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2005/2/21

2005年2月中旬の映画  趣味

観た映画が溜まってきたので感想を消化したい。今回は4本。映画の粗筋やキャストについてはタイトルをクリックしてリンク先のサイトを参照していただきたい。だいたい観た順番。


【今日の映画:1】アメリカン・ビューティ★★★

観たあと、(おそらくは)歪んだ表情で「なんじゃこりゃ〜〜?!」と声を発せずにはいられなかった。これは、イカレた話なのか、美の話なのか、死の話なのか、それら全部なのか、何だか不可思議なびみょ〜な気分にさせられる。
鬱屈したアメリカ中流家庭を構成する一見普通で実は結構イカレてる登場人物たち。主人公のレスターが娘の友人に一目惚れしてからどんどん自分を取り戻して明るくなっていくのだが、取り戻し方がおかしいし家庭はどんどん崩壊していく。その様子が痛快でもあるし悲惨でもある。ドロドロに崩れ去るすんでのところでレスターが死んで終わる(彼の死は冒頭で予告されている)のだが、最後殺しとけば綺麗に終わるみたいなこと考えてんじゃないのか?と邪推してしまった。
直後は多少の混乱もあったが、作りは巧いし演技もいい。あとからだんだん味が出てきた。実に面白い作品だと思う。でもね、アンジェラのキャラクター設定は陳腐すぎだろ!


【今日の映画:2】スクール・オブ・ロック★★★★

この映画を観てピクリとも血が騒がないって?そりゃご愁傷様。アンタにゃロックンロールが足りないぜ!
映画の筋で無理矢理分類するならば、「破天荒教師型」とでも言うのか。型破りな先生がやってきて生徒たちの価値観を変える類いの話。「今を生きる」とかね。しかぁし、自由な発想に理解のある振りした進歩主義きどりの親どもなんぞ裸足で逃げ出すジャック・ブラック先生のロック教室の始まりだ!教える科目はロック史、ロック実技、自由研究(バンドマネージメント、ステージ衣装製作、防音保安警備)のみ!なんたってロックは"大物(The Man)"に反抗する魂の叫びだ!ヤツはニセ教師だが、いいやつなんだぜ!
ラストのステージは近年稀に見る興奮もの。興奮冷めやらぬまま、スタッフロールの楽屋落ちも心地よく。DVD版はオマケも豊富で楽しい。レッド・ツェッペリンに楽曲使用をお願いする映像とか。お勧めだ!観ろテメーら!


【今日の映画:3】スティング★★★★

映画やドラマを観て、犯罪者に憧れたことってあるだろうか?正直言って、最初にこの映画を観たとき詐欺師やイカサマ師に憧れた。
いまさら説明するまでもない、これぞ映画娯楽!というべき名作。観るのは2回目で、筋も落ちも覚えていたにも関わらず面白かった。ああしかし、できることなら内容をすっかり忘れてもう一度まっさらな脳味噌で観てみたいよう。まだ観てないというあなた、もったいないから死ぬまでに一回は観ることをお勧めします。そんでもって騙されてください。
主題曲の「エンターテイナー」は、いつかギターで弾けるようになりたい名曲。ちなみに主役のキャストが同じである「明日に向かって撃て!」を観ると西部劇のギャングに憧れる(かもしれない)。


【今日の映画:4】ロード・トゥ・パーディション★★★

「アメリカン・ビューティ」から監督(サム・メンデス)つながり、「スティング」からは俳優(ポール・ニューマン)つながりなトム・ハンクス主演作品。
禁酒法時代のギャングもので、コート姿でトミーガンを乱射するとなれば自然と評価も上がりますわな。ギャングの世界を(初めは)何も知らない子供の視点から描いているところも巧い。親子愛・家族愛で一貫させているところも。まあおかげでマイケルさん(トム・ハンクス)はちょっと暴走気味で、ゴロゴロと死体を量産した挙句に最後は殺される(マイケルの死は冒頭で暗示されている)。死んで綺麗に終わるあたり、監督こういう話が好きやね〜と苦笑してしまったが、全体的に雰囲気のいい良作。
ジュード・ロウ演じる殺し屋が全体の雰囲気にアクセントを加えている、というか変な味を付け加えているような……個人的には大好きだけど。
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