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2008/12/17

アンギャルド:ファンデブ!パレ!リポステ!  遊戯

北京五輪フェンシングで銀メダルを獲った太田選手のおかげでフェンシング競技人気が高まっているとかいないとか。実際にフェンシングを体験するのはちょっと大変な気がするので、そんなときはゲームで疑似体験でしょ。

アンギャルド解説実況カジノロワイヤル

数あるクニツィア先生のゲームの中でもシステムとテーマが最高にマッチしているのではないかと思われるフェンシングゲームで、ドイツフェンシング協会のお墨付き。複数の出版社から複数のヴァージョンが出されてきた。まずシンプルなコンポーネントのアバカス社版が2種類、次にラヴェンスバーガー社版の『デュエル』、最近になってフランスのフェルティ社が出版したジオラマセット付き豪華版『アンギャルド』という流れになっている(フェルティ社版以外は現在絶版)。私が入手したのはフェルティ社が先日出版したコンパクトなトラベルヴァージョンである。『デュエル』に入っていた拡張カードは含まれていない。

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【ボードはゴムを裏張りしたフェルト生地製】

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【フェンサーは金属コマ】

ルールはいたってシンプルな2人専用ゲーム。1〜5が5枚ずつ計25枚のカードから5枚ずつを手札にし、手番にカードを1枚出して数値分の前進・後退・攻撃を行う。攻撃はちょうど相手のいるマスに到達する数値でなければならない。基本ゲームのルールはこれだけ。通常ゲームでは、同じカードを複数枚出して攻撃できる一方で、攻撃に対して防御(受け流し)と反撃(突き返し)が可能になっている。さらに発展ゲームでは前進攻撃というオプションが加わり、前進攻撃に対しては単に後退して回避するという選択肢が増えている。

相方と決闘。基本ゲームから段階的に発展ゲームまで行った。カードが尽きたときの勝利判定がやや複雑で理解し難かったようだが基本的な手順や戦術についてはすぐに飲み込んでいた。とにかくいかにして攻撃の間合いに持ち込むかが勝負なので、使われたカードから相手の手札と戦術を読み、相手に肉迫したり逆に引き気味にして誘ったりしながら絶好の瞬間を作る努力をする。だが様子を見すぎるとカードが切れてラウンドが終了するため、ときには思い切った賭けに出ることもある。1ラウンドがあっという間に終わるので繰り返し10ラウンドほど熱中して遊んだ。勝敗数はとんとん。

実際のフェンシング経験はないけれど「フェンシングってこんな感じなんだろうな」という気分に浸りながら熱い対戦ができる素晴らしいゲームだ。テーマと整合するクニツィア・システムはまさに無敵

◆フェンシング用語変換◆
せっかくのフェンシングゲームなんだからゲーム内行動をフェンシング用語で表現したいと思って調べてみた。フェンシングをやっていた先輩に訊いたところ、発展ルールの「前進攻撃」と「後退回避」についてはぴったりの個別表現がないとのこと。

開始状態:アンギャルド
前進:マルシェ
後退:ロンペ
攻撃:ファンデブ(ファーント)
防御:パレ(パラード)
反撃:リポステ
前進攻撃:マルシェ・ファンデブ(ファーント)
後退回避:ロンペ
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