2008/9/25

箱根  ツアー

箱根へ一泊二日の取材旅行。
ポーラ美術館で「佐伯祐三とヴラマンク、ユトリロ展」を。なかに林武の黒い「富士」があって惹かれた。写真を見ると日本人離れした顔をした佐伯祐三のものでは「ガス灯と広告」という表題だったか、巨大な作品に惹かれた。ヴラマンク、ユトリロにはさほど刺激を受けず。
芦ノ湖に移動し、箱根園で駒ケ岳ロープウェイに乗り、伊豆半島まで広がる風景を眺めた。富士山は雲に隠れていた。山頂に謎の廃墟発見。いい銃撃戦ができそうだ。また大室山に行ったときも考えたのだが、この規模の山の頂というのはヘリが浮上してくる場面にもちょうどいい高さではないか。下山して水族館へ。魚たちは総じてまったりしていた。アザラシたちはぬーんと泳いでいた。ワニガメだけは空腹らしく落ち着きがなかった。先日見た『ブロークン・イングリッシュ』でも水族館が出てきて、ペンギンを見ていると落着くと主人公が言っていたが、それは窓の向こうだからこそにちがいない。ここでも窓の向こうだったが、あれは小樽だったろうか、窓越しでないペンギンはひどく臭いので、とても落着いてなどいられないはずだ。
そんなところでおおよそ当初の目的を終えたので、夕方には御殿場プレミアム・アウトレットへ。今年後半分の衣装を購入。興味深い場所だが広すぎる。閉館近くまでうろうろし、帰宅して疲労がどっと出た。
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2008/8/11

ロカルノ旅行記  ツアー

なにも書かないつもりだったが、いろいろ面白かったので。
まず飛行機の出発が三時間半遅れた。悪天候で飛ばなかったことはあったが、これほどの遅れははじめて。いろいろあるもんだ。千円分のバレ飯代が航空会社から出た。蕎麦を食って時間をやりすごす。乗るとすぐにワインのミニボトルが目に入る。着くまで飲まないつもりでいたが、なんとなく。と、日本で飲むあの薬くさい味がなく、非常に喜ばしい。やっぱりあれがあるとないとでは大違いだ。オーストラリア産のミニボトルとはいえ、つい四本空けた。
チューリッヒからルガノ行きに乗り換え。ルガノは先日まで時間をともにしたダグラス・サーク先生の終の栖。へんな因縁を感じる。ロカルノにもいろんな来方があるのによりによってルガノ経由とは。で、その飛行機はなんと、人生初のプロペラ機。撮影では乗ったことあるけどこういう機会はあまりあるもんじゃない。前日に、かつて同じ経路を辿ったさる方に話を聞いたばかりだったが、まさかいまもそうだとは。着いたら着いたでやはりワインを飲み続ける。もう日本で飲む必要ない、ってくらい美味い。泊まりはRAMADA HOTEL la Palma au Lac。なお、機内にて『ジェノサイドの丘』をようやく読了。今世紀の人類必読の書であることに疑いなし。

朝、八時から湖畔でウォーキング一時間。八年前に泊まったホテルを探すが、どうも見つからない。それらしきものに行き当たるも、記憶とは若干様子がちがっている。かくも記憶とは曖昧なものか。しかし、かつてよりずいぶん美しくなっているのに驚く。観光地特有のごみがなくなった。ロカルノも頑張っているのだ。
ジュヌヴィリエチーム公式上映は映画祭のオープニングでもあった。しかも拙作が冒頭に上映される。へんな緊張を余儀なくされたが、幸いにして映画祭初日などというのは人出が少ないもので、助かる。
午後はだらだら過ごし、夕方にEX-REXという小屋でナンニ・モレッティの白紙委任状で択ばれたスコリモフスキ『不戦勝』をついに。そのことばかり伝説となってイエジーさんのシュールレアリスムが忘れられがちだが、やはり73分を40カットで押しきってみせる若々しさに拍手。監督・主演のあり方をまた考えさせられてしまったが、走る列車から飛び降りるというのはよほど運動神経に自信ないと無理だろう。本作も、そのあまりにもな困難さのためか、キャメラの影が映りこんでしまったのをNGにせず、ワンテイクこっきりで使っている。しかし最新作でも出てきた牛がやはり絶妙のタイミングで登場する瞬間には呆気に取られた。ただの動物好きと言われてもしかたない。
パリからの松島さん、ジュネーヴからの初井君としばしの再会。松島さんにはなにかと通訳をお願いする。夜、ジュヌヴィリエチームのパーティーで、モレッティの近作『Il Caimano』を見逃す。残念。泥酔してホテルに戻るとドゥニ・ラヴァンとばったり。

翌朝のウォーキングはアスコナ方向へ。その後は部屋で仕事をし、午後、到着の夜ワインを呑んだカネッティというカフェで取材を受けたほかはホントに映画も見ずなにもせず、ただだらだらと。

三日目のウォーキングは再度ルガノ方向。昨日の歩きがハードすぎたか、若干筋肉痛ぎみ。少し仕事をしてから、十一時よりモレッティ『ビアンカ』。タイトルの意味はもちろんミック・ジャガーの元奥さんに違いない。そっくりな女優が相手役になる。が、若きモレッティ自身の立ち居振る舞いは大泉洋にしか見えないのだった。ユニ・ジャパン相原さん、元ぴあの三原さん、通訳の松島さんと坂の上の角のピザ屋でランチ。その店でマルコ某とばったり。マルコが来るだけのことはある味のピザ。ミラノへ向かう相原さん、三原さんをお見送りして、松島さんとロープウェイを乗り継いで山の上へ。それなりの絶景。アルプスもちょろっと見えた。下山は歩き。街へ下りてみると、さすがに有名観光地、土曜ともなれば人出が増える。夜、モレッティ白紙委任状二本目はコッポラ『雨の中の女』。ヴィデオで見たきり、フィルムで見るのははじめてだが、やはりいい。なんかちょっとヴァージョンちがってる気がしたがきっと気のせい、記憶違いだろう。晩飯はまたカネッティ。店を探すのに苦労するロカルノだが、ここはなにを注文してもうまい。……ああ、パニーニ以外。パニーニはやめておくこと。パリで言うパニーニとはちがう、ひどいものが出てくる。ピアッツァ・グランデの一番奥、MIGROSの隣。朝が早いせいか、毎晩夜九時には寝ていた。おかげで帰国後の時差ぼけには悩まされずに済みそうだ。

それにしても新しいパソコンの使い方がわからない。
Office 2007で書いたものは2003では読み取れなかったり、メールがいちいちややこしくて無線LANの使い方がわからなかったり、バッテリーが7時間持つという触れ込みだったのに三時間半しか使えなかったり。まあおいおい解決していくことだろうが、原始人には難しすぎる。

そして帰国早々、原始人は加圧トレーニングへ。両腕パンパン。
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2007/12/15

マラケシュエキスプレス4  ツアー

で、起きたらまた五時。アトラス山脈はやはり美しい。で、また仕事した。

で、当然ながら異常な空腹。俺としては異例の躊躇なさでルームサービスを注文。二時間後には空港だがそれまで何も食わないなんて死ぬ。サラダと普段食わないチーズバーガーを一気食い。バーガーの肉はフツーに羊だったよ。
それにしてもまったく、おかしな旅だった。いちいち金のかかった(でも、しつこいようだが賞金は無し。でもルームサービス込みで全部向う持ち)映画祭だったし。
でも、あの市場にはもう一度来て、あれらのなんだかわからないものをたらふく食べてみたいものだ。とはいえとにかく当分いいな、海外は。と思いながら来年早々、フランスがあることを考えるとさらにぐったりする。

で、帰りの飛行機だ。マラケシュ空港で乗った飛行機はすぐにカサブランカに着く。すると「お前はロンドンだろう?」「イエス」「では、ステイヒア」……??? 要するにこの飛行機はそのままロンドンに行くわけだが、待てど暮せど出発する気配なし。そのうちあれやこれやを運び込み始めたかと思うとカサブランカから乗ってくる客が乱入。隣にはガス・ヴァン・サントそつくりのおっさん。約一時間、機内に軟禁状態ののち、ようやく出発。無事、ロンドンへ。
……まあ人生、何事も経験ですわ。

今回の教え。
1、歯ブラシとLANケーブルは忘れずに持っていくこと。ホテルには大抵ない。
2、古いホテルの部屋の鍵は開けにくい。押してダメでも引けば開く。
3、酒がなくても食ってみたいと思ったら、即食うこと。
4、マット・ディロンは超いいやつだ。

そう言えば、かの国の通貨単位はディラムといいます。10000円=約680ディラム。つまり俺はラッパを五千円弱で買ったということだな。
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2007/12/15

マラケシュエキスプレス3  ツアー

起きたら五時。もう眠れないので仕事をするしかない。シナリオ二本、直しました(勤勉)。

昼になんだか私を囲むランチと銘打たれた食事会。
行きがてら見た景色に「いまここで西部劇が撮れる」と。いい感じの荒野が一面に広がってましたよ。クスクス・ウエスタン、なんてどうでしょう? 昼食会ではミシェル・シマンと初顔合わせ。まあだからどうしたというわけでもない。どうやら威張り散らしたいオヤジらしいので、一応、あんたのロージー本は俺の愛読書だ、と上げといた。
しかしテレビに出て取材受けて、その頃にはヘタレきったので四時ごろホテルに戻ると、夜までぐったり眠ってしまった。もう一度あの市場に行って得体の知れないものを食っておきたかったのに、残念。

で、夜はなにやら俺を表彰するセレモニーが執り行われるわけで、ほとんど、これ「どっきり」でしょ、と疑わざるをえないチープな豪華さに彩られた舞台セットに「予行演習」どおりに出て行き、満場の観客(たぶん千人くらい)の前で来る前にほんの十分くらいで書いた原稿でスピーチしてきましたよ。いや、もうちょっと緩い感じだと思ってたんですけどね、生涯で最も大袈裟な表彰を受けた気がしますね。今後もういいことなんかない、というか、だいたいこれじたい別にいいこととは思えないし。おまけに賞金もないし。つくづく自分が金運に見放されていることも思い知りましたよ。
ともかく、終わったら食事だというので足早に会場をあとにし、ホテルに戻るとバーでジョン・ハートと再会。ジャック・ドゥミのこととか喋った。今回はミスター・ハートとマット・ディロン君に俺のことを知ってもらえたことが最大の収穫だな。

しかし今度は先ほどのつづきで俺を祝うパーティーがあるから顔を出せ、というので行くとヴェネチアのマルコちゃんが来ていて、表彰式のことをひとしきりからかわれた。自分でもあれが猿回しの猿のようだったことはよくわかってますって! しかしそこで何か食えると思ってたのに、俺なんかまるで関係ない状態の狂騒のなか、どんなに探しまわってもオードブルしかなく、ただぐったりしにきたようなものだとがっかりして、早々にホテルに退散、半分帰り支度して寝た。
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2007/12/15

マラケシュエキスプレス2  ツアー

で、ほとんど眠れないまま朝を迎え、ようやく寝て起きたら、もう昼だ。
窓から見えるアトラス山脈は雪景色。手前にはサバンナ。
モロッコは素晴らしい。
通訳のヴァレリーさんと映画祭の担当プログラマーの三人で飯。俺はサラダ・ニソワーズだけ。それから明日の「予行演習」へ。「予行演習」ってナンだろう、と思っていたらなにか俺はとても大袈裟な表彰をされるらしい。知らなかった。何の賞だかは知らない(どうも功労賞めいたものらしい。しかし……この歳で? 肩叩き?)し、賞金があるのかどうかも知らないが、とにかく褒められるらしい。で、アリババチックな豪華絢爛な舞台装置(真珠風なビーズをちりばめた緞帳が二枚、へろーんと開く)のなかを歩くのだ。とても恥かしい。けどここまで来たら、やるしかない。
はいはい、と命令を聞き、一休み(この時点で、ロビーでの無線LAN以外ではネットが使えないこと確定。日本とのやりとりは世界携帯のみ可能ということになった)してからガイドさんに連れられて旧市街見物へ。
先ほどまでと打って変わって、巨大スラム。いわゆる『知りすぎていた男』の冒頭やら、それこそアリババが駆け巡る路地やらアリババの家やらを思い起こせばわかってもらえるだろうか。埃まみれのロバと同じくらい埃まみれの人間と荷車とバイクと自転車が、細い路地を行き交いまくる途方もない混沌。ヘイ!ニッポンジン、俺の彼女もニッポンジンよ、ほら、携帯の写メ見て、この子だよ、だからこのターバン買いなさい。……買わんちゅうねん。ぼんやりした状態で吹くのがすごく難しいラッパを一個購入。八百だというのを、三百しか出せない、ごめんよ、と帰りかけたら、いいよ三百で、ということで買った。なんだそのアバウトなディスカウントは! さらに、夕暮れどきになると煙もうもうの屋台がわんさか立ち並ぶ東京ドーム大の広場にもすげえエネルギーが溢れている。コミケかと思った。エスカルゴ屋の屋台とか聞いたことないぞ。焼いた羊の顔が並んでいるよ。炒めた茄子がどかんと積んであるよ。いやはや、ホーチミン以来の混沌を味わいました。しかもこの屋台にはアルコールが一滴もないのだ。さすがにアルコール抜きではこんなところで食べる気もせず、しかしアルコール無しでフツーに盛り上がってる民族っていったい……w

で、アルコールにありつくべくホテルに戻ってバーでワインを呑んでいると、コンペの審査員で来ているジョン・ハートが目の前に。俺、めっちゃファンです、『天国の門』と『ヴァイオレント・サタデー』のあなたは最高でした、と語り、おおペキンパーか、あいつは素晴らしいやつだった、ウチの女房もその二本がベストだと言うよ、とあの独特の笑顔で喜ばれた。で、そのジョン・ハートや審査委員長ミロシュ・フォアマン(アイヴァン・パッサーの話がしたかった)は来なかったけど他の審査員と晩飯。モロッコ伝統料理。でも屋台の得体の知れないもんのほうが実は美味そうだ、と後悔してやっぱ明日食いに行こうと決意。
食後、ホテルのバーで映画祭スタッフに混じってワインを呑んでいると、今度はマット・ディロンだ。紹介されて、やあミスター・ブコウスキー、同世代だ。OK仲良くしよう、俺たちはコッポラ好きだよな。もちろん、俺が昔映画作ってた会社はランブルフィッシュってゆうんだぜ。へえ、で、お前の映画はなんていうんだ? Sad Vacationだよ。なに? それはジョニー・サンダースのアレか? そうだよ、そこに気づいてくれたひとははじめてだなあ。そうか、いや、あれは名曲だからなあ……とかいろいろ喋って仲良くなった。俺は日本が大好きだよ、初めて行ったときまだ十五歳くらいだった、というのでじゃあ今度日本に来たらぜひ呼び出してくれ、また一緒に呑もう、と約束した。とてもきれいな顔立ちだった。
ディロンが帰ったところで私も部屋に戻って寝た。
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2007/12/15

マラケシュエキスプレス1  ツアー

その妻に叩き起こされ前代未聞のスピードで荷造りして、前代未聞のタクシー成田乗りつけ。いくらかかったかはヒミツ(涙)。
ロンドン経由ANA。
空港ラウンジでユーロ用財布を忘れたことに気づく。
今回の旅のお供はグリール・マーカスの『ライク・ア・ローリング・ストーン』。読んで驚いたのだが、いくら名曲とはいえたった一曲をめぐって一冊の本が書けるとは思いも寄らなかった。しかも止められない面白さ。ダメになったマイク・ブルームフィールドの描写がひどく悲しい。他人事とは思えない。だからこそ絶対テレキャスターを買うぞ、たとえ日本製でも、とさらに決意。
しかしさすがに前夜の呑みすぎのせいで、機内食を食ったら途端に爆睡してしまったのだが、起きて気づいたのは、ロンドンまでのチケットは成田で手にしたけれどロンドンからマラケシュの分はもらっていないことだ。慣れないe-ticketの恐怖。若干パニくり気味で親切なキャビンアテンダントさんに相談。まあなんとかなるだろう、ということで、とにかくヒースローでトランジット。
新携帯=世界携帯で家に電話。当たり前だが、繋がって歓ぶ。
チケットカウンターらしきものを見つけ、事情を説明すると、ここへ行ってこうしろ、と。で、言われたとおりしたのだが、マラケシュ行きは一時間遅れ、というお知らせ。これも何かの縁だ、と円をユーロ(でもイギリスはポンドのまんまなのだ、とのちに気づく)に替え、空港内のHMVでディランの二枚組ベスト盤を購入。繰り返し《ライク・ア・ローリング・ストーン》だけを聴き続ける。思い起こせば高校時代ディランとビートニック(祝!『路上』新訳!)に同時期にハマり、その後『シェルタリング・スカイ』込みでポール・ボウルズに至ったのだから、モロッコへの旅の間にディラン、というのも偶然だが因果な話だ。するとベルトルッチの話(『ザ・ドリーマーズ』についての例によってやや冷淡な一口コメント)もこの本には出てきて、そうこうするうちに本は空港で読み終えてしまった。
なんとなく乗り換えも無事に済み、機内は再び食後爆睡。起きたらもう到着である。

初アフリカ大陸。

バスで到着ロビーに行くと、マラケシュ!と叫んでいる係員らしき女性二人組。ここはどこですか、と訊けばカサブランカだ、と。どうりでやけに霧が深いと思ったよ(爆)。俺はマラケシュに行くのだが、とさらに言うと、じゃあユー、あっちでトランジットしなよ、と指差す。いや、そもそもマラケシュまで乗り継ぎあるなんて知らなかった(ちなみにe−チケットにそのことはちゃんと書いてありました)し。そんなの、ヒースローで言えよ!

とはいえホントのらりくらりやっているうちにマラケシュ到着。バゲージも無事到着。外面だけは超立派・超ポストモダンなマラケシュ空港。なんか「インターゾーン」風(あれはタンジールか)なデザインでした。

それはそうとみんな知らないと思うけど、寒いよ、十二月のモロッコの夜は。東京と変わらない。出掛けに吉田喜重監督から、モロッコといえど夜は寒いので防寒の支度を、とアドヴァイスをメールしていただいて、助かりました。

出迎えのあんちゃんに出迎えられつつ、車で数分のホテルLe Palace Es Saadiへ。意味不明なまでにかつてない超豪華さ。ええ、要するに『アラブの盗賊』の世界なわけよ。床もドアもタイル張りなわけよ。部屋には薔薇の花束が置かれてるわけよ。あちこちに薔薇の花びらが散らしてあるわけよ。二人らくらく入れる浴槽なわけよ。ベッドはカーテンで三方仕切られてるわけよ。……いやいや、男一人にそんなエロエロしさはムダやゆうねん。
でも買おうと狙っていた垢擦りミトンがあり、即お持ち帰り決定(貧)。
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2007/10/28

下品こそ、この世の花。  ツアー

木曜に北九州に入って小倉駅裏の角打ちで打ち入り。金曜は朝から四本(『トラック野郎爆走一番星』『日本侠客伝・花と龍』『コータローまかりとおる』『温泉みみず芸者』)見つつトーク後、紺屋町の居酒屋で赤霧島。土曜は熊本まで電車移動(遅刻してごめんなさい)して舞台挨拶&取材を受けたあとに車で阿蘇越えで大分入り、府内城そばのダイニングで二階堂とシネマ5裏の小さな公園の奥にあるバーで泰明二杯呑んでトークと『堕靡泥の星美少女狩り』鑑賞……といった感じで、呑み続けによってへとへと。いま眠くてしかたない。

師匠は大分でお疲れのため夕食をパス。一瞬、心配したが、23時からのトークには晴れ晴れとしたお顔で再登場なさった。今夜も今夜で熊本denkikanでトークなさったはずである。

北九州で『温泉みみず芸者』の上映終了後に拍手喝采が起きたとき、べつに私の手柄でもないのに、よし! と思われた。少なくともひとはこの無軌道な娯楽精神に飢えている、というのは言い過ぎだとしても、求めていることはたしかだと思われた。それにしても、決して映画をヴィデオやdvdで見ないソクブン師匠の精神を反映するようにデジタルソフトの貸し出しをしない東映の意向により「日本最高のデジタル上映施設」を誇る八幡・マルチメディアホールに35ミリ映写機二台をぶちこんでガラガラという回転音を聞きながらの鑑賞は、何とも小気味良いものであった。

大分空港までのバスは呆れるほど長距離すぎだったが、帰りの飛行機からはじめて見た佐多岬には感動したし、本日は秋日和で小豆島やら淡路島やら、神戸・大阪・京都が一望できたし、琵琶湖も見えたし、名古屋上空あたりからすでに富士山見えたし、土肥も見えたし、大島上空を飛んだし、片時も目を離せない文句なしの大空中パノラマショーであった。
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2007/9/19

北海道はもう秋なのさ♪  ツアー

はい、札幌です。キャンペーンです。シアターキノ、これまたステキな小屋です!!!
アンナ・カリーナとノスタルジアっす!
これから札幌に来る予定のある方、とりあえず羽織物はご持参下さい。邪魔になるかと思っても備えあれば憂いなし。

とあるはてなブログに「教訓」という形で拙作批判がなかなか詳細に展開されておりましてそれなりに興味深いものがありましたが、総合して申せば所詮趣味人の(笙野某にとってのブンガクとさして変わらぬ類の)よしなしごとでしたので、こんなにクソ忙しくなければ反論とかしてもよいのですが、残念ながらマジ死ぬほど忙しいので、スルー。

ひとつだけ書くと……もちょっとフォードとかホークスとかマジメに見たほうがいんじゃね?w

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2007/8/30

またツアーだ。  ツアー

『シネ砦』拝読のBGMに最も相応しいのはレイジだ、と予測し、dvdをかけながら読むとこれが見事的中♪かなりノレた。トム・モレロの発想ってマジ同世代って気がする。……しかし一方、レッドホットチリペッパーズではどうも座りが悪い。そもそもジョン・フルシアンテのどこがそんなに凄いのか、私にはもうひとつわからない。そりゃフリーのベースは凄いけど。フリーとザックとトム・モレロが組むとどうなるんだろうか、と夢想……きっとてんやわんやですねw

んなわけで、本日もやっぱり結局右往左往して、『天国の門』との再会も果たせず、明日の朝も早いのでそろそろ眠らなければ、と思うのだが、これほどそわそわもわくわくもない海外行きははじめてで、マジたんに疲れている。これであとはフランスでやるイベントが終ったら当分、海外行きは御免蒙ろうと真剣に思う。てゆうかもういいでしょう、お役御免てことで!

では、また来週。。。
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2007/8/25

戻ってはきたけれど。  ツアー

名古屋、大阪、福岡、そして湯布院の皆様、本当にお世話になりました!
ありがとうございました。
心身ともに完全にズタボロ状態ですが、気分だけは充実しております。

東京に戻ってすぐ、西麻布の御寿司屋さん・たなかでテレビ収録。
「ボクらの時代」というCXの番組で、16日(日)の朝七時から放送、とか。
寺島進氏と浅野忠信氏、そして私がフリートークしてます。
朝七時だからなかなか御目に触れることが難しいとは思いますが。よろしかったら。

帰宅してボロ布のように眠り、一時的に起きた。神経がいつも以上にささくれ立っている。とにかくしばらく酒を抜くしかない。それが何よりの恢復方法だとはわかっている。
だが、取材地獄はまだまだ続く。。。
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