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2008/11/15

泣き笑い鬱癒し  趣味

ポッドキャストでTBSラジオの番組を聴き、伊集院光が落語家崩れだと知った流れで、数ヶ月前からポッドキャスト配信の落語を聴いているけど寄席にも独演会にも行ったことがないという毎度ながらの俄かファンである。

それはそれとして、TBSラジオ・ストリームのスペシャルウィーク配信にて小西克哉・裁判ウォッチャー阿蘇山大噴火・落語家立川談春の居酒屋鼎談を聴いたときに取り上げられていた話題の本を読んだ。

赤めだか

立川談春が立川談志に弟子入りしてから二枚目になるまでの前座修行時代を中心に半生を綴った随筆。

本を読んで久々に泣いた。超一流の芸人が芸にかける覚悟や厳しい人間関係の中に垣間見える深い人情と愛情が心の琴線に触れたから。そして笑った。数々の破天荒で出鱈目な修行時代のエピソードには天然物の笑いがある。だけど読みながら消えてなくなりたくなった。被教育者としての怠慢と軽薄さとに恥じ入ると同時に、教育者としての不明と無能とに絶望せざるを得ないからだ。それでも読後には風呂上りのような爽やかさが残った。立川談志という天才や立川談春という天才の弟子に及ぶべくもないという諦観もあるのかもしれないが、談志が語るように「落語は人間の業の肯定だ」から、この本もまた駄目な読者を掬ってくれるひとつの「噺」として完成してるんだろう。

お勧め。読むべし。


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