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2009/3/21

背もたれから体浮く  趣味

先週の金曜日のことになるが、新宿の「K's cinema」にてシネマハスラーで紹介された園子温監督の『愛のむきだし』を観てきた。まあいろいろな要素が詰め込まれたパワーのある映画なのだが、なんといってもほぼ4時間という『アラビアのロレンス』級の長尺!午前11時半から始まって4時ごろ終わったときにはぐったりと疲労してしまい、翌日のホワイトデーのために何か新宿で買って帰ろうと思っていたのにそのままウチに戻った。

といっても4時間がだるくて苦痛だったというわけではない。盗撮、変態、不良、格闘、ラブコメ、エロ、新興宗教、友情、家族、血飛沫、狂気などなどおよそエンターテイメント映画で語られそうなテーマ+αがてんこ盛りで、登場人物たちはタイトル通りに本能を剥き出しにしつつ愛に向かって暴走していく。もう無っ茶苦茶!無茶苦茶面白い!

西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラという主役級の若い3人をはじめ、脇を固める渡部篤郎などの演技は素晴らしい。いい意味で「ありえね〜!」と突っ込みたくなる笑えるシーンが満載な前半から心臓がバクバクしっぱなしになる緊迫感溢れた後半へと突っ走り、体感時間としては半分以下、いや2〜30分程度といっても大げさではない。緊張に拘束されたまま迎えたラストカットそれ自体はそれほど意外性があるわけではなかったが、直後に「The End」がバンッ!と出たとき思わず座席の背もたれから上半身が浮くほどの衝撃を受け、エンドロールでは珍しく涙が止まらなかった。「ゆらゆら帝国」の楽曲もいいね〜。

というわけですっかり精気を奪われて帰宅した。凄いっす。超・お勧めです!※でも主演したAAAの西島君の「純粋な」ファンの人は観たら怒り出すかもしれないので注意。
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