2007/8/2

行政視察・熊本県熊本市  活動報告

 いよいよ視察最終日、7月13日は朝の9時から熊本市に伺いました。台風はさらに近づいていましたが、この日も天は雨を降らさず持ちこたえてくれていました。
 実はこの最終日、委員長として一番心配だったんです。相手は九州を代表する大都市の1つである人口67万人の熊本市。以前ある地方の県庁所在地の市に視察に行った時、あまりいい印象が残っていなかったからでした。当局の説明員は、やる気なさそうにダラダラと資料を読むだけだし、質問をすれば面倒くさそうだし・・・。「熊本もでっかいから大丈夫かなぁ・・・。」この日の熊本市での勉強は、主に「水」に関することで、熊本市の湧水と地下水保全についてと、「熊本市水の科学館」と湧水の湧き出る「八景水谷」の現地視察でありました。
 熊本市の地下水保全については、さすが生活用水を100%地下水でまかなう街という感じでした。当局の説明の節々に水を大切に思う気持ち、そして危機感をもって保全に取り組んでいる真剣さが伝わってきました。その証拠に、ちょうど7月は節水キャンペーンの時期ということで、市役所1階のロビーには、節水や地下水に関する展示物やブースが設置されていました。
 ここで、ふと不安がよぎったのは、うちの座間市ではこんなに地下水保全に対して日頃から取り組んでいるかということでした。市民の方々に、地下水の大切さを常に訴えているだろうかということでした。座間市の水は約85%が地下水です。県水も受水できるからというものはでなく、もっと座間の地下水を大切にしようという気持ちを市民の皆様にアピールしなければいけないのではないかと強く感じました。
 市役所を後にして、続いて私たちは「熊本市水の科学館」と「八景水谷」の現地視察へと向かいました。水の科学館では、説明員より館内を30分ほどかけ案内、各ブースの説明をうけましたが、子どもたちが「水」について親しんだり「節水」について勉強するにはとても行き届いた施設でした。印象的だったのは、建物に囲まれた中庭と言ったらいいでしょうか、そこにちょっとした水遊びができる噴水などもある幼児用プールのような中池があり、その日は近くの保育園と言っていましたが、園児たちが水着姿になってはしゃいでいるところでした。「八景水谷」は、この水の科学館の周りが芝生の広がる公園になっていて、その敷地の奥にあり、水辺のベンチにすわるといかにも市民の癒しのスポットという趣で、残念ながら連日の雨でぬかるんでいたため、水が湧き出る水源は見れませんでしたが、こうこうと澄んだ水を貯えておりました。
 冒頭、私がある種の不安をもって視察に入ったことを書きましたが、熊本の皆さん大変失礼をしました。それは私の取り越し苦労に過ぎず、役所でも科学館でも懇切丁寧な説明をいただき、また恐縮するほど多くの職員の方たちにサポートをいただきました。本当にありがとうございました。
 実は熊本市議会事務局さんには、さらに私ども一行のわがままをお聞きいただいたんです。最近、「赤ちゃんポスト」で話題になった慈恵病院に連れていってもらいました。もちろん、場所が場所ですから、ポストのそばまでも行きませんし、バスから降りることも車中からカメラを向けることもせず、病院がどういう環境の中にあるのかだけをこの目で確認したかったのです。そこは、大通りから1本住宅街に入ったところで、とても静かな環境の中にあるように感じました。
 夕方6時頃、羽田空港に降り立ち、今回の2泊3日の建設水道常任委員会の行政視察は無事終了しました。委員長として初めての視察でしたが、委員さんたちに助けられ、十分な協力をいただいたなかで、大きなトラブルもなく比較的スムーズに進めることができ、本当にホッとしたというのが正直な気持ちです。皆さん、ありがとうございました。

<お詫び>下記の画像、8月29日に誤って削除してしまいました。デジカメのデータも消してしまっていて復旧できなくなってしまいました。申し訳ありません。

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情緒たっぷり「八景水谷」
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