2ヶ月前にアメリカへ異動した友人からメールがきた。言葉や文化の違いを乗り越え元気に過ごしているようだ。最近は入社でTOEICの点数を重視するなんて話を聞くが、少し前まで、我社では考えられない事であった。必要になったら勉強しろ・・というより、取りあえず海外に行けば何とかなる(笑)というのが基本的な考えだった。なんとかなるかっ!!・・ちゅうねん。従って駐在要員は語学力よりもサバイバル能力重視(笑)。友人もこの選択法に引っかかったようだ。あまりに面白かったのでヘタに触らず、全文引用する。ごめんねS君。
【友人のメール】
その日は快晴。よし!っ事で、リュック背負ってスニーカー履いて近所のショッピングモールまで歩いて買い物に行きました。帰国も近いし、たくさん買い物をしました。レジで、スペイン系のかわいい女性が私を見て、びっくりしたような顔で「ドゥーユーワーク?」って突然聞いてきました。
え?俺、そんなに若く見える?学生に見えたのか?って一瞬喜んで、「イエス!アイ ワーク!」と即答。レジのねーちゃん、にこやかに「ハウロング・・・?」とまた私に質問。何年働いてるか?って・・・。歳がばれちゃうな・・・まっいいか!って事で「20イヤーズ!」とこれまた即答!
この時点でレジのねーちゃん大笑い。たしかに私はちょっと若く見えるから冗談だと思ったでしょう。一緒に高笑い。わははは〜。なみだ目で彼女が「フォエアー・・・?」とまた質問。どこから?そりゃもちろん「フローム ジャパーン!」とこれまた即答。すると、後ろのおばちゃんまでが大笑い。え?なんで?・・・・・・・・・え?意味わかんない・・・。
そうなんです。よく聞くと「ワーク」は、WorkじゃなくてWalkだったんです。私はこのスーパーに日本から20年かけて歩いてきた事になるわけです。それでみな大笑い。私は赤面。彼女は、そんなに買い物して歩いて帰れるの?って私に聞いただけなのに・・・。おーまいがっ!日本の英語教育は間違っている事を痛感する日々が続いております。 【メール完】
確かにアメリカ人はイギリスほどはっきりWalk(ウォーク)とは言ってくれないからなぁ。しかしねぇ・・・(笑)。我社には米国現法二大話というものがあるが、これで三大になったと思う。ちなみに残りの二つとは
LA空港、JALの窓口でアメリカ人のおねーさんから「ツール顔ですかぁ?丸顔ですかぁ?」と唐突に聞かれた。いくらJALでも鶴顔は無いだろうと思い、「丸顔です」と正直に答えた所、「Sure. Window side」と窓側の席を取ってくれた。「通路側ですか?窓側ですか?」と聞いてたんや・・・と駐在員納得。
2つ目はここに書いていたかも。LAのレストランで「スーパーサラダはどうですか」とウエイトレスから聞かれたと思い、全員で「それはいい、それをくれ」と言ったところ「私はスープ オァ サラダ(続けるとスーパーサラダ??)と聞いとるんじゃ!どっちやねん」 I said soup or salad!!!! ・・・と怒られた。・・・とゆー話。
ま、こーゆー会社がアメリカで儲けを出せたのが世の中のオモロイところだと思う。もっとも新人にTOEICのレベルを聞くと800なんて平気で答えるから、笑い話は減っていきそうですなぁ。ぼーずとしては面白くないのだ。

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