風俗だらけのような書き方をしてしまったが、今の百軒店には商店街もあり、なんとBlues Barまで存在する。ま、いつもの昔話と思って下され。

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