今年の6月頃、滋賀石山の4Barsでやった以来じゃないかな?菊田俊介さんと静沢真紀ちゃんのDuo。この時はエレキだったが、真紀ちゃんが『次はアコギでやってみませんか』と提案したそうな。恥ずかしがり屋の真紀ちゃんにしては臆さずによーゆーた。エライ、エライ(笑)
26日、塚本のHowlin’Barで本邦初のアコースティックDuoが誕生した。なにせアコギでやるのは初めてだという。前回はコロナで家籠りを強いられた俊さんが自宅の機材を駆使し、レコーディングした話を聞いた。またその時に製作されたCD“In a Room”を買って帰ったが、素敵な曲が多く入っていた。今回はその中から何曲かをエレアコで演奏してくれた。
俊さんの歌には何度か触れているが、張りのあるいい声だと思う。ギター一本やりだった彼に歌うことを強く勧めたジュニア=ウエルズの先見の明はなかなかのものだと思う。そして『俺のことをウエルズさんなんて呼ぶんじゃねーぞ。Mother Fucker(くそったれ)と呼べ』というエピソードは何度聞いても強烈だ。
所で、本当にそう呼んだのかな??(笑)。そもそも人前じゃ口にするのもはばかられそう。日本人で唯一、アメリカで成功したコメディエンヌの大槻珠代は父親をそう呼んでいたな(笑)。論理的には正しい?きっついシャレだが観客は大笑いしてたな。しかし、あのギャグは今でも許されるのか?
話を元に戻そう。今回ちょっと違うのは真紀ちゃんのヴォーカルが増えたこと。以前は『エレキの轟音で誤魔化す』とか『こそっと歌って逃げる』と言っていたのだが、最近はヴォーカルに自信を持って歌っている。まぁ、俊さんと一緒なんでさすがに昭和歌謡マイナーブルースは封印したようだ。
やっぱり組む相手が違うと音が変わるので、いつものメンバーと違う相手と演奏するのも悪くないな。これでこのDuoを聴くのは何回目かな。欲を言えばそろそろDuo名を付けてもいいんじゃないかな。画像アルバムのタイトルには俊真紀と標記してきたが・・・余りにもベタ過ぎる(笑)。良い名前ないかな。


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